1.老後の生活費に不安をもっていませんか?
老後の生活で、一番不安なのが生活費です。
月額35万円は必要!だとか、平均額は26万円とか。
毎年、誕生日の月に社会保険庁から送られてくる「年金定期便」
その金額を見て「こんな少ないお金じゃ暮らしていけない」と
嘆いていませんか?
「あと5千円あれば、毎日の夕飯が少し豪華になるのに」
「あと、2万円あれば、家族で外食できるのに」
贅沢したいわけじゃない。
ほんの少しでもいいから、稼ぎたい。
仕事はしたいけれど、選ばなければ仕事があることもわかっている。
でも、50代になると、腰痛など持病があって、立ちっぱなしの販売や
清掃のお仕事ができなかったり
両親の介護で外でお仕事ができない人が、多い年代じゃないでしょうか?
収入を増やしたいのに、それができない。
そこで、よく耳にするのが、在宅ワークと呼ばれるもの。
でも、在宅ワークって特殊な能力や技術がある人しかできないんじゃない?
私はそう思っていました。
2.クラウドソーシングって何?
そこで、今注目されているのが、クラウドソーシングでの仕事です。
クラウドソーシング
これまでプロが作っていたことを、不特定多数のクラウド(群衆)が集まって
何かを作り上げていくことを指します。
アウトソーシングと似ているけれど
ちなみに、クラウドとはCloud(雲)ではなくCrowd(群衆)です。
以前は、会社の会議室で直接会って、仕事の依頼や受注をしていたことを
顔を合わせることなく、すべてネット上でやりとりすることです。
主にアプリ開発・ホームページ制作・デザイン・ライティングなど
プロと企業が、仕事をネット上で受注や発注します。
ただ最近は、プロはもちろん主婦や学生で、文章を書くのが得意とか
学生だけれどもwebデザインを勉強中という人でもお仕事があるのが
今のクラウドソーシングなのです。
でも「文章を書くのは苦手だわ」「Webデザインって何?」
「文章もWebデザインができない私にお仕事はないんじゃない?」
と拒否反応してしまいますよね。
そこで、クラウドソーシング大手の「クラウドワークス」のお仕事は
どんなものがあるのでしょう。
1.口コミの案件
【女性限定】脱毛サロン『銀座カラー』の個別店舗の口コミを募集します(1件216円)
2.データ入力の案件
【初心者歓迎、だれでもできるかんたんなお仕事!】画像に書いてある
データを打ち込むだけ!12000文字分
口コミを書いたり、データを打ち込む仕事なら、Webデザインなど特別な経験がなくてもできると思いませんか?
日本で代表的なクラウドソーシング会社は2つ。
1.ランサーズ
2.クラウドワークス
この2社とも、お仕事を始める方法は、ほぼ同じです。
1.会員登録をする(無料)
2.お仕事を探す
お仕事形式が3つあります。
プロジェクト形式 → アプリ開発、ホームページ作成
記事ライティング(長文・長期的な依頼向き)
タスク形式 → データ入力、アンケート
記事ライティング(短文・1時間以内の作業向き)
コンペ形式 → ロゴ作成、バナー作成、ネーミング
3.自分ができそうなお仕事に応募してみる
初心者なら、まずはタスク形式の経験不問からなら
始めやすいかもしれません。
初心者用に質問ページなども用意されているので、小さなことでも
疑問を解決できるので安心です。
また、「私は、ブログで毎日記事を書いているから、ライティングのお仕事していみたいけど
お仕事としてのライティングってどう書いたらいいの?」と戸惑う人もいるでしょう。
始める前に、授業を受けてみるとよいのが
「無料動画のオンライン学習サイト-schoo(スクー)WEB-campus(ウェブキャンパス)」
ネットで授業を受けることができるサイトです。
⇒50代これから何かを学びたい?自宅にいながら学習できるおすすめサイト2つ
クラウドワークスで、これからお仕事を始めたい人向けの授業が用意されています。
こちらは、無料動画で、自分の都合のよい時間に何度も視聴することができます。
専門家からの指導やアドバスなど、この授業を受けると
ハードルが低くなって、お仕事が始めやすいかもしれませんね。
3.シニアのお仕事経験者の動向
2016年2月29日にクラウドワークス社が
「シニアのクラウドワーキング経験者の利用動向調査を実施」をリリース
http://crowdworks.jp/press/?p=6517
クラウドワーキングの位置づけとして
2割が収入確保、7割が生きがいや自分磨きが目的
クラウドワーキングをする理由は、65%の人が「老後の趣味・生きがい」「自分磨き・自己成長」と回答。
一方、16%の方が「年金受給のつなぎ収入の確保」のために
クラウドワーキングを活用すると回答した。
クラウドワーキングをする理由
- 自分磨き・自己成長→46%
- 老後の趣味、生きがい→19%
- 年金受給までの収入の確保→16%
- その他→19%
自分磨きや生きがいが半分以上を占めています。
一方では年金受給までの収入確保も16%もあることから
シニア世代も年金をもらうまでの生活費の足しに
クラウドソーシングを積極的に活用していることがわかります。
PCのスキルについて
- メールやインターネットが少し使える→20%
- オフィス系ソフトが使いこなせる→50%
- 専門的なソフトまで使いこなせる→30%
1.と2.事務系のお仕事をされている人のほとんどが使えるソフトです。
特に、クラウドソーシングでお仕事をする場合
メールでのやりとりになるので、使えることは必須でしょう。
「オフィス系のソフトが使いこなせる」といっても、どこまでできるのか?
WordとExcelまでなのか。PowerPointやAccessまで使えるのかは
実際にお仕事をするときに、確認が必要かもしれません。
PCの利用頻度(左)とPCスキルを伸ばすための学習の有無について(右)
PCの利用頻度(左) PCスキルを伸ばすための学習の有無について(右)
ほぼ毎日→93% はい→46%
週に2~3回→2% いいえ→54%
週に4~5回→5%
クラウドワークスの仕事をしているだけあって
毎日PCを使い、スキルを伸ばすための学習もしているんですね。
過去に習得した技術や知識に頼るだけじゃなく
たゆまぬ努力と向上心が、スキルアップにつながっているのでしょう。
4.メリットとデメリット
メリット
- 自分の空いている時間に仕事ができる。
- お仕事が選べる。
- 営業や打ち合わせに出かけることがない。
都合で家を空けることができない人にとって、空いている時間を有効活用して
収入を得られるのは嬉しいですね。
デメリット
- 相場が安い。
- コミュニケーションが取りづらい。
- 発注者の顔がみえない。
クラウドワーキングは、お仕事をお願いする発注者にメリットがあるため
どうしても、単価が安くなるようです。
将来的には、数をこなして慣れてきたら、単価の高い案件に
挑戦してみるといいかもしれません。
直接顔を合わせないで、メールでのやりとになるので
「わからないことがあってメールしたのに、返事か来ないので仕事が進まない」ということに。
この場合は、スカイプを使うことを発注者の聞いてみるのもいいかもしれません。
詐欺まがいの発注者はいないんだろうか?って心配ですよね。
「お仕事を納品したのに、期日になってもお金が振り込まれない」
なんてことになったら困ります。
そんなときは、クラウドワークスで仕事をしていたら
クラウドワークスに直接相談してみることも大切だと思います。
「稼ぐ人は、1が月20万円も!」といったような文言を目にすることがあります。
それぐらい稼ぐ人もいるでしょう。
でも、そこまで稼ぐには、確かな実績と信頼を得てこそ
受け取れる金額じゃないでしょうか?
まずは、おこづかい程度の収入になればいいかな?程度で
肩の力を抜いて始めて見るといいでしょう。