毒親にならないために。里帰り出産の娘にすべきことNo.2 お姑さんとの付き合い方

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人間関係
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1.私は、大バカものの嫁だった

妊婦 お腹を抱える

「やっぱり実家はいいわ!!」

「そう!!じゃぁ。出産後は、しばらく居てもかまわないわよ。なんなら2~3ヶ月いなさいよ。

私は、母親としては先輩なんだから、なんでも聞いて!いろいろ教えてあげから」

 

これを聞いてどう思いますか?

実は、この会話は、私が長女を妊娠して里帰り出産のために

実家に帰った時のものです。

 

母も私も自分たちのことしか考えていない。

ホント今思うと恥ずかしい。おバカ親だったんです。

 

里帰り出産は、出産後、お母さんの体調がもどる1ヶ月近くは実家で体を休め

お母さんが回復したら、赤ちゃんと自宅にもどるのではないでしょうか?

 

なのに、私ときたら産後の1ヶ月の親子の検診を受けて、産婦人科医から

GOサインがでても、実家でのんびりと母とワイワイ楽しみながら

初めての育児をしていました。

 

すると夫から「いつまで実家にいるつもりなの?今度の日曜日には迎えにいくから!

帰る準備しておいて」と連絡が。

その強い口調に泣く泣く帰ることにしたんです。

 

帰ってみると、すぐに食べられるおかずの品々が冷蔵庫にいっぱい。

さらに、紙おむつや新しいベビー服も。

 

私の留守中に姑が、黙って用意しておいてくれたのです。

妊娠中や出産後も姑とは、電話でやり取りはしていたものの

私の頭の中は、赤ちゃんのことで頭がいっぱい。

 

夫や舅姑の気持ちを思いやる余裕がなかったんです。

わが子の誕生を喜んでくれている人が他にもいる。

 

そのことを気づかないでいた世間知らずの私は、姑の心遣いに涙が止まりませんでした。

この子は私たち夫婦の子どもだけれど、夫の家の苗字を名乗る

夫の両親にとっても大事な孫なんだと、初めて気がついたのです。

 

私は「なんて無知で、思いやりがなかったんだろう」と後悔しました。

夫からの電話がなければ、まだしばらく実家にいたことでしょう。

 

2.嫁の妊娠・出産を喜んでくれているお姑さんがいることを忘れない

おじいさんと孫

30年前と今では、家族のかたちが違ってきていると言われています。

 

実家の両親時代の人はは、よそで男の子が産まれると

「跡取りができて、あの家は安泰ね」などと   

男の子=跡取り  という図式がまだあるようです。

 

しかし、これからの時代は、男の子=跡取り は薄れていくかもしれません。

そうであっても、息子を持つ親は、お嫁さんが妊娠したら

「家族が増えるんだわ!!」と大喜びするのは、世代を超えて同じ感情ではないでしょうか?

 

もちろん、娘を持つ親だって、喜びはあるけれど、そこは少し違うかなと思っています。

 

お姑さん自身も、妊娠中は実家のお母さんに手伝ってもらった経験があるはず。

だから、お嫁さんだって実家のお世話になることに賛成してくれるでしょう。

 

でも、お嫁さんの体を心配し、お腹の赤ちゃんの様子は知りたいのです

 

実家のお母さん同様にお姑さんも子育ての先輩。

お嫁さんから「○○←(夫の名前)さんの妊娠中はどうでしたか?」と聞かれたら

きっとニコニコしながら

「○○の時はねぇ・・・・・・・・」といろいろと話してくれるでしょう。

 

「コミュニケーションって言っても、いろいろ口出しされるとちょっとね」

「息子自慢されるかも」

と敬遠したい気持ちは、わからなくもないです。

 

でも、一生お付き合いしていく夫の親です。

そのアドバイス、ちょっとこまるなぁと思ったら「夫と話し合って決めた育児方法なので」と

やんわり断りこともできますよね。

お嫁さんと一緒に孫の誕生を喜びたいそう思っているはずなのです。

 

3.姑はお腹の赤ちゃんのことを知りたがっている

電話と女性

妊娠すると、実母と娘はより多くのコミュニケーションをとることになります。

実母は、自分の経験を娘に伝えたい。娘は、実母の経験談を聞きたい。

 

そこには、お姑さんが存在しますか?

当時の私には、「お姑さんは、夫の母だけど、私の母じゃない。

知りたければ夫から聞けばいいのよ」と思っていました。

 

でも、男の人ってどうでしょう?実家への連絡は、安否確認程度じゃありませんか?

夫は実家に電話しても、5分と持ちません(笑)

 

夫「体調はどう?」

親「変わりないよ」

夫「そう。体に気をつけてね。それじゃ」

親「わかった」

男の人の親との会話ってこんなものです。

 

お姑さんは、たぶん息子よりもお嫁さんと情報の共有をしたいんだと思うんです。

例えば

お姑さん「検診の結果はどうだった?」

お嫁さん「順調に育ってるみたい。赤ちゃんの大きさは?○○gらしいです」

 

お姑さん「そろそろ胎動を感じる時期じゃない?」

お嫁さん「そうなんです。少し動いているみたいな感じはしますね」

 

今なら、日々のお腹の変化を、フェイスブックやラインでちょと伝えるだけでもいい。

 

実際、長女が検診の結果をお姑さんに報告したら

「今赤ちゃんの洋服を作っているのよ」と喜んでくれています。

 

出産後、お母さんの体調が悪くなって、赤ちゃんのお世話ができなくなることも

あるかもしれません。

 

「子育てって大変!育児ノイローゼになりそう。自分の時間がほしい」

ことだってありえます。

 

そんな時、お姑さんの手を借りることになるかもしれませんよね。

赤ちゃん情報を共有することで、スムーズに行くと思うんです。

 

4.親は子ども家族の幸せを願っている

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子を持つ親は誰でも「子供には、幸せな人生を歩んでほしい」そう願っています。

お姑さんだって同じ。息子とお嫁さんそして孫の人生が幸せであってほしいと。

 

孫だって、両方のおじいちゃん、おばあちゃんに愛されて育つ環境は

人を愛することの大切さを学ぶでしょう。

 

子育ては、母親1人だけではできません。

周りの人の手助けがあって、良好な親子関係が築けると私は思っています。

 

娘は初めての妊娠で、不安もあるようですが、生まれてくるベビー用品を揃えたり

雑誌やWebで情報を得たりと、マタニティライフを満喫しています。

 

ただ、私のような後悔をしてほしくない。

お姑さんとのコミュニケーションを取ることの大切さを知ってほしい。

そんな願いから、娘にアドバイスしたことを記してみました。