目次
1.皮膚科医師にすすめられ「nov洗顔用石けんアクネソープ」
先日、顔に赤い湿疹とムズムズしたかゆみがあったので皮膚科を受診。
診断結果は「脂漏性皮膚炎」でした。処方薬のほかに、この時医師から手渡されたのが「NOV A アクネソープ」という固形石けんの試供品です。
医師は「脂漏性皮膚炎で大切なのは、刺激の少ない石けんをよく泡立てて、泡で顔の汚れを落とすことです。この石けんは刺激が少ないのでおすすめしています」と。
包装には「にきび肌用石けん」とありますが、肌を清潔に保つこと、肌に刺激が少ないという点ではにきびも脂漏性皮膚炎も同じととらえることができるでしょう。
再発しやすいともいわれる脂漏性皮膚炎。
しばらく続けて利用してみたいので「NOV A アクネソープ」を実際に購入して使ってみることにしました。
2.「NOV A アクネソープ」の特徴
1.肌荒れを緩和
NOV A アクネソープには、グリチルリチン酸2Kとオウバクエキスが配合されています。
グリチルリチン酸2Kは漢方薬のカンゾウの根に含まれており、炎症やアレルギーを抑える効果があると言われています。
オウバクエキスはミカン科キハダという植物の樹皮から抽出されたものでこれも菌や炎症を抑えることで知られています。
2.低刺激性の石けん
敏感肌、乾燥肌の人にとって成分低刺激のコスメを使いたいですよね。
一方で、敏感肌、乾燥肌の人に強い刺激を与えると言われている成分として、エタノール、シリコン油、などがあげられます。
洗顔料を購入するときは、成分の中にアルコール系、石油系が入っていないかチェックしてから購入するとよいでしょう。
3.NOV A アクネソープの使い方
1.ぬるま湯を加えながらよく泡立てる
夏は冷たい水で顔を洗うとひんやりして気持よいですよね。脂漏性皮膚炎の場合医師からは「ぬるま湯」で洗顔するよう指導されました。
ぬるま湯での洗顔は、肌の表面にあるホコリが取れやすいこと、皮脂を必要以上に洗い流さないからだそうです。
2.泡で洗顔をする
石けんを泡立てます。
肌と手の間に泡でクッションをつくるイメージで。気になる汚れも肌を直接ゴシゴシこすらないで、指先を滑らせるように洗顔します。
「NOV A アクネソープ」は固形石鹸なので泡立ちが少なく感じたら、泡立てネットを利用するときめ細かな泡立ちが期待できます。
3.すすぎ残しの内容に十分に洗い流す
洗顔料が肌に残っていると、肌トラブルの原因にもなりますから、髪の生えぎわ、小鼻、口元のまわりをぬるま湯でよくすすぎます。
この時も肌をこすらずに優しくなでるように洗いがなします。
4.水分を拭きとる
タオルでゴシゴシこすると肌へのダメージをあたえてしまうので肌にタオルを軽く押し当てるように水分をとること。
私はタオルでゴシゴシこするクセがあるので、タオルを手にしたら「ゴシゴシこすらない」を呪文のように唱えながら水分をとるようにしています。
5.洗顔後はすぐに保湿
洗顔後5分ほどで肌の水分が蒸発しはじめ乾燥が始まると言われています。
タオルで顔の水分をとったらすぐに保湿をします。
刺激の少ない「NOV A アクネソープ」を使っているので、同じブランドの「NOV 全身保湿用クリーム」を顔の保湿用にしました。
4.NOV A アクネソープを実際に使ってみた
1.洗顔後のツッパリ感がない
洗顔後は肌のツッパリ感がなく、とても気持ちよくすっきりとして肌ストレスを感じないのもうれしいです。
石けん泡は、ソフトクリームをイメージさせるほどのやわらかさとキメの細かさ。肌をやさしく包むとしあわせな気持ちに導いてくれます。
2.ほとんど無臭
「NOV A アクネソープ」まったくの無臭ではありませんが、強いにおいは感じられませんでした。
「香料アレルギー」や「化学物質過敏症」にとっては香料が含まれている洗顔料は、肌を刺激し悪化させるとも言われています。
敏感肌、ニキビ用「NOV A アクネソープ」には、刺激性の強い香料が入っていないのも医師がすすめる理由なのかもしれません。
3.石けん入れが必要
石けんを手にとって泡立ててもよいですが、よりキメの細かい泡立てならネットを使うとよいでしょう。
それと「NOV A アクネソープ」を清潔に使うためには、石けん入れが必要です。
私は、普段ボトルに入った洗顔料を使っていいて、石けん入れを持っていなかったので100均で購入しました。
5.脂漏性皮膚炎で気を付けること
脂漏性皮膚炎と診断した医師から以下の4つのことに気を付けるよう言われました。
1.処方された薬の用法を守る
私が処方されたのは、コロイド軟膏と漢方薬の白虎加人参湯(ビャッコカニンジントウ)です。
コロイド軟膏は、肌の赤身が取れたらすぐに使用を中止するようにと言われました。ステロイド剤が含まれているため副作用を懸念したものと思われます。
2.洗顔と保湿
肌を守る基本は洗顔と保湿。きちんと洗顔し保湿をすることは脂漏性皮膚炎になっても同じ。
今回ご紹介した「NOV A アクネソープ」のように洗顔料と保湿剤は刺激の少ないものを選ぶとよいでしょう。
3.紫外線予防をする
紫外線の強い時間帯の外出はなるべく避けるようにとのことでした。でも、仕事や用事で外出せざるを得ない場合もあります。
そんな時は、刺激の少ない日焼け止めクリームで肌を保護し、帽子や日傘で紫外線をカットするようにします。
novでは低刺激の「NOV UVシールドEX SPF50+PA++++」は紫外線吸収剤不使用なのでおすすめです。
4.化粧は軽く
外出時には化粧を避けることはできませんよね。日焼け止めクリームを塗った上から紫外線防止成分の入ったパウダーを乗せるくらいに。
ウェットタイプのベースメイクやクッションファンではクレンジング剤で落とす時に肌にダメージを与えやすいので完治するまでは控えた方がよいでしょう。
6.まとめ
脂漏性皮膚炎をきっかけに「NOV A アクネソープ」を使ってみたら、泡がきめ細かく、ツッパリ感がなかったのでしばらく使い続けようと思っています。
私は若い頃から皮膚科のお世話になったことがなく、母からは「面の皮が厚いのよ(笑)」と言われ続けたことを本気にしていました。
ところが、年を重ねて50代に入ると体がかゆくて眠れない日が続いたり。
今回のように脂漏性皮膚炎になったりと自分の体を過信していてはいけないんだということを改めて思うようになりました。
老化は止められないけれど、予防はできるはず。自分の体に神経を使うべき年齢なのだと反省するとともに、いたわるやさしさを持ち続けたいと思っています。
紫外線から肌を守るためにおすすめです。