インフルエンザA型にかかってわかった3つのこと。

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1.インフルエンザと風邪の症状の違いとは

体温計

 

その日は、午前中は調子よく家事をこなしていたのに、午後から何となく体がだるくなって

きて「寝不足だからかな」と横になっていました。

 

午後4時すぎ、急に関節の痛みと寒気が襲ってきて、熱を計ると37℃4分。

平熱が35℃6分は私にとって高熱に入る数字。

 

これは、インフルエンザなのか?それとも単なる風邪なのか?

判断できません。

そこで調べてみることにしました。

 

風邪かインフルエンザを見分けるには

ヘルスケア大学によると

発症してからの症状の違いで見分ける方法もあります。

往々にしてインフルエンザの方が悪寒、関節痛、高熱などの全身症状が

重く出ます。

また、これらの症状が前触れもなく突然現れるのが特徴です。

風邪は発熱などの症状もありますが、インフルエンザほど

高熱になることは稀です。

それから風邪は咳や痰、鼻水などの症状から発症することが多いです。

この日は夜から38℃以上の高熱が続いたので、インフルエンザらしい。

でも、どのタイミングで受診したらいいのでしょう。

 

午後の4時過ぎに具合が悪くなったので、まだ病院は診療時間内です。

すぐに病院へ駆けつけたほうがいいのでしょうか。

 

2.インフルエンザらしい。では病院へはいつ行ったらいいの?

内科受付

受診するタイミングは

ヘルスケア大学によると

具体的には、インフルエンザ発症後12~24時間以上経過してからが頃合いです

しかし、抗インフルエンザ薬が有効なのはインフルエンザの症状が出てから

48時間以内なので、発症後2日以上経ってから検査しても、

抗インフルエンザ薬の効果が低下してしまいます。

インフルエンザ発症後12~24時間以上経過すること。

しかし「抗インフルエンザ薬」が有効なのが48時間以内。

 

私の場合、午後4時過ぎに高熱、関節の痛み、寒気がやってきました。

午後の4時で発症したと考えると、インフルエンザの検査をするには、午前4時の真

夜中以降ということになります。

 

病院が開く明日の午前9時まで、風邪なのか、インフルエンザなのか様子を

見ることにしました。

 

3.インフルエンザの検査

診察室

明けて次の日、朝から38℃以上の発熱と寒気と関節痛でつらいなか病院へ。

 

診察室に入り、昨日の午後4時すぎから、高熱と関節痛と寒気があることを伝えました。

医師が聴診器で胸の音を聞き、喉の奥を見た後

「時期が時期だけに、インフルエンザの検査をしましょう。15分程で終わりますので」

ということでインフルエンザの検査を受けることになりました。

 

「迅速検査キット」と呼ばれる検査で、持ち手の長い綿棒を両鼻の奥に差し込んで

グリグリと回して終わり。

 

このグリグリはちょっと痛かったけれど、インフルエンザかどうかの判定で

1分もかからないので我慢。

 

15分後診察室に呼ばれ

医師より「インフルエンザA型です。お薬を出しておきますね。

今日から5日間はゆっくり休んでください」

 

具合の悪い中病院に行くのですから、判定のできるタイミングは大切だ

ということがわかりました。

 

この時、普段の風邪とは違う症状が出たら、

高熱で意識がもうろうとして忘れないうちに、何時頃から症状が出始めたか

メモしておくとよいです。

 

発症時間がわかると、医師も診断の参考になるかもしれません。

 

4.処方された薬は「イナビル吸入粉末剤」という吸入剤だった

KIMG0429

調剤薬局で処方された薬は

イナビル吸入粉末剤20mgを2キットでした。

 

10年以上前にインフルエンザになった時は確か「タミフル」という薬でした。

タミフルで劇的に治った記憶があったのでイナビルという粉末を吸入する薬は

名前を聞くのも初めてでした。

 

薬というと錠剤をイメージしますよね。

粉末を吸入することに慣れていないのでちょっと心配。

でも、調剤薬局では、この吸入のやり方を優しく説明してくれました。

 

1回の説明では理解できないので(笑)、薬剤師さんに確認してもらいなが復唱しました。

家に帰って、忘れないうちにイナビル2キットを吸入。

 

粉末を口から吸い込むのでむせるかな?と心配しましたがそんなこともなく

無事に吸うことができました。

 

図解説明書も一緒にもらっていたので、確認してからでも遅くはないので

ゆっくり吸入します。

 

では、イナビル吸入粉末剤20mgという薬はどんな薬なのでしょう。

 

イナビルとは

ヘルスケア大学によると

2010年に発表されたばかりできんねん注目されている抗インフルエンザ薬だそうです。

タミフルと同様、イナビルも体内に侵入したウイルスの増殖を防ぎますが

ウイルスを撃退したり、減らす効果はありません。

ウイルスの増殖を防ぐためのお薬ということですね。

 

イナビルと同じ吸引型の抗インフルエンザウイルス薬として「リレンザ」という薬がありますが

こちらは成人の場合1回10mgを、1日2回、5日間の吸引が必要となります

 

イナビルの特徴は

ヘルスケア大学によると

イナビルの大きな特徴は、

人の場合40mgを1回吸入すれば効果を得られるという点です

1回の吸入で効果が得られるのはありがたいです。

 

私の場合、イナビルの他にカロナールという鎮痛解熱剤も処方されました。

ヘルスケア大学によると

「カロナール」は、インフルエンザの解熱・鎮痛剤として

広く処方されている薬です。

作用が穏やかで、抗インフルエンザウイルスの薬である

「タミフル」や「イナビル」、「リレンザ」などと一緒に飲んでも

問題ないと言われているためです。

高熱と関節痛を和らげ、イナビルと一緒に飲んでも問題ないのであれば

安心して服用できます。

 

また、カロナールは、38℃以上なら1日3回まで服用できると

薬剤師さんから説明を受けました。

 

イナビルとカロナールを服用してみた結果

病院から帰宅後、すぐに服用。8時間後には、体温が37℃台にまでさがり

関節痛や頭痛も軽くなりました。

 

翌日には、平熱の35℃6分までもどり、ほぼ体調が戻ったように思えましたが

しかし、油断は禁物。ゆっくり休んで回復につとめることが大事です。

 

5.まとめ

KIMG0430

十数年ぶりにインフルエンザにかかって、わかったこと。

1.風邪とインフルエンザは症状が違うこと

2.インフルエンザの症状に近いと思ったら12時間以上の時間をおいてから受診すること

3.タミフルではなく、イナビル吸入粉末剤20mgであったこと

 

それともう一つ

インフルエンザらしい症状が出た時間をメモしておく

インフルエンザの検査をするかどうか医師の判断材料になる可能性があります。

医師に正確な判断をしてもらうには、患者側の情報提供も大事だということも学びました。

 

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