1.利き手の右手が使えなくなった理由
昨年12月、買い物に出かけた先で次の目的地までの時間がないため小走りをしていたところ、道路の段差につまづいて思いっきり転倒!
この時、私の全体重が右手首にかかり、少しの痛みと腫れの症状がありましたがそのまま用事を済ませ帰宅。その夜は湿布をして経過を見ることに。
ところが次の日、患部を見てみると内出血している様子が皮膚に浮かび上がっていたのです。
これ何かあるかもしれないと、早速整形外科で診てもらったところ右手首にヒビが入っていることが判明。
年の瀬が迫った時にもかかわらず、利き手である右手首にギブスをはめた生活が始まりました。
2.利き手の右手が使えない時の5つの対策
利き手が使えな主婦は、家事など困ることが多くあります。そこで私は主に5つの対策をとることにしました。
1.食事
利き手が使えないので、左手でも使えるスプーンとフォークとレンゲを使用することを前提に食事を考えることにしました。
食べ物は、プリン、茶碗蒸し、丼ものなどスプーンやレンゲが使える食べものが良かったです。
慣れない左手を使って食事をするとき、ムダな力が食器にかかるためひっくり返したり、こぼす恐れから底が広く安定性のある食器を使う頻度が多くなりました。
2.着替え
ボタンやファスナーがなく、首回りや手首周りがゆるいセーターは脱ぎ着がしやすかったです。
袖を通す時は、ギブスをしている右手からゆっくり通すことなどに注意をはらいながら着る。
左手で下着やズボンの上げ下げは慣れるまでに時間がかかりますから、下着やズボンは、ウエストや足首がゆるいものに。
3.洗顔・入浴
歯磨きは、左手でゆっくり時間をかけて磨く方法をとりました。
洗顔は、コスメやウェットティッシュを利用。
または、洗顔料をプッシュ式タイプにすると左手で押しながら使えるので便利。
お風呂はギブスをビニール袋で覆って入浴することができますが、医師の指示に従っておこなうことよいでしょう。
私の場合ギブスをした経験がなかったことから、左手を使うことに慣れるまでしばらく入浴は控えることにしました。
4.家事
食事は、左手では包丁が使えないので本格的な調理はできないと割り切ることに。
スーパーやコンビニには、すぐに食べられる総菜、レトルト、冷凍食品があるので最大限利用しました。
とはいえ、市販の総菜類は味が濃く、口に合わないものがあるので飽きてきます。そんな時は、すでにきざんである食材を使って簡単な汁物を作ったりと工夫してみました。
野菜不足が気になったので、カット野菜を利用することも。
カットされたかぼちゃを買ってきてレンジでチンした後、シナモンパウダーをかけて食べてみたところ、かぼちゃの甘味とシナモンパウダーがマッチしてとても美味しかったです。調味料がなくても素材の味を味わえたのはよかったかもしれません。
洗濯物を干す時は、私の左手の力では衣類を挟むピンチが思うように使えないので、部屋干し用を利用しました。
掃除機は、我が家はダイソンのコードレス掃除機を使用しています。
コードがなく持ち運びが便利なので、左手でも掃除できるので重宝しました。まさか、右手が使えなくなることなんて想定せずに購入したダイソンのコードレス掃除機ですが、今更ながら買ってよかった掃除機です。
5.音声入力を使う
紙にメモしたり、スマホで手打ち入力ができなくなったのをきっかけに音声入力にチャレンジしてみました。
買い物メモとして使っていたメモ帳、家族や友だちとの会話に使っていたLINEやメールは、スマホを口のそばに持っていき音声で入力。
一方で、読んだ本の感想や日記など長文を書き留めておきたいときには、Googleドキュメントを利用することにしました。
Googleドキュメントの使い方
1.スマホとPCにGoogleドキュメント入れる
2.スマホでGoogleドキュメントに音声入力をして保存
3.PCのGoogleドキュメントを開き、音声入力したのがリンクされているかを確認
特に長文を音声入力する時は、長時間スマホを持ちながらでは疲れるので、ピンマイクを使って音声入力をしてみると、私の手入力より早かったです。
ただ、よく言われるように誤変換はありますが、右手で手入力できない時には便利だと思います。
3.まとめ
今回転んで手首にひびが入ったケガをしたのは、時間に余裕がなかったこと、自分の体力を過信していたことが原因のひとつ。これを踏まえて、私自身これからの生活において3つの改善点をあげてみました。
1.骨を丈夫にする食材を積極的に摂る
2.軽いウォーキングから始める
3.足に合った靴選びをする
この3つを少しづつ自分のペースで始めようと思っています。
昨年(2021年)は、11月に腹壁ヘルニアの手術をし、12月には右手首にひびが入るなど病気とケガを負った一年でした。
60代とはいえ、自分の身体は老化へ向かっていることや健康のありがたさを実感。2022年は病気やケガのない健やかな1年にしたいと思っています。