初めて心臓CT検査を受ける人が知っておきたいリスクと検査の流れ

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初めて心臓CT検査を医師にすすめられる

私は、50代になって、動悸が感じられるようになったことが心配でした。

先日かかりつけ医に相談したところ「心臓のCT検査をしてみますか?」とのすすめで

受けてみることにしました。

 

心臓のCT検査は初めてだったので不安はありましたが、無事を終えることができて

今はホットしています。

 

そこで、まだ心臓のCT検査を受けたことのない私のような初心者の方へ

どのような流れだったのかを書いてみることにしました。

 

1.CTとMRIの違い

CTを受ける前に、CTとMRIの違いって知っていますか?

CTとMRIはどちらも身体を筒状の物体の中にいれて、輪切りにした画像を撮影するのは

知っていても、違いがよくわからないのではないでしょうか?

私も、CTとMRIは同じものと思っていました(笑)

 

カラーダ COLOR+DA によると

https://www.mrso.jp/colorda/az/178/

MRIは、強力な電波を使って、体内にある水分に作用して断層を撮影する方法。

一方のCTスキャンは、X線検査の立体版で、レントゲン照射したあとに

コンピュータで画像を作り出す。

MRIとCTスキャンは撮影技術自体が異なるのだ。

 

違いは、撮影技術の違いということ。

 

MRIは、体内にある水分を使って撮影する

CTは、レントゲン照射して画像を作り出す。

 

どちらを使うかは、病状や撮影個所によって医師が判断するとのこと。

 

MRIのメリットは、放射線被ばくの心配がないので子どもや妊婦さんでも安心という点

デメリットは、全身撮影に時間がかかることと、狭くてうるさい空間にいること。

 

CTのメリットは水分が少ない箇所でも画像診断が可能。撮影時間は2.30秒と短い

デメリットは、放射線を使うため被ばくすること。

 

CTもMRIの検査の有無は医師が判断し、事前の説明があると思うので

疑問に思ったことは何でも聞いてみるのがよいでしょう。

 

私は、左ひざをまっすぐにできないことを医師に告げたところ

検査中は、両ひざに△のクッションを膝の裏に当てて膝を曲げた状態にするから

心配ないとの答えに安心しました。

 

2.心臓CT検査のリスクについて

 

心臓CT検査については、事前に医師から説明がありました。

心臓CTには、被ばくと造影剤の副作用のリスクがあるからです。

 

医師から手渡された「CT検査のリスクと造影剤の副作用に関して」

という書類を元にざっくりとまとめてみるみました。

 

1.CT検査による放射線被ばくとそのリスク

 CT検査1回当たりの被ばく量は発がんへの影響を心配する程の量ではないので

 心配するほどではないでしょう

 

2.造影剤のリスクと副作用

 CT検査を受けるにあたって、ヨード造影剤と呼ばれる薬剤を注射で

 もちいる場合がある 

 

 1)造影剤に注意が必要な方

  気管支喘息、薬剤や食料品によるアレルギーのある方

  バセドウ病と診断されている方

 

 2)アレルギーによる副作用の内容と頻度

  ヨード造影剤による副作用、アレルギー反応の副作用は全体3%程度

  アナフィラキシーと呼ばれる重い副作用もある

 

 3)造影剤腎症(CIN)について

  造影剤は尿から排泄されますが、糖尿病や慢性腎臓病の病歴を持っている方は

  腎機能悪化の恐れがある

 

以上書類と併せて医師から説明を受け、問題がなければ「同意書」にサインし

検査日の予約をしてその日の診察は終わりました。

 

CTはレントゲン照射をするので、女性の場合当日はブラのホックなど

金属類は外すことになります。

 

ですからブラはホックのないものか、いっそのことブラ無しでも検査着を着るので

大丈夫です。

 

3.心臓CT検査当日の流れ

当日は、担当医の簡単な問診(今日の体調の有無)と血圧測定

の結果、CT検査のGOサインがでましたのでさっそくCTの検査室へ。

 

 1.CT検査室に入る前に

 

  検査技師よりCT検査の流れを聞く

       ↓

  検査中に造影剤と生食を注入すること

       ↓

  造影剤を注入すると全身が熱く感じるが心配ないこと

       ↓

  気分が悪くなったら直ちに言うことなどの説明を受けた

  

 2.CT検査の流れ

 

  1)実施前

   CTの台に膝を曲げて仰向けに寝る

       ↓

   頭は天井を向いたまま固定される

       ↓

   左手に血圧計、右手は造影剤と生食を注入するための血管を確保する

       ↓

   技師の指示にしたがって「息を7割~8割ぐらい吸って10秒止める」を

   数回練習をする

       ↓

   血管を広げる錠剤1錠を舌のうらに入れてくれる。この錠剤は唾液で溶けるもの

 

  2)実施

   血圧計を付けた左手と点滴を付けた右手の両方を万歳\(^o^)/をした

   状態でゆっくり機械の中へ移動させられる

       ↓

   技師からの指示で看護師が、まずは生食を次に造影剤を注入される

       ↓

   造影剤が注入されると頭から下全体、特に手足の指まで熱さが走る感じがした

       ↓

   技師と練習したように息を止めている間にCTが高速回転する

       ↓

   撮影時間は2分くらいで終了。

 

   造影剤を注入した点滴の針が太いので、止血のためしばらく強く押さえているように

   とのことでした。

 

  3)実施後

   技師から造影剤の副作用の確認の話を聞いてすべてのCT検査が終了

   造影剤の副作用について先ほど書いた内容とほぼ同じです。

 

 3.CT検査後の副作用

   私は、副作用を感じることはありませんでした。

 

 4.薬剤と診療代

   薬剤)

   造影剤→イオパミロン注370シリンジ75.52%100ml

   生食 →(テルモ)100ml

 

   診療代)

   薬剤、コンピュータ画像診断など含め 12, 510円

 

 心臓CT検査は、事前の説明~終了まで40分ぐらいかかりました。

 CT検査の実施時間はたったの2分で、その前後の説明や準備に

 時間がかかったように思います。  

   

4.まとめ

今回初めて心臓のCTを受けてきましたが、検査技師や看護師の指示のまま

仰向けに寝ていれば終わるのでとってもラクな検査でした。

 

人間ドックのたびに胃カメラを飲んでいたので、そのつらさから言うと

天国のような検査でしたね。

 

医療費が12, 510円と高額でしたが、不安を抱えたまま毎日を

過ごすよりはいいです。

 

これで病気が見つかったら治療を開始して健康に向けて歩めばいいと

前向きにとらえています。

 

結果は、数日かかるので機会があったら記事にしたいと思います。

50代は、病気の巣が大きくなってくるお年頃。

 

重症化する前にやっつけて、大病になるのを防ぐことが大事です。

ひいては、老後の医療費の削減にもつながるでしょう。

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