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1.専業主婦の24.3%が「5年以内に健康診断を受けていない」
あなたは、5年以内に「健康診断」を受けたことがありますか?
仕事をしていれば、職場で年1回の「健康診断」が法的に義務付けられているので
受けているでしょう。
でも、専業主婦となるとその強制力がないので、つい何年も受けていないことに
なってしまうのではないでしょうか。
健康診断の調査で気になるデータがあったのでご紹介しますね。
オレンジページでは、2018年3月2日成人女性を対象に「女性の健康診断」について
調査した結果を発表しました。
引用オレンジページnet プレスリリース(2018/3/2)
それによると「5年以内に健康診断を受けていない」は18.5%。
専業主婦では24.3%ものひとが受診していないことがわかりました。
【調査対象者】
国内在住の成人女性で、年齢層は30~50代
回答数981人
専業主婦・・・41.6%
有職主婦・・・52.4%
フルタイム勤務24.1%、
パート・アルバイト23.1%
自営業3.3%
派遣1.9%
家事手伝い・・・2.7%
学生・・・0.4%
その他・・・3.0%
5年以内に健康診断を受けていない人が18.5%いました。
その中でも、健康診断を受けていない人が多いのは専業主婦で24.3%でした。
「受けていない人」の職業別
専業主婦24.3%
フルタイム・パート・自営業8.3%
家事手伝い・学生その他16.7%
調査した人の約1/4、専業主婦が受診していないことがわかりました。
専業主婦は、とかくヒマを持てあまして1日中ダラダラ過ごしているんだろうなんて
思われがちですが、そんなことはありません。
家事や親の介護などで日々忙しくて、気にはなっていても
自分の健康にまで手が回らいという人も多いのです。
2.専業主婦が健康診断を受けない理由
では、健康診断を受けない理由は何でしょうか。
健康診断を受診しない理由
1位・・・行って受けるのが面倒だったから
2位・・・健康診断のために費用がかかるから
3位・・・健康診断自体が嫌だから(事前の食事制限、注射、バリウムなど)
健康診断を受けようと思っていても、急な用事が入ってキャンセルをしなくちゃ
いけない。
夜9時以降は、水以外は口にしてはいけないなどの制限があると正直
面倒になりますよね。
また専業主婦は、日々家計のやり繰りをしていると病気でもないのに
自分の健康のためにお金を使うことに、ためらってしまうことがあります。
3.健康診断で「嫌だな」と思うことは?
健康診断では、胃のX線検査でバリウムを飲んだり、前日からの食事制限あります。
また、大腸がん検査のために便を取ったりと便秘気味の人にとっては
便を取るのもひと苦労だったりします。
健康診断で「嫌だな」と思うことは?
1位・・・胃部レントゲン用のバリウムを飲むこと
2位・・・バリウム用の下剤を飲むこと
3位・・・当時、朝ご飯を抜いたり、ジュースや牛乳を飲めないこと
このデータでは、50%以上もの人がバリウムを飲むことに抵抗を感じて
いるようです。
ドロドロに濁ったバリウムは、コップ1杯飲むのがやっとなのに、
台の上に乗ってぐるぐる回されたり、体の向きを変えるおは
結構つらいですよね。
私は、バリウムの前に胃を膨張させるための発泡剤を飲んですぐに
ゲップをしてしまって、レントゲン技師に注意されたことがありました。
さらに、お腹がゆるい私は下剤を飲んだ後、激しい下痢が待っていて
これもつらかったです。
3.健康診断で受けたいオプション検査は?
半数以上の人が女性特有の病気である「乳がん」「子宮がん」の検査を
オプションでお金がかかっても受診してみたいとなっています。
胃部レントゲンでバリウムや下剤飲まされるよりは体の負担が少ないこと
などもあるでしょう。
最近では、芸能人が「乳がん」「子宮がん」であることを公表していることから
自分自身に置きかえて、お金を出してでも受診したいと思う人が多いのかも
しれません。
4.50代専業主婦には健康診断+人間ドックがおススメ
1日のほとんどを家族のために時間を使っている専業主婦は、自分の健康のため
とはいえ、わざわざ健康診断に行くことが億劫になっているのが
本当のところだと思います。
特に50代の専業主婦は、子どもの学費、住宅ローンの返済、さらに親の介護と
お金が出ていくばかりで自分の健康にお金を使うのをためらってしまう人も
多いのではないでしょうか。
私も以前はそう思っていたのでよくわかります。
夫がサラリーマンであなたが専業主婦なら、夫の健康保険組合の
被扶養者になっているはず。
そうなら、健康保険組合から「健康診断及び人間ドックのお知らせ」が
届いていませんか?
それには、健康診断及び人間ドックの費用を一部負担もしくは
全額負担になっているかもしれません。
また、加入している健康保険組合のホームページでも確認できるので
見てみましょう。
参考使わなきゃ損する?50代なら健康保険組合のサービスをチェックせよ!
50代は何かと体の不具合が出てくる年齢。
ぜひ人間ドックの受診をそおススメします。
人間ドックは、普通4万円以上の費用がかかりますが
組合からの補助があれば、自己負担額は1万円前後で受けられます。
健康診断よりも検査項目も多く、自己負担にはなりますが
オプションで胃カメラ、乳房マンモグラフィー、乳腺エコー、子宮がん、
経腟エコーなど選択できる検診機関もあります。
私は、人間ドック(胃カメラを選択)を受けたことで、ピロリ菌が
いることがわかって、のちに薬で除去することができました。
参考胃がんになりたくない?それなら50歳になったら胃カメラを飲め!
今まで家族の健康に気を使ってきたのだから、これからはあなた自身の健康に
目を向ける番です。
健康のために、ちょっとした時間とお金をかけてみませんか。