5月に日本年金機構から「年金請求書」が送付され、記入し終わったので提出前に
記入漏れがないかチェックしてもらうことと、いつくかの疑問を解決するために
横浜中年金事務所に年金相談に行ってきました。
その際「年金相談」に行く前にこれだけは準備しておいた方がよいと思ったことを
ご紹介します。
目次
1.年金相談の予約
1.電話で予約をする
年金事務所へわからないことを聞きに行きたい場合は
電話で予約をすることになっています。
予約をすることで、当日は待たずに「年金相談」ができます。
万が一予約を取らずに直接年金事務所へ出向いたときは、かなりの時間待た
されることを覚悟しなければなりません。
今回、横浜中年金事務所へ出向いた日は待ち時間が180分。なんと３時間
待たないと相談できませんでした。
2.電話予約をする時に必要なもの
電話予約をするときに必要なのが年金手帳、ねんきん定期便など「基礎年金番号」
のわかるものが必要です。
「年金相談」の予約をするときに、相談者の「基礎年金番号」を聞かれるので、
年金手帳、ねんきん定期便などを手元に置いておきます。
この「基礎年金番号」を伝えておくことで、当日相談者の年金データを
年金事務所側で用意をしてスタンバイしてくれているので話が早いです。
3.予約をする日時を決める
年金事務所は、月曜日～金曜日と第２土曜日に開庁しています。
予約したい日の１か月前から電話受付していますが、第２土曜日はすぐに埋まってしまうので
早めの予約をおススメします。
2.持ち物
電話予約する時に、オペレータから当日の持ち物についての教えてくれます。
私が電話予約した時には、以下の３つを持ってくるように言われました。
1.持ち物
1.年金手帳
2.身分証明書（免許証など）
3.認印
相談内容によって以下の２つも持参するとよいでしょう。
1.雇用保険証
雇用保険証は、働きながら年金をもらうと、年金が減らされる「在職老齢年金」
や失業給付をいつもらいたいか（退職日を64歳もしくは65歳のどちらにするか）を相談
するときに雇用保険証がある正確な回答を得られます。
2.妻の年金手帳
夫婦で年金事務へ行く場合、妻の年金手帳も持参しましょう。
妻の年金手帳があると、過去の年金記録をチェックしてもらえます。女性は結婚で姓が
変わったり、正社員からパートに転職することで年金番号が重複していたり、記入漏れが
あることが多そうなのでこの際チェックしてもらうとよいでしょう。
2.聞きたいことをメモしたもの
窓口の担当者からの話が深まると、聞いておきたいことを忘れてしまうことが
あるものです。帰宅してから「あれも、これも聞けばよかった！」と後悔しないために
聞きたいことをメモしておきます。
3.代理人が相談する場合
本人が相談に出向くことができない時は、代理人が相談することができます。
代理人が相談する場合は「委任状」と代理人本人が確認できるもの（免許証など）が必要です。
「委任状」は年金機構のサイトからダウンロードできますので
必要事項を記入の上持参します。
日本年金機構 委任状のダウンロード
http://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/tetsuduki/kyotsu/seikyu/20140306.html
3.自分の年金について知っておく
自分の年金について知っているようで意外と知らないですよね。
年金手帳をみても年金に何年加入しているか、年金の見込み額などの詳細は
わかりません。
年金の詳しいことは「ねんきん定期便」か「ねんきんネット」で確認して
おきましょう。
ねんきん定期便は、毎年誕生日月に送付されていて、ハガキサイズの３枚つづりなっています。
「ねんきんネット」
https://www.nenkin.go.jp/n_net/
ねんきんネットにログインするにはアクセスキーが必要です。
「アクセスキーの取得方法」
https://www.nenkin.go.jp/n_net/registration/nonaccesskey.html
4.年金事務所に相談してよかったこと
今回横浜中年金事務所へ出向いてよかったことは、疑問に思っていたことや
迷っていることに担当者が的確にアドバイスしてくれたことです。
例えば、退職したあとの失業給付は64歳と65歳のどちらがよいか。
年金をもらいながら働き続けたときの年金がカットされる額など。
私たちが当初質問する予定のなかったことまでより深くお話を
聞くことができたので、酷暑の中
わざわざ出向いた価値は十分にあったと実感しました。
年金のことをじっくり話を聞きたい、詳しく教えてもらいたいときは
「年金相談」に出向くことをおススメします。
