1.結婚を控えた娘に母の私が伝えたことの1つ目
7年前、長女の結婚が決まってお祝いムードに沸く我が家で、妻の先輩として私が娘に伝えたことが2つありました。
1つ目は
夫になる人の両親、兄弟、親戚の悪口を決して言わないこと。
でした。
自分の両親や姉妹が大切なのは誰でも同じ。夫となる人にも大切に育ててくれた両親が存在し、今がること。夫となる人は口には出さなくても両親、家族を大切思っていることを絶対に忘れてはいけないと話ました。
同居・別居にかかわらず、価値観、生活環境、性格が違う夫の家族と付き合うのですから、大なり、小なり、思いもよらぬことが起きます。戸惑うこともあるでしょう。親とはいえ完全な人間なんていないのですから、不満も出てきて当然です。
そんな時は、私が愚痴の聞き役になるからと伝えています。
ただ、娘ひとりでは解決できないことは「悪口ではなく、どうしたら解決できるかを夫となる人と相談する」スタンスで接するとをすすめました。
2.結婚を控えた娘に母の私が伝えたことの2つ目
2つめは
「しきたり」は夫となる人のご両親に相談すること
です。
これを娘に伝えた時「そうなの!どうして?」と私の言っている意味がわからないといった顔に。
理由は、夫となる人のご両親はきっと「息子にお嫁さんがきてくれた」「息子の結婚が決まって家族が1人増えた」と思っていることでしょう。
それは、結婚して夫となる人の苗字を名乗ることは、その家の家族になったということを意味するからだよと娘に話しました。
これを聞いて娘は「いまどきお嫁さんが来てくれた?なんて時代遅れじゃない?」と。
結婚は2人が同意し婚姻届けを提出すればOKと思っていた娘にとっては意外なことだった思います。
どんなに時代が進化しても、受け継がれてきた「しきたりや思想」はそう簡単に変わるものではありません。
夫となる人のご両親を優先することで、夫婦だけでなくご両親とも円滑な人間関係になっていくことを話して聞かせました。
5年前に子どもが生まれてから、その時々にやってくるイベントのしきたりや都合は、娘夫婦主導のもとお婿さんのご両親に聞いてから、私たちに伝える形で調整をしているようです。
3.まとめ
お婿さんのご両親は、娘を食事や旅行に連れて行ってくれたり、急な子守も快く引き受けてくれたり、とても可愛がってくださっています。
また、お姑さんからは「実家に帰ってる?ご両親に顔を見せてあげて!安心するわよ」と言葉をかけられたと聞きました。ありがたいことです。
これからも続く長い人生。娘たち家族が幸せに暮らすことが私たち夫婦の願いです。
だから、娘たちの生活が始まる前に私たち夫婦が守っててきてよかったこと2つを伝えました。