1.豊かな老後を手にできる人はどんな人か?
50代に入ると老後の生活を考える年代に入ってきます。
そこで考えるのが「私は、果たして老後は悠々自適の生活がおくれるんだろうか?
それとも老後破産になって路頭に迷うのだろうか?」と不安になってきます。
プレジデント2016年11月14日号「上流」老後、「下流」老後の中の
P56「定年後のビジョン」で菅井敏之氏はこう指摘しています。
「年金と退職金で悠々自適だと思っている人はしくじる。
豊かな老後を手にできるのは、定年後、毎月10万円、15万円など、収入を得る方法を具体的にイメージし、準備できる人」
年金の受給額が減っていくことが予想されていて、さらに退職金の支給を廃止する企業も
増えてきています。
豊かな老後の生活を手に入れるには、年金以外の収入を考えないと
いけないということでしょう。
今は、60歳の定年を迎えてもそのまま65歳まで続けて働けるようになってきていて
さらに65歳定年にする企業も出てきています。
65歳で年金をもらえるようになっても生活は厳しいく、何らかの仕事に就いている人も
多いと聞きます。
10万円や15万円は厳しいなら、夫婦合わせてまずは5万円ぐらいの収入なら得ることが
できるかもしれません。
65歳を過ぎた夫1人に10万や15万円もの収入を得るには、誰にでもできることでは
ないでしょう。
夫と妻合わせて、5万円や10万円なら手が届くのではないでしょうか?
介護や持病があって外で働けなければ、ネットを通じて在宅での仕事もあります。
私は今、在宅で仕事ができるよう本を読んだり、セミナーに出かけ
年金生活に突入する前に収入を得られるように準備をすすめています。
50代の専業主婦であっても、これからできることを探して1円でも稼ぐ努力をしていこうと
思っています。
2.夫婦でお金の使い方を話し合うこと。
老後の生活のために、節約して貯蓄に励んだり、断捨離して暮らしを
ダウンサイジングすることも大切です。
私も50代に入ってから、節約したり、断捨離したり、住まいも3LDKから2LDKに
引越しをしました。
しかし、もっとも大事なことは夫婦で
お金をどう使うのかを話し合っておくことだと思います。
とくに退職金の使い方を話し合っておくことをオススメします。
人生で見たこともないウン千万円もの大金が手元に入ってくるのが退職金。
夫は「家族のために働いてきたんだからこのお金は自分のために
少しは使わせてくれ」と言い。
妻は「これからの老後の生活は厳しいんだから、貯蓄するしかないんじゃない」言う。
これは私たち夫婦が退職金が入金された時の会話です。
私たち夫婦は、退職金の使い方について退職金をもらう前から
預け先の銀行をどこにするか?
老後の生活でかかる予算も立ててきました。
しかし、退職金が入金されると夫の考えが一変。
「あれも欲しい。これも必要」と言い出して、退職金の預け先も話し合いがまとまらず
宙に浮いたままです。
お互いに買いたいものを買ってしまったら、豊かな老後なんて泡と消えてしまうでしょう。
節約やダウンサイジングも大事だけれども、夫婦でお金の使い方を十分に
話し合っておくことが最も大事なことだと身を持って痛感しています。