老後資金は87歳まで減らせない!50代がやるべき3つのこと

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1.老後の資金は87歳まで減らせない!50代のうちにすべき3つのこととは?

女性の平均寿命は今や約87歳と言われています。

50代の私たちににとって87歳ってとっても先の将来のことで

考えられないと思っていませんか?

長寿はとってもめでたいことですが、空気を吸うだけで生きてはいけません。

 

当たり前ですが、生きている限りお金がかかりますよね。

理想は、葬儀費用からお墓や永代供養代などで使い切ってしまうことです。

 

でも、87歳まで老後の資金は残っているだろうか?と不安になりませんか?

老後の資金を残すためには、50代の内にこれだけはやっておいた方がいいと私が思うことは

以下の3つです。

 

1.60歳から65歳までの生活費の確保

2.65歳からの年金生活では赤字を最小限にして、不足分はできるだけ働く

3.老後のイベント費用の予算を立てておく

 

2.60歳から65歳までの生活費の確保する

今現在、ほとんどの会社の定年は60歳ですよね。

しかし、年金を満額もらえるのは65歳以降になります。

 

では、60歳から65歳までの5年間の生活費はどうするか?

例えば1ヶ月の生活費が30万円とすると、

 

【無収入の場合】

生活費が30万円、5年間。

300,000円×5年間=1800万円

5年間で1800万円の出費となります。

 

【60歳で失業給付をもらう場合】

平均支給額が141,000円(月額)、給付日数が150日の場合

141,000円×5か月=705,000円

 

5年間の生活費-失業給付分

1,800,000円 -705,000円=17,295,000円

失業給付をもらっても、約1730万円の不足となります。

 

 

定年後の無収入はもちろん、失業給付をもらっても

老後の資金を使って生活していくことになります。

 

これでは、長い年月をかけて貯めてきた大事な老後資金が

5年間でアッという間に減らしてしまうことになってしまいます。

 

そこで、定年後から年金がもらえるまでのつなぎとして

厚生労働省では「高年齢者雇用安定法」改正という法律で

定年後も年金がもらえるまで働き続けることを希望する社員には継続して雇用しましょう

と企業に雇用継続を義務づけています。(例外あり)

 

ですから、夫が会社員であれば、60歳の定年後引き続き同じ会社に働けることが

できるかもしれません。

 

ここは是非、ご主人の会社が定年後の雇用継続があるのか?聞いてみることを

おすすめします。

 

定年後の給料は、現役時代よりも下がる可能性があるで、いくらぐらいもらえるのか?

会社に聞いてもらうか?就業規則で確認できるかもしれません。

 

いずれにしても、年金をもらうまでの5年間の生活費をどう工面するかが勝負なんです!!

無収入か毎月決まった額の収入があるのとでは、天と地ほどの差が出てくるのです。

 

3.65歳からの年金生活で赤字を最小限にするために不足分はできるだけ働く

65歳からは、年金が満額支給となって

夫婦合わせた年金の額で暮らしていくことになります。

1か月の夫婦の年金がいくらもらえるかを計算することができます。

 

日本年金機構から毎年誕生日月に「年金定期便」が郵送されてきますよね。

「年金定期便」の中を確認することで、将来いくら年金がもらえるのか

見込額がかかれているので夫婦合わせた額が老後の生活費の土台となります。

 

今の1ヶ月の生活費が30万円として、年金の受給額が24万だとすると

6万円が不足することになります。

毎月の生活費の不足分の収入を得ることを考えておくことが大事です。

 

例えば

シルバー人材センターに登録して働く

趣味で作ったものをネットで販売する。

現役時代のスキルで人に教える。

 

65歳になってはじめて年金の額で暮らせないからと

切羽詰まってあれこれと探すと、悪徳商法に巻き込まれることにもなりかねません。

 

なので、50代の内に自分のスキルを磨いたり、趣味の作品をネットで売るなどの

行動を起こして経験を積んでおくことで収入アップにつながるでしょう。

 

私は、昨年在宅で仕事をするためのセミナーに通っていて、今少しづつ始めています。

単価は安いけれど、少しでも稼げることで自信が付いてきています。

 

4.老後のイベント費用の予算を立てておく

老後のイベント費用って予算をたてておかないと、気のゆるみから

みるみるお金が減っていくんですよ。

 

私たち夫婦は、昨年孫の誕生で思った以上にお金を使っていたことに驚いています。

というのは、孫の可愛さに引きずられて、つい買ってしまうんですよね。

 

おもちゃや洋服など1回の出費の額は少なくても

回数を重ねるとアッというまに高額になってしまいました。

改めて、イベント費用の予算を立てて使いすぎに気を付けるのことの大切さを実感しました。

 

では、老後のイベント費用として考えられるものはどんなものがあるでしょうか。

書き出すと結構あって、どれも相場として100万円単位の費用がかかります。

 

子どもの結婚費用の援助

子どものマイホーム資金援助

マイホームのリフォーム代

出産祝い

車の購入

旅行

介護費用

葬儀、お墓

 

子どもの結婚やマイホームなどの資金援助は、お相手の家への見栄だったり

子どもへの愛情から、できるだけのことをしてあげたいのが親心です。

 

でも、老後の資金を減らしてまでムリをしては、結局のところ子どもへのしわ寄せになる

ことも考えなければなりません。

 

我が家の夫は子どもに甘く、私がいつもブレーキ役をしなければなりません(笑)

親としてどこまでの額なら出せるのか?夫婦で考えを一致させておくことも大切なんです。

 

5.まとめ

50代になると、急に老後のことが心配になってくるんですよね。

でも、仕事や日々の家事に追われて老後のことってなかなか手につかないで

放置したままになっていませんか?

 

私の場合は、それに加えて我が家はお金がないことから老後のことを想像するのが

怖くて逃げていました。

 

当たり前だけれど、逃げてばかりでは何にも解決しない。

しょうがないから、正面から向き合ってみたことで、学ぶことがたくさんありました。

 

年金の額を「年金定期便」で確認したり、退職金の額や60歳の定年以降の継続雇用でも

調べるこってたくさんあるんですよ。

 

もし、まだあなたが老後のことを考えることにためらっているのなら

何か一つから始めてみませんか?