【2018年版】 老後の生活費1ヶ月平均26万円で4万円持出し!

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1.老後の生活費1ヶ月平均26万円でうち4万円持出しの結果に

総務省の2018年家計調査報告(家計収支編)の高齢夫婦無職世帯の家計収支のデータをもとに家計の収支と費目ごとのおおよその金額を計算してみました。

年金:203,824円(夫婦2人分)

その他:18,941円

不足分:41,827円

不足分の41,827円を貯蓄から切り崩すと1年間で約50万円にもなります。平均余命の85歳まで生きるとしたら、不足分は20年間で1000万円にも!

この先、年金の受給額が減らされ、社会保険料アップが予想されますから老後の生活費がきびしさを増すことになります。

 

2.老後の生活費1ヶ月平均の費目ごとの金額

家計調査の消費支出のデータにある割合から費目ごとの金額を計算。

非消費支出(29,092円)は消費支出から除外しました。

【収入-非消費支出】

項    目金    額
実収入(その他18,941円含む)222,765
不足分41,872
小計264,637
非消費支出29,092
合計235,545

夫婦2人1ヶ月に使った金額をみると、食費に使う割合が最も高く27.7%の65,246円でした。

勤労者世帯(2人以上)の食費約7万6000円と比較すると高齢夫婦の食費が多い印象。

他には、交通・通信費、その他の消費支出の約2万8000円の支出が目立ちます。

【消費支出】

費    目割    合金    額
食費27.7%65,246
住居5.8%13,662
水道光熱費8.4%19,786
家具・家事用品4.0%9,422
被覆及び履物2.6%6,124
保険医療6.4%15,075
交通・通信11.9%28,030
教養娯楽10.3%24,261
その他の消費支出11.9%28,030
うち交際費10.9%25,674
合計99.9%235,309

※割合から金額を計算したので誤差がでました。

3.総務省の家計調査報告は老後の生活費を考える時のサンプル

老後のお金を考える時、1ヶ月の生活費を夫婦2人でいくらかかるのかを考えなくてはなりませんよね。

総務省の家計調査報告はあくまでも平均値なので、ひとそれぞれ。年金だけで暮らしている人もいれば「年金はおこずかい」という富裕層もいます。

老後の生活費で基本収入は年金という人にとって、この調査報告書はひとつの目安になるのではないでしょうか。

私も老後の1ヶ月の生活費がいくらかかるのか?まわりに聞ける人がいませんでしたから、最初は検討もつきませんでした。

あれこれ調べていくうちに、総務省の家計調査のデータを偶然目にしその金額にびっくり!

現役時代のまま生活していては老後破産へまっしぐらだ!目の前が真っ暗に。

それからというもの老後のお金について、あれこれ手探りしながら学ぶのに時間と手間がかかりました。

人生100年時代、退職金や預貯金を減らさないためにも、早めに老後の生活費を計算しておくことをおすすめします。

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