1.利息がもったいない
夫はガンコなくらい「現金主義」です。
今の時代「現金に勝るものなし」なんて言ってるのは化石か？昭和か？ってくらい
古い考えかもしれません。
結婚当初から、クレジットカードは持たない。
すべて現金での支払い。夫に強要(？)され、洗脳(？)され続けてきました。
でも、その考えに救われたなぁって思えるのは
新車を現金で購入してきたことです。
結婚して３０年。
新車を購入し、１０年近く乗り続けては、その後買い換えを３回繰り返してきました。
たった３回しか買い換えをしていないんですが
すべて、現金で支払っています。
長い結婚生活では、経済的にどん底のときもありました。イヤ今もですが・・・
そんな時に限って車のアチコチにガタがきて買い換えたくなるんです。
でも、お金がない！
ローンを組めば買えるかもしれない。何度思ったことでしょう。
そんな時「貯まるまでガマンしよう！」と夫。
「いつになったら貯まるんじゃい！！今すぐ車が必要なのに！」って
恨んだりもしました。
でも、金利分のお金がいかに多く支払っているか
実際にシュミレーションしてみればはっきりすること。
仮に
３００万円を金利２．８％で６０ヶ月借りるとする
３００万円
金利２．８％
期間６０ヶ月（５年）
総支払額
３，２１８，４００円
差額
２１８，４００円
我が家はこれを３回買い換えしてるので
２１８，４００円×３回＝６５５，２００円
６５５，２００円って我が家にとっては大金。
これをローン会社に支払うなんてできないです。
新車購入時
販売店は自社のローンを猛プッシュしてきます。
車を買ってディーラに儲けさせて、さらにローンで儲けさせなきゃならないの？
余分なお金なんて払いたくない！！
「でもお金がない！もう貯めるしかないか」で
ポンコツに乗りながら少しづつ貯めていきました。
2.ローンが終わるまで自分のものじゃない感覚がイヤ
新車は現金一括購入したら、名義は購入者自身になりますが
ローンを完済するまで借り物に乗っている感じがしてしまうんですよ。
人の車に乗って、人の車の税金を払っているような。
たまらなくイヤなのです。
気にするか、しないか、人によるでしょうが。
私は自分の物として（夫のお金で買っていますが）運転したかったのです。
社宅暮らしは仮の住まい。自分たちのものじゃない。
だから、「車くらい自分たちのもの」っていうか、所有感が欲しいのかもしれません。
3.返さなきゃならないのは心の負担です。
毎月毎月のローンの支払い。
あと何ヶ月と指折り数えている自分。
ローン分を貯蓄にまわせるたら、子どもたちのために使えるのに。
返済途中で事故でも起こしたらどうなるんだろう。
全額返済してそれから・・・なんていろいろ考えていたら
小心者の私はオチオチ寝てもいられません。
夫は結婚してから、病気やケガで３回入院しているんです。
入院日数はどれも１ヶ月あまり。
体が丈夫でないだけに、もし退職することになったら
収入は途絶えてしまいます。
私のパート代だけでは生活費だってままならないのに
ローンを抱えていたらどうなるんだろう。
我が家の老後は安泰ではありません。
毎日１０円でも節約しようとガンバッテいるのに
車のローンでぶっ飛んでいく大金に目をつぶるわけにはいきません。
車は贅沢品と呼ばれるくらい高価なものです。
でも、我が家にとって車は必需品なので
しばらくは、大切に乗り続けて、乗りつぶすことこそが
節約に結びつくと考えています。
