1.老後の資金を考えるきっかけは退職金の額だった!
老後の資金が貯められないけど退職金もあるから何とかなるでしょ!と思っていませんか?
私も、50代に入るまで老後の資金なんて何にも考えていませんでした。
というよりも、考えたくない。何とかるはず!と。
今思えば自分にそう言い聞かせていたのかもしれません。
結婚当初、つけていた家計簿もすぐに挫折。何いくら使っているのかもわからない。
どんぶり勘定で暮らしていました。家計を預かる主婦として失格!と言われても
ぐうの音も出ませんわ。
そんな私もさすがにこのままじゃいけない。老後は夫婦で路頭に迷うかもしれない。
そんな恐怖を感じたのは、退職金の額を知った時でした。
夫が持って帰ってきた会社の就業規則を見て計算したら思ったより少ない。
夫は「退職金の額は、年々減っているみたいだ」と。
夫が定年を迎える頃には退職金は減っていても増えることはない!
もう何とかなるなんて言って知らん顔している場合じゃない。
これがきっかけで、やっと老後の資金について真剣に考えるようになりました。
2.何をどうすればいいのか?わからないけど、まずは一歩を踏み出してみた。
お金がないことを嘆いてみても、当たり前だけど、お金が天から降ってくる
わけじゃない。
でも、何から手を付けていいのかさっぱりわかりませんでした。
子どもの手が離れてから、パートや派遣で働き始め夫の給与もそれなりに
もらっていたのでテレビショッピングにはまったり、デパートのバーゲンは
開店前から並んだりと、お金を使うことばかり考えていたのです。
でも、本当に必要なのか?自問自答してまずは止めてみよう。
テレビショッピングやデパートのバーゲンは安いと飛びついても1回に2~3万円
多いときは5万10万と買い物をしていたので、止めた効果は大きかったです。
実際、時間が経つにつれて買わないことに慣れてくるんですよね。
今では必要な時に必要なものを買う。という行動をとれるようになったんです。
信じられないけど。
これが自信となって、生活全般を見直して生活費を減らすことが
できるようになりました。
生活費を膨らませることは、とってもカンタンですよね。
でも、生活費を減らすのってハードルが高くて行動に移せない!と思っていませんか?
なら、まずはひとつ!止める行動をしてみるといいでしょう。
あれもこれも止めると「あ~あもう買えないなんてイヤ」とストレスでリバウンドして
買いもしたい病に後戻りです。
ひとつ止めることに成功したら自分を褒めてあげてください。
ただこの時自分を褒めるために買い物をしないこと(笑)
せめて、美味しいスイーツやランチにとどめておくことですね。
そして次に何を止めようか?考えるのが楽しくなっているとおもいます。
3.生活費が減らせたら、国からもらえるお金を知ろう!
私自身生活費が減らせるなんて考えてもみませんでした。
でも、ムダと考えるモノを止めて生活費は減っていくことで、自信みたいのものが
できたのでしょう。
お金のことをもっと真剣に考えるようになったのです。
いちばん勉強になったことは「黙っていても、もらえない!日本は申請主義だ!」
ということです。
申請するには、申請できる「そのもの」を知らなきゃならない。
だって後から「申請しておけば、もらえたのに」という後悔だけは
したくないですからね。
そこで、国からもらえるお金について考えました。
国からは年金しかもらえないの?
夫が退職したあと働き続けたら年金はどうなるの?雇用保険って失業した時だけ
しかもらえないの?
頭の中が???でいっぱい。もう!わからないなら聞くしかないと
年金事務所に電話したり本を読んでみたり。
これで以前よりはちょっとだけ知識が増えました。
夫は定年退職後、継続雇用で働いていますが、この仕事は65歳での
退職を予定しています。
ですが、雇用保険の失業給付は、65歳で退職するのと64歳では
支給額が違うらしく、65歳か64歳か検討中なのです。
まだまだ知らないことだらけだけど
「申請しておけば、もらえたのに」という後悔をしないように
勉強していきたいと思っています。