「勝間式超ロジカル家事」は老後の家事分担へのヒントがあった

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1.「勝間式超ロジカル家事」勝間和代著を読むきっかけ

この本の著者である勝間和代さんをテレビなどでご存知の方も多いのではないでしょうか?

勝間和代さんは経済評論家として活躍されていますが、家事に関する著書

「勝間式超ロジカル家事」を出版しました。

 

この本で勝間氏は

仕事のスキルを全力投入して家事を超効率化するために

家事と真剣に向き合った

 

と述べています。

 

つまり、この本は「いち個人がやってみたら、たまたまよかった」的な本ではなく

いかに無駄な時間を省いて効率よく家事をしたらいいのか?を

勝間氏ご本人お得意のロジック(仕組みや原則)をもとに実践し効果があったことを

紹介している点が特徴と言えるでしょう。

 

私は今、老後の生活が始まったら家事を夫と分担したいと考えています。

しかし、60年あまり家事などしたことのない夫に退職したらすぐに

家事をしてくれるでしょうか?

 

夫といえ他人を家事に向かわせることは非常に難しいことは明らかです。

家事の中でも、掃除や洗濯は機械に任せれば何とかなるでしょう。

 

問題は、食事の支度つまり料理を作ることがもっともハードルが高いと思っています。

そこで、料理を教える前段階として、いかに効率よく料理ができ後始末も簡単な方法を

模索している最中なのです。

 

この本から何かヒントをもらえればと思い読んでみることにしました。

 

2.「勝間式超ロジカル家事」の大きな柱は2つ

「勝間式超ロジカル家事」は今年の3月に出版されました。

 

出版された当初「ロジカル」という言葉に、頭をフル回転させるんじゃ

ないのだろうか?

 

私にできることが書いてあるのだろうか?と購入に躊躇していました。

しかし、読んでみたらそんなことはなく

「勝間式超ロジカル家事」の大きな柱は2つです。

 

1.最新家電を導入して家事をAI化する

2.「不便」「めんどう」を放置しない

 

これって、毎日家事をしている主婦ならとっても興味があると思いませんか?

 

1.勝間氏の「最新家電を導入して家事をAI化する」とは

 

普段の家事で使っているのは、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、炊飯器

電子レンジでしょう。

 

さらに、今では食洗器、自動掃除機のルンバなど、ひと昔前から考えると

主婦から家事を解放してくれたとても便利な家電です。

 

その一方で勝間氏は、IH電気鍋とスチームオーブンなどの調理家電の良さを

こう言っています。

 

理由は2つ。

1.料理の間そばについている費用がなくほったらかしできる

2.最適な加熱温度に設定できるから仕上がりがおいしい

 

勝間氏の調理家電は、シャープのスチームオーブンヘルシオが2台、象印の温度調節ができる

圧力IH鍋を2台を所有し、使い倒しているところはさすがと言わざる負えないでしょう。

 

それじゃ私も調理家電を合計4台も必要か?ではなくて

料理が出来上がるまでガス台につきっきりでなくても、材料と調味料を入れるだけで

美味しくできあがること。

 

それによって、作業量が短縮できる時短につながることを理解することから

始まるのです。まさしくこれは働くママたちだけの家電ではない!

 

私がガスを使う圧力鍋の出番は年に数回程度。

火加減が難しいことやガス台から離れられないこと。

さらに鍋が重く洗うのが大変なので使う頻度が遠のいてしまっているのです。

 

しかし、年を取って体力が衰えて、扱いに四苦八苦する圧力鍋よりも

圧力IH鍋の方が安全で使い勝手がいいのではないだろうか?

 

また、夫にも料理をしてもらうには、この調理家電はハードルを下げるのではないか?

読んでみてそう思えるようになりました。考える余地は十分にありそうです。

 

ただ著書では、調理家電をすぐに買うことを進めてはいません。

 

まずは、手持ちの「オーブン電子レンジ」を見直すこと。

レンジ機能しか使っていないのなら、オーブンの機能を使えば「ほったらかし」

でも調理できるものがないか?

 

チャレンジしてからでも遅くはないとしています。

 

2.「不便」「めんどう」を放置しない

 

長年家事をしていると「不便だと思うけれどみんながやっていることだから

当たり前なんだろうなぁ」と思っていることってありませんか?

 

私が思う一つが魚焼きグリルのお掃除です。

焼き魚でしか使わない魚焼きグリルなのに、使用後の網や受け皿を洗うことの

面倒くさいことったら!

 

魚の脂や匂いが気になって、ゴム手袋をはいて、洗うスポンジも

食器用とは別にしていました。

 

3ヶ月程前に生協から「ミニトレイ」という魚焼きグリルで使える容器を

2つ購入しました。

左側の波状のトレイは、魚焼き専用に。右側は、野菜を焼いたりグラタン用に使っています。

サイズは小さいけれど、左側のトレイは夫のお弁当用に魚ひと切れ焼くのも、使用後に洗うのも簡単で

重宝しています。

 

勝間氏もやはり同じで

 

ミニトレイを使いだして実感したのは「なんて便利なんだ!」という画期的なまでの利便性でした。

こんな小さなトレイ1つで、キッチンに絶大なイノベーションが起こったということです。

 

ちょっと大げさかなと思いますが、実は小さな「不便」や「めんどう」を

放っておかないで、解決しようと行動することが大切であること。

その積み重ねが、家事の効率化につながっていると言っているのです。

 

3.まとめ

先にも述べたように、私は夫が定年で家にいるようになったら家事を分担

してもらおうと企んでいます(笑)

 

それは何も私が楽をして、空いた時間は遊び歩きたいわけじゃないんです。

 

81歳の母は毎日3度の食事を手作りしています。しかし高齢ともなると毎回の食事の支度に

30分~1時間も台所に立ちっぱなしは相当つらようです。

 

もし、父が料理ができたなら母の負担も減るだろうし、万が一母が先に亡くなっても

父は自分の食事を作れたかもしれません。

 

老後をすこやかに暮らすには、美味しい栄養のある食事を摂ることが不可欠です。

そのためには、家事の分担は老後からでも遅くはない。

私にその方法を教えてくれた一冊でした。

 

「勝間式超ロジカル家事」では、料理の他にも掃除洗濯、収納

そしてお得意の家計術にいたるまで、主婦が背負う家事全般を紹介しています。

 

1ページから順に読んでもいいですし、目次を見て興味のある章を読んでもいいです。

明日から使えるヒントが載っているでしょう。興味のあるかたはご一読を!