50代骨密度測定してみたら意外にも良かったけど手放しで喜べない

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骨密度測定をしたら意外にもよい結果だった

50代のあなたは自分の骨密度を知っていますか?

 

先日かかりつけの調剤薬局で「骨密度チェック」をしてくると聞いて

自分の骨の状態を調べてもらうことにしました。

 

結果は、思ったより良い結果で管理栄養士さんからお褒めの言葉をいただきました。

測定前の私は「きっと平均値より低いだろうなぁ」と骨に良いことを

何にもしてこなかったことを後悔していました。

 

でも、測定してもらった結果の数値は、思ったより良かったのです。

よく閉経が早いと骨がスカスカになって骨粗しょう症になりやすいと聞きますよね。

 

私も40代で閉経を迎え、これといった運動もせず、骨によいと言われるカルシウムを

摂取している意識もなかったから意外というしかありませんでした。

 

1.骨密度とは

まずは、骨密度とはどういうものなのでしょうか?

 

e-ヘルスネット(厚生労働省)

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-027.html

骨を構成するカルシウムなどのミネラル成分のつまり具合。

骨の強さやつまり具合は骨密度によって評価されます。

簡単に言うと骨の構成するカルシウムやミネラルがギュッとつまっていて

骨そのものの強さを骨密度によってわかるのです。

 

この骨密度は、年を取っていくことで少なくなっていって

特に女性は50歳を迎えるころには加速すると言われています。

 

骨密度が減少を続けると骨折をまねいたり、高齢者になると骨折から

寝たきりになるこも考えられます。

 

50代の今から自分の骨密度を知って、減らさない知恵や工夫をすることが

すこやかな老後につながるのです。

 

2.今回骨密度を測った機械

今回私が骨密度を測った機器はキャノン 超音波骨密度測定装置「CM-300」です。

この装置は、かかとの骨に超音波を通すことで骨密度を計測する医療機器なのです。

 

素足のまま左足を乗せて、かかとを固定するだけ。計測時間はたったの10秒。

痛くもなくアッという間に終わってしまいました。

 

3.骨密度を測った結果

骨密度を測ると骨密度を評価する数値が出てきます。

「%YAM」(Young Adult Mean)と呼ばれるものです。

 

これは骨密度がもっとも高い若い人(20~44歳)の骨密度を100%とした時

現在の骨密度がどれくらいなのかの割合をパーセントで示すもので

例えば「YAM80%」は骨密度が若い人の平均の80%という意味です。

 

骨密度の評価として以下の基準があります。

 

【脆弱性骨折のない場合の骨密度】

骨密度  
YAM80% 正常
YAM70%以上80%未満 骨量減少
YAM70%未満 骨粗しょう症

 

【脆弱性骨折のある場合】

YAM80%未満でも骨粗鬆症と診断されます。

 

脆弱性骨折とは

アステラス製薬より

脆弱性骨折とは、骨密度が「低骨量」(YAMの80%未満)

または脊椎のX線検査で骨がすかすかになっていることが原因で、転倒などの

軽い衝撃で起こった骨折をいいます。

 

AGEは、同年齢の平均値に対しての値で

50代の平均値を100%とした場合、数値が大きいか少ないかで判断します。

 

で、今回骨密度を測った私の結果は

 

YAM→ 94%

AGE→126%

 

YAMが80%以上であること、AGEが50代の平均値よりも26%も大きい値であることから

骨密度が意外にも良い結果となりました。

 

4.骨密度の数値が良かったワケは食事なのかもしれない

今回私の骨密度の数値が良かったのか振り返ってみると

食事にあったのかもしれません。

 

骨を丈夫にする栄養成分には、カルシウム・ビタミン・ビタミンKなどです。

ヘルスケア大学

http://www.skincare-univ.com/article/010986/

 

骨によい食材として

【カルシウムを豊富に含んでいる食材】

牛乳・乳製品・小魚・干しエビ・小松菜・チンゲン菜・大根、・大豆製品など

 

カルシウムの吸収を助けるビタミンDやビタミンKも一緒に摂りたい栄養素です。

【ビタミンDを豊富に含んでいる食材】

鮭・ウナギ・サンマ・メカジキ・イサキ・カレイ・シイタケ・キクラゲ

 

【ビタミンKを豊富に含んでいる食材】

納豆・ホウレン草・小松菜・ニラ・ブロッコリー・サニーレタス・キャベツ

 

これらの食材はどれも好きでよく食べています。

毎日数種類摂っていることで、骨密度が保たれていたのでしょう。

それしか考えられません(笑)

 

5.骨密度の結果がよいからといって手放しで喜べない

 

骨密度を検査する方法はいくつかありますが、今回私が測定した方法は

QUS法というものです。

 

機械に足を乗せて10秒で測定が終わる簡単な測定器です。

一方で、測定精度が低いとも言われています。

 

なので、この数値が良いからと安心してはいられません。

この先機会があればもっと精度の高い機器での測定も必要でしょう。

 

もう一つ、骨は生まれた時のままではなく、自分で壊してはまた新しい骨を作る

といったことを繰り返して1年間に20~30%の骨が新しい骨に入れ替わっています。

これを骨代謝(骨リモデリング)と呼びます。

 

しかし、この骨代謝が女性ホルモンや加齢によってうまくいかないと

「骨粗しょう症」となる可能性もあるのです。

 

6.まとめ

測定を受ける前は「このままでは骨粗しょう症になるよ。食生活や運動など生活を

見直した方がいいですよ」なんていわれるのが怖くてためらっていました。

 

今回は、たまたま調剤薬局で骨密度の測定をしてくれることを知って

50代という年齢もあり思い切って測定をお願いしてみることにしました。

 

結果、測定をして良かったと思ったのは、数値もさることながら

「骨」に対する意識が変わったことです。

 

骨にも骨代謝(骨リモデリング)というものがあること

測定方法ももっと精度のある機器があること

そして、今まで以上にカルシウムやビタミンDの食材に興味を持つようになりました。

 

これから迎える老後の生活をすこやかに過ごすためにも

自分の身体のことは自分で責任を持つことの大切さを教えてくれたと思っています。

 

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