1.老後の生活のために、なぜ新聞の宅配をやめたのか?
我が家で新聞の宅配をやめてから、1年が経ちます。
えぇ!!新聞の無い生活なんて、ありえない!!
活字の無い生活なんて、原始人の生活ですか?
新聞を読まないことって、時代から取り残されるんじゃないの?
って思っていませんか?
私も最初は、ホント迷いましたよ。
それまで、新聞のない生活なんて、したことがなかったんですから。
いっときは、日本経済新聞と毎日新聞の合計2紙をとっていたこともあったくらい。
日経新聞は夫が、毎日新聞は私が読んでいました。
それじゃ、なんで我が家は新聞を取ることをやめてしまったのか。
それは、単純なことです。
引っ越したマンションが4階で、エレベータがなかったので
ゴミ出しのストレスを減らしたかったからです。
私も夫も年齢が50代後半で体力が衰えてきています。
重い新聞の束をもって、4階からゴミ集積所まで持ち運ぶことが
つらくなってきたんです。
毎日配達される新聞を読む時は
どんなニュースがあるんだろうって、ワクワクしながらページをめくる楽しみはありました。
問題は、読んだあとの始末です。
毎日読み終わった新聞やチラシをキチンとたたんで
紐でしばることが非常に面倒くさい!!
さらに、我が家は、資源ゴミの日の朝8時までに
4階からゴミ集積場まで運ばなくちゃならない。
枚数がたまると、重くて、重くて手首が痛くなるんです。
ただでさえ、毎日のゴミの処理がタイヘンなのに
資源ゴミの日に新聞をださなくちゃって、ストレスがたまるんです。
こんなことをしてまで、本当に新聞を取る価値があるんだろうか?
そう考えて、夫と相談して試しに新聞の宅配をやめてみたんです。
もし、不自由なことになれば、再び申し込めばいいんだからと。
でも、今日まで申し込むことはありませんでした。
2.新聞のない今の生活は不自由なのか?
新聞のない生活が始まって不便なことがあったのか?
答えは、まったくもって問題ありません。
必要な情報は、すべてネットで探すことができるんです。
例えば「最近腰が痛くて歩くのもタイヘン!!」って時はどうしますか?
自宅にネットがつながっていたら、まずは「腰痛 治療方法」で検索しませんか?
自分の症状から、最新の治療方法をしらべたり、病院をさがしたり。
新聞で「腰痛特集」なんて記事が、たまたま載っていたら運がいいですけど
そうはいきませんよね。
今必要な情報を、新鮮な生の情報が手に入るネットがつながっている。
それだけで、安心感があるんです。
もちろん、新聞にも良さはあります。
今の経済や社会のニュースやタイムリーな話題や情報が手に入るし
いいこともいっぱいありますよ。
でも、新聞からもらった情報はほとんど忘れているんです。
忘れてしまって、困ったこと?って記憶にありません。
「新聞がなければ時代に取り残されて、不自由な生活が待っている」というのが
妄想でしかないことがわかったのです。
どうしても新聞にある情報が欲しかったら
コンビニに行ってその日の新聞を買えばすむこと。
わざわざ月極で購入する必要がないんです。
3.老後は、ネットさえあれば必要な情報は手に入る。
最近の新聞社は、宅配もありますが「デジタル版」として
ネットで新聞が見れるようになっています。
だけど、4,000円近くも払ってまで必要かどうか?
ビジネスマンとしてバリバリと第一線で働いているよ!って言うんだったら
必要かもしれません。
でも、老後の生活費の中から固定費を減らすのであれば、新聞代はバカになりませんよ。
普通に生活するのに、特別な情報はいらないんです。
各新聞社では、無料の電子版を用意しているので
それを利用すれば、十分な情報を得られますよ。
私がよく読んでいる無料電子版
東洋経済オンライン
時事ドットコム
日経ビジネスオンライン
毎日jp
asahi.com
YOMIURI ONLINE
すべて読まなくても、これだけネットで情報をえることができれば
老後の生活で不自由することはないと思うんです。
他にもテレビやラジオもあるから十分でしょ。
浮いた4,000円があれば
趣味にかかるお金にまわす
貯金にまわす
食事にでかけるなど
結構いろんなことができるんですね。
まとめ
新聞の宅配をやめてよかったこと。
1.古新聞をゴミ集積所まで持っていく、ストレスから解放されたこと。
2.新聞がなければ、生活に困るは妄想だとわかったこと。
3.新聞代が節約できたこと。
うまれてこのかた、新聞のない生活なんて考えてもいなかったけど
なくても、ゼンゼン平気なことが実感した今。
私の中に、まだまだ他に妄想しているものが、あるかもしれません。