1.メガバンクが大口定期が、小口定期の金利水準を同じにする
Yahooニュースで伝えられた。
ロイター 2月5日(金)18時36分配信
2月5日、日本銀行のマイナス金利政策導入を受け
三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行、三井住友銀行は、定期預金に付ける金利を引き下げ
一部の大口定期と小口定期の金利水準を同一にすることを決めた。
退職金をどこに預けようと検討中の人にとって、ショックなことじゃないでしょうか?
夫の退職金の運用をあれこれと考えているまさにこの時期に!
大口定期の金利水準が小口定期と同じだなんて。
メガバンクの大口定期預金の預け入れできる金額は1,000万円からです。
今まで、コツコツと少額ながらも貯めてきたお金を
退職金と合わせてやっと人並みに大口定期預金で運用しようと計画していたのに。
メガバンクなら大手だからそうそうに潰れないだろうと思って
預け先の候補に考えていた私はどうすればいいんでしょう。
大口定期の金利が小口と同様なら
大口定期に預けるメリットがなくなりますよね。
また、イチから退職金を含めた資産の運用を考え直さなければなりません。
2.投資信託をすすめてきても、元本保証!
前に、三菱UFJ信託銀行に退職金の相談に行ってきました。
その時にも「投資信託は、リスクがあります。
ですが、長期で運用すると大きな利益を得ることができるんですよ」と
説明を受けました。
窓口の営業担当者の説明は、図解やデータを使って
そりゃ説得力がありましたよ。
元本保証って自分でこころに誓っていったにもかかわらず
少額なら投資信託もいいかなぁなんて、頭をかすめたんですから。
メガバンクが大口預金の金利優遇停止をしたなら
その他の金融機関も、足並みをそろえることになるでしょう。
さらに、「資金を運用するなら、投資信託じゃないと増えないですよ」と
すすめてくることもあるかもしれません。
まだ年齢が若くて、定年退職まで時間あるのなら
多少のリスクを取りながらの分散投資もいいかもしれません。
でも、私たち夫婦は、これから年金だけが頼りの生活を送っていくんです。
少ない虎の子の退職金と預貯金で「食いつないでいく」生活が始まるのに
リスクを取ることはできません。
3.老後の生活の見直しをしなければなりません。
以前、メディアで個人年金が取り上げられた時に
あるコメンテータが「国の年金は、物価にスライドして受給額も変わる。
これは個人年金にはできないこと」
のようなことを言っていた。
そうか。将来物価が上昇したら年金の受給額があがるんだったら、安心だわ!
やっぱり、国の政策はちゃんと国民のことを考えてくれているのね。
単純な私は、感心したことを覚えていますよ。
ところが、超絶に裏切ってくれた!
2015年から年金は「マクロ経済スライド」が発動されたからです。
支給額を物価や賃金の上昇率よりも低く抑える仕組みで
年金は「実質目減り時代」に突入したといわれる。
年金額が目減りするってことは
当然、不足分を資産から埋め合わせすることになりますよね。
それだけじゃない。
消費税、国民健康保険、介護保険の負担も増えてきますよ。
これからは、より一層資産を守りながら
さらに老後の生活の見直しをしていこうと思っています。