1.孫へのクリスマスプレゼントの相場っていくらなの?
クリスマスが近づいてくると孫へクリスマスプレゼントはどうしよう。
祖父母にとって、相場はいくらぐらいなのか悩みますよね。
そこで、おもちゃメーカーのバンダイでは0歳~12歳までの子どもを持つ親800人を対象に
「今年のクリスマスに関する意識調査」(2018年)を実施しました。その結果をもとに
親が子どもへのクリスマスプレゼントの相場を参考に孫にいくらぐらいプレゼントしたらいいのか?
見てみましょう。
上の図をみると、クリスマスプレゼントを購入する価格帯の割合は以下のとおり。
1位5,000~5,999円
2位3,000~3999円
3位3番目が10,000~14,999円
5,000台がボリュームゾーンで、次に3,000台、10,000以上となっています。
親が子どもへのクリスマスプレゼントは、だいたい5,000台が相場といっていいでしょう。
では、祖父母が孫へのクリスマスプレゼントは、いくらぐらいのものを用意したらいいのでしょうか。
親の相場である5,000円を基準に、孫へのクリスマスプレゼントについて5つのパターンを考えてみました。
1.親の相場と同じ5,000円くらいにする
親の相場が5,000円なので、孫へのクリスマスプレゼントも同額の5,000円に足並みをそろえる。
お誕生日といった孫個人をお祝いするときには奮発して、クリスマスは親の相場にあわせるのも
いいでしょう。
2.祖父母だからこそ親より多い5,000円以上にする
祖父母にとって孫は特別な存在です。
クリスマスプレゼントは、選ぶ楽しさと孫の喜ぶ顔見たさに奮発したいのが心情。
お財布が許せば親が手を出せないプレゼントをあげると親と孫の両方に喜ばれるかもしれませんね。
3.あげないのは寂しいから3,000円くらいまでにする
親の立場を尊重するといった考えから、相場の5,000円より低い3,000円くらいとの声もあります。
また、まったくプレゼントをあげないのも祖父母にとっては寂しいので
3,000円くらいまでのプレゼントなら大袈裟でもなく、祖父母の気持ちが伝わるのではないでしょうか。
4.孫の親に相談する
子どもにとってどんなものであってもプレゼントは嬉しいもの。
でも、親の教育方針で子どもへのプレゼントはいくらまでと決めているかもしれません。
「クリスマスプレゼントを贈りたいけれど、金額とか決めているの」と率直に聞いてみるといいでしょう。
5.あげない
クリスマスの後に来るお正月にお年玉をあげるので、クリスマスプレゼントはあげないと決めている人もいるようです。
または、クリスマスは家族団らんや家族だけの思い出を作る行事の1つと位置付けて、子ども家族に踏み込まない姿勢でいるのも
アリかもしれません。
以上クリスマスプレゼントを贈る5つのパターンをご紹介しました。
孫へクリスマスプレゼントを贈ることは「こうでなくちゃいけない」といった儀礼的なものではないので
祖父母の気持ちで決めていいと思います。
次に、クリスマスプレゼントを贈る場合、祖父母が気をつけることについて私の経験を踏まえて
書いてみます。
2.孫へのクリスマスプレゼントを贈る場合に気をつけること
1.孫へのクリスマスプレゼントを贈っていいのか親に確認する
祖父母が孫へクリスマスプレゼントを贈るのが当たり前と思っている人も多いのではないでしょうか。
先ほどのバンダイのデータによると、クリスマスプレゼントをもらう相手で最も多いのが「サンタクロースのみ」の47.6%でした。
アメリカやイギリスでは、クリスマスは自宅で家族と過ごし家族みんなで家庭料理を楽しむのが一般的。
アメリカは、家族でプレゼントを交換し合い、イギリスはサンタクロースが12月25日にプレゼントを持ってくるものとされています。
日本ではアメリカとイギリスがミックスした行事になっていますが、必ずしも親が同じ考えとは限りません。
もしかしたら、子どもの夢を尊重してサンタクロースからのプレゼントのみと考えているのかも?
まずは、孫へクリスマスプレゼントを贈ってもよいのかどうか?トラブルを避けるためにも事前に聞いておくのがベストでしょう。
2.クリスマスプレゼントは何がいいか?率直に聞く
子どもが喜ぶクリスマスプレゼントは人気商品であることが多いため、親や義実家とかぶる可能性が大きいです。
実際2歳の男の孫がいる私は、購入を予定していたアンパンマンのおもちゃと娘がプレゼントするものと
ものの見事にかぶっていて、購入前に聞いておいてよかったと思いました。
せっかくのクリスマスプレゼントがムダにならないためにも、何がいいのか率直に聞くことをおススメします。
3.クリスマスプレゼントは早めに購入する
クリスマス商戦は、企業にとって書き入れ時。
普段よりも在庫を多めに用意していても、人気商品は瞬く間に売り切れ続出と聞きます。
トイザらスなどのおもちゃ専門店はこの時期土日は人でごった返していますから
早めの行動がカギになります。
忙しくてお店での購入が難しければ、ネットで購入することも視野に入れましょう。
Amazonや楽天市場、イオンのキッズリパブリックではこの時期セールを開催していますから
お得に購入できます。
3.【参考】クリスマスプレゼントの内容ランキング
バンダイの「今年のクリスマスに関する意識調査」から、親から子どもへのプレゼント内容と子どもが欲しいプレゼントの内容について
のデータを参考までにご紹介します。
1.【子どもが欲しがっているクリスマスプレゼント 年齢別】
子どもが欲しがっているクリスマスプレゼントの特長は、年齢が上がるにつれて「ゲームソフト」や「ゲーム機」になっています。
少数ながら、9~12歳では「スマートフォンなどの電子機器」が3位に登場!
時代の流れでしょうか。近い将来孫に電子機器の使い方を教えてもらう時期がくるのでしょうか。
2.【親が子どもにかってあげたいクリスマスプレゼント 年齢別】
年に1度のクリスマス。子どもの希望を叶えてあげたい親心が反映してか、【子どもが欲しがっているクリスマスプレゼント 年齢別】の
内容とさほど変わりはありません。子どもの喜ぶ顔は、親にとってこの上もない幸せですから当然の結果でしょうね。
3.【2018年 親が子どもに買ってあげたいクリスマスプレゼント 男女・年齢別】
男女別では、やはり男子は6~8歳でゲームソフトを買ってあげたいようです。
一方で女子は9~12歳になると「衣類・雑貨」が1位になっています。
女子の9~12歳は、そろそろサンタクロースの存在の有無がわかる年ごろですから
クリスマスプレゼントが何が欲しいか直接親に伝えるのかもしれませんね。
以上、孫へのクリスマスプレゼントについてご紹介してきましたが参考になりましたでしょうか。
クリスマスプレゼントを贈るのはせいぜい小学生か中学生までで
高校生以上になると現金であげるか、むしろあげない方向へ。
もしかしたら、もらう立場になっているかもしれませんね。
大切なことは、クリスマスプレゼントをあげるにしろ、あげないにしろ祖父母は子ども家族のしあわせと
孫の健やかな成長を見守る姿勢もプレゼントのひとつだと思います。