鼠径ヘルニア(開腹手術)治療費はいくらかかるの?入院期間と治療費を公開!

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今年4月に夫(63歳)が消化器外科で鼠径ヘルニアと診断され開腹手術を受けました。鼠径ヘルニアの手術は日帰りか、もしくは1泊2日で退院できる腹腔鏡手術が一般的です。夫の場合、主治医から開腹手術が最良のと診断されたことで、鼠径ヘルニアは誰もが腹腔鏡手術ではなく、診断によっては開腹手術があること、2泊3日の入院期間と治療費及び術後の注意すべきことをご紹介します。

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1.鼠径ヘルニア(脱腸)とは

 1.症状

鼠径ヘルニアとは、人体の構造上足のつけ根部分、鼠径部といわれるところは弱くできていて、何らかのきっかけで皮膚が盛り上がって違和感を覚えるようになるのが症状の特徴。

男性と女性では、男性の方が鼠径ヘルニアになりやすく、年代は55歳以上約92%が男性といったデータもあるようです。

夫も同様の症状があって「これって脱腸?父の見たことある!」と。主人の父も昔鼠径ヘルニアがあって盛り上がったところを自分で押し込んでいたようです。

2.治療方法

腹腔鏡手術か開腹手術の外科的治療となります。

ヘルニアバンドといったヘルニアの部分を抑える商品もありますが、あくまでも根本的治療ではないことを知った上で使うようにしましょう。

2.手術は腹腔鏡手術と開腹手術の2通り

鼠径ヘルニアの手術方法は、主に腹腔鏡手術と開腹手術の二通りと言われています。

1.腹腔鏡手術

腹腔鏡手術はお腹に5mmから12mmの穴を3か所開けそこから腹腔鏡を入れて操作しながらヘルニアの部分にメッシュ(網の形状)を当てて補強する手術方法。

2.開腹手術(従来法)

一方で開腹手術は、鼠径部分(足のつけ根)にメスを入れて開腹し、腹腔鏡手術と同じ患部にメッシュをあてる手法。

簡単にいうと、どちらもヘルニアにメッシュを当てるのは同じですが、お腹に3か所穴をあけるか、メスでお腹を開いくかの違いです。

 

夫がかかりつけの内科医に鼠径ヘルニアの診断をしてもらった時に「鼠径ヘルニアの手術は、今は腹腔鏡手術が一般的だから日帰りか1泊2日で退院できると思うよ」と言われました。

しかし、かかりつけの医師に書いてもらった診断書を手に総合病院の消化器外科を訪ねたところ、消化器外科医は「夫の病歴や持病のことから、開腹手術がよい」との診断がおりたのです。

3.鼠径ヘルニア開腹手術の入院期間は2泊3日

夫(63歳)の鼠径ヘルニア(開腹)手術は入院期間で2泊3日で、手術前日に入院し、2日目の朝9時に手術が開始され、3日目に退院といった流れでした。

1.入院1日目

1.病室に案内され入院する

入院中の診療について説明を受け必要書類に署名する。

2.弾性ストッキングを着用する

弾性ストッキングは、肺動脈に血液のかたまりである血栓が詰まる、エコノミークラス症候群を予防するために3時間着用しました。

3.おへその中をきれいにしてもらう。

シャワー浴の後、この手の手術にある毛そりはありませんでした。

4.夕飯は抜きだが水分はOK

夕食は抜きでしたが、水分は就寝時間までとれたようです。

食後に飲んでいる薬がある場合は、事前に伝えておくことが必要です。

5.寝る前に下剤を服用する

6.夜眠れない時は看護師に伝える

手術の前日、もし何かあったらと不安んで眠れない時は素直に看護師に伝えると内服薬を用意してくれます。

2.入院2日目(手術当日)

1.手術当日は食事ができません

夫の場合、手術開始時間が朝9時からというのもあってか、朝食から食べられずこの日1日は食事を喉を通すことすらできませんでした。

2.トイレを済ませてから歩いて手術室へ

付き添いの人は別室にて待機します。

3.手術の時間は約1時間ほどで終了

実際の手術時間は、40分から50分程度でした。

その後、別室にて執刀医から付添人へ説明を受けます。

4.術後は全身管理のため個室へ

術後は合併症がないか全身を管理するために個室へ移動。

夫によると、

翌日まで点滴、自動血圧計、麻酔科医の指示で酸素マスクをつけたままなので飲んだり、食べたりできず、機器を付けているので寝返りを打てなくてつらかったようです。

術後の痛みに耐えられず1度痛み止めを服用したとのこと。

3.入院3日目

1.朝食が食べられ、点滴と尿の管が終了

3日目から朝食が食べられるようになり、半分以上食べられたなら回診後点滴と尿の管を抜いてくれます。

2.抗菌薬の服用開始

感染症予防のため術後1日目から抗菌薬の飲み薬が開始されます。

また、痛みが残る場合は痛み止めも出してくれます。

3.歩行開始

回診後から安静はフリーとなって、最初の歩行は看護師さんが付き添ってくれ、やっと自由にトイレにも行けるようになり本人に笑顔が戻ったのもこの頃。

4.退院

必要書類に署名した後、退院後の生活で注意しべき点を聞き、お昼頃に無事たいすることができました。

4.鼠径ヘルニア開腹手術にかかった治療費

1.窓口で支払った治療費は90,440円でした。

鼠径ヘルニア(開腹手術)2泊3日の入院・手術にかかった費用について。

保険点数が28,768点ででした。よって1点10円なので、実際にかかった費用は287,680円。

この287,680円から自己負担分の3割86,300円と入院期間中の食事代4,140円が窓口に支払った額になります。

保険適用額+食事療養負担額

86,300円+4,140円=90,440円

窓口で支払った治療費は 90,440円

ただこれは窓口で支払った治療費で、夫の健康保険組合には高額療養費の付加給付制度があるので、自己負担額は最終的には25,000円で済みました。

2.限度額適用認定証をもらっておくと窓口支払いが安くなる

例えば、治療費が高額ですぐに用意できな場合は、窓口での支払いを安くする方法があります。

事前に入院する日が決まっている時は、健康保険組合から「限度額適用認定証」をもらっておくことで治療費が高額なった場合所得に応じて限度額を設けています。

3.健保組合の高額療養費に付加給付がないか確認する


会社員や公務員の場合、健保組合や共済組合に高額療養費に付加給付がないか確認しておきましょう。

大手の組合では、1ヶ月の治療費が25,000円をこえた場合、差額分がのちに戻ってくる付加給付(健保組合による)があります。

つまり、窓口で高額の治療費を払っても、最終的に持ち出した治療費が25,000円(健保組合による)で済むといった家計に優しい制度。

手続きは組合側がしてくれますが、差額が口座に入金されるまで2か月~3か月かかります。

治療費が高額になりつつある今、高額療養費の付加給付があることで心に余裕がもてるもの。

付加給付があるかどうか?健保組合のホームページで調べてみるとよいでしょう。

5.術後の経過と注意すべき点

1.退院後は1ヶ月後に経過を診察

鼠径ヘルニアの開腹手術では、縫合に使う糸は吸収糸といって時間とともに体に吸収されるので抜糸の必要がなく

縫合部分がパックリ開かないようテープを貼られた状態での退院となりました。

ただ、縫合部分にはテープを貼った状態なので自然とはがれ落ちるまでそのままにし、自分でテープをはがしたりしてはいけなとのこと。

1ヶ月後に再診日に医師から「しっかり縫合されているので、普段の生活に戻って大丈夫でしょう。お風呂もOKです」とのお墨付きを頂きました。

2.退院後の生活で注意すべき点

退院後の再診日までの生活において注意することは以下の5つです。

1.便秘をしないようにする

便秘がちの人は退院前に薬を処方してもらうとよいでしょう。

2.重いものを持たないようにする

日々の生活の中で、買い物の荷物や布団の上げ下ろしなど、本人はついうっかり重いものを持ってしまうもの。

家族が重い荷物を持たないよう気を配ってあげることも大切です。

3.次回の診察までお風呂はシャワーのみで我慢する

夫の場合、手術を受けたのが4月下旬だったため受診まで1ヶ月間はシャワー浴でも、大丈夫でしたが、寒い時期のシャワー浴だと風邪をひかないよう気を付けた方がいいでしょう。

4.下腹部に力の入る作業や仕事は医師に相談する

5.縫合部分のテープは自然にはがれるのを待つ

テープにかぶれやすい人は看護師相談してみましょう。

6.鼠径ヘルニアかな?と思ったらすぐ病院へ

もしかしたら、鼠径ヘルニアかな?と思ったらできるだけ早くかかりつけの医師に受診をおススメします。

かかりつけの医師がいない場合は、外科か消化器外科のある病院で診てもらいましょう。

1.鼠径ヘルニアに自然治癒はない


夫が受診した消化器外科の医師からは

鼠径ヘルニアは自然治癒することはありません。放置しておくと、嵌頓(かんとん)といって飛び出した内臓が戻らなくなり、最悪の場合腐って危険な状態なることもありますから、できるだけ早く手術することをおすすめします」と言われました。

実は、6年前に私の父(80代)が鼠径ヘルニアを患っていたにもかかわらず、放置したため嵌頓(かんとん)の状態から腸閉塞になり緊急手術をして一命をとりとめた経験があったので、私はすぐさま夫を差し置いて「手術をお願いします」と言っていました!

2.鼠径ヘルニアを放置しない

鼠径ヘルニアは、強い痛みを感じないことやヘルニアの部分を自分で押し込むことで治ったと錯覚することから病院へ行かない人もいると聞きます。

実は今回夫の鼠径ヘルニアは、右足のつけ根(鼠径部)にできたもの。医師からは「今後、左側の鼠径部にもヘルニアができる可能性がある」と言われています。

私の父も鼠径ヘルニアを甘くみていたため、腸閉塞の緊急手術と医師から聞いた時は母も私もあまりにも突然のことで「なぜ?」と戸惑いを隠せませんでした。

鼠径ヘルニアはいつどうなるかなんて誰にもわかりません。家族にとって大事な命。大事に至らないために家族に鼠径ヘルニアの疑いがあったら、まずは診察を受けることをすすめましょう。

7.まとめ

鼠径ヘルニア(開腹手術)の入院期間と治療費、退院後の生活についてご紹介してきました。

あくまでも夫の場合であって、医師の診断や病院の手術方法はそれぞれありますから、参考程度にしていただけたら幸いです。

家族が笑顔で暮らすには健康第一。家族の誰かが鼠径ヘルニアの疑いがあったら受診することをおススメします。

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