出産したと嬉しい報告があったら、お祝いをあげたいけれど出産祝いの金額の相場が
気になりませんか?
友人や知人なら、3,000円~5、000円ぐらいかな。
ベビーグッズを贈ったら、ママに喜ばれるかしら。
などとあれこれ考えるのも楽しいものです。
でも、これが身内となると
「やっぱり,それなりの現金を包まなくちゃいけないんじゃないの?」と
心配になってきます。
1.出産祝いの相場はいくら?
50代ともなると、出産祝いは、自分の子どもだったり
甥や姪に贈る機会が増えてきます。
相場は、どれくらいの金額になるんだろう?人生の先輩として恥ずかしくない金額を
贈たいと思うことでしょう。
そこで、出産祝いの相場を知るには、平均してどれくらいの額を贈っているのか
下記のデータを見てみました。
上段:最多回答額(円)
下段:1回あたりの平均金額(円)
- ―は該当するサンプルがないもの
- ✽はサンプル数が少ないためクロス集計していない
- 同数回答が複数ある場合は、複数の金額が表示されている。
- 平成10年UFJ銀行調べ
このデータから50歳以上のデータを見てみます。
上段の最多回答額(円)は、それぞれ100,000円になっています。
それ以外は
友人知人:5,000円
その他:100,000円
兄弟姉妹:データなし
下段の1回あたりの平均額(円)では
勤務先関係:5,000円
兄弟姉妹:データなし
親類:30,835円
友人知人:7,000円
隣近所:7,333円
その他:62,632円
50歳以上で兄弟姉妹のデータがないのは、年齢からいって兄弟姉妹も50代前後
すでに出産祝いは過去に贈っているからでしょう。
その他は、金額からいってたぶん50歳の自分が親として孫の誕生で
出産祝いを贈った額と思われます。
それじゃ、最多回答の額と1回あたりの平均額とどっちを参考にしたらいいの?
と思いませんか?
最多回答額を一般的な額と考え、お付き合いの程度によっては1回あたりの平均額を参考に
してみるとよいですね。
友人知人なら、最多回答の5,000円にしても
小さい時から可愛がっていた甥や姪なら奮発して30,000円を贈る場合もあるでしょう。
懐具合とお付き合いの程度によって金額を決めていくのでいいと思います。
このデータの金額を多いと思うか、少ないと思うかは
地域の習慣や価値観のちがいがあるかもしれませんが
出産祝いを包む金額の相場の参考にはなると思います。
2.子ども夫婦へ親からの出産祝い金の相場は?わが家の場合
自分の子どもやお嫁さんが、出産した場合
親が出す出産祝い金の相場はどれくらいでしょう。
上のデータの「出産祝いの最多回答額と平均金額」の
その他が親が子どもへの出産祝いなら
50,000円~100,000円が相場と考えていいのではないでしょうか。
今年長女は、里帰り出産で無事に男の子を出産することができました。
そこで、わが家の場合は
ベビー用品(48,147円)+100,000円を出産祝としました。
ベビー用品の内訳
1.ベビーベッド 13,800円
本人の希望とベッドを置けるスペースがあるとのことで購入。
2.ベビー布団 12,495円
オーガニックコットンを使っていて、申年生まれなので、サルの柄を選びました。
3.ベビーバス 2,204円
このベビーバスは、中央におしりを支える突起があるので
赤ちゃんの体を支えてくれます。
空気を入れてふくらまして使うので、終わったら小さくたためるのが嬉しい。
4.バウンサー 5,979円
新生児の時は、このバウンサーに置いたらすぐにギャン泣きして使えなかったけれど
1ヶ月を過ぎたあたりから、バウンサーを揺らすと寝るようになったらしい。
5.紙オムツ 3,990円(90枚入り×3)
これだけでは足りず、単品で2つ購入。
6.ベッドメリー 5,980円
生後3週間目ぐらいから、興味をもち始めて
2ヶ月の目が見え始めたら、これで30分~1時間遊んでくれるようになったらしい。
7.おくるみ 3,699円
サイズは約119×119cm
薄くて、肌触りもよく赤ちゃんの吐きもどしで洗っても
すぐに乾くのでオススメです。
ベビーグッズ購入代金合計 48,147円
この他に授乳クッション、使用済みオムツをいれるバケツ
湯上り用ガーゼタオルなどを購入。
我が家に滞在中長女には、母乳がよく出るように「たんぽぽ茶」を飲ませたり
食事も和食中心で根菜類を多めのメニューを心がけました。
また、赤ちゃんは、汗をかいたり、おしっこやうんちを漏らしたりと
着替えやおくるみやタオル類の洗濯が多くなるので
出産後1ヶ月の水道代が2倍に膨れ上がりました。
里帰り出産の場合、形として目に見えないお金も結構な額になります。
3.出産祝いの相場はあくまでも目安。老後の生活費を考えてから決めよう。
話には聞いていたし、私や夫の両親が娘たちをとても可愛がってくれていたので
孫の可愛さは知っているつもりでした。
しかし、実際にこの手に初孫抱いてお世話してみると
「この可愛さって何なの???」ってぐらい。
感動する可愛さは「孫の可愛さは、持ってみないとわからない」と誰かが言っていた
まさしくそのとおりでした。
可愛い孫には、お金も時間もできるだけ使いたい気持ちはわかります。
私もそうです。(笑)
でも、ちょっと考えると、これから孫に関わるイベントが目白押しなのです。
- お宮参り
- 初節句
- お誕生日
- 七五三
- 小学校入学
さらにこの先、長女に二人目が生まれるかもしれないし
二女が結婚・出産があるかもしれません。
そうなると、長女の子どもだけにお祝いをはずむわけにはいきません。
例えば第一子は10万円包むけれど、第二子は、5万円などと差をつけない。
我が家は、子どもにかけるお金は同じにすることと決めているからです。
とかく男親は娘に甘く、娘と孫には財布の紐がゆるみがちなります。
だから、子どもたちにどれだけお金を使うのか?を
夫婦でしっかり話し合って、決めておかないと、出しっぱなしの蛇口の水のように
ジャージャーお金が出ていくんですよね。
また、気になるのが子どもの結婚相手の実家が出す出産祝いの金額です。
よく、孫の出産祝いの額を両家同額にすると
お互いに肩身の狭い思いをしないと聞きますが、そうでしょうか?
「あちらが、100万円なら我が家も100万円出さなきゃいけないの?どうする?」
子どもに恥をかかせないためにとムリして出しますか?
「100万円じゃ我が家じゃとってもムリ!!」と思ったら出せる金額いいと思うんです。
お金じゃなくても、形や時間で心がこもったお祝いにするのもいいんじゃないでしょうか?
例えば、出産後実家で過ごすなら
食費代や水道代もかかるので、それをお祝いとしてもいい。
お金は出せないけれど、時間があるなら何か手伝うことだって
新米お母さんにとってはとても助かるし、立派なお祝いになるでしょう。
長女は「お姑さんが孫のために手作りの洋服やぬいぐるみを作ってくれて
すごく嬉しかった」と言っています。
ベビーグッズを手作りしてプレゼントするのも心がこもっていて最高のプレゼントになるはず。
すご~~く喜ばれること間違いなし!!ですよ。
出産祝いをわが家流のお祝いの形を決めておくのも、1つの方法だと思うんです。
⇒老後の生活費が心配ですよね。子どもへのお金は老後の生活も考えて!
「孫が可愛いからと、あれこれ好きなだけ買ってあげたら老後の資金が底をついちゃって
生活していけないのよ。孫にあれだけお金をあげたんだから、私の老後をみてちょうだい!」
なんて言えませんよね。
これからやってくる、長い老後の生活を子どもたちと仲良く付き合っていくために
出産祝いの相場はあくまでも目安と考え
我が家流のお祝いの方法を考えておくことも大切ではないでしょうか。