目次
1.年金請求書を記入する前にチェックする5つのこと
今年61歳になる私に日本年金機構から「年金請求書」が届きました。
封を開けて「年金請求書」や同封の書類に目を通してい見ると私は1回読んでスラスラ記入できないことを実感。
2年前、夫が「年金請求書」を記入する時にそばで見ていたのに、いざ自分のとなると不安がよぎりました。そこで記入ミスなく無事に提出するにはどうしたらいいのか?
自分で考えたり、電話で聞いてアドバイスを受けたことをもとに提出前にチェックしたい5つのことをご紹介します。
1.年金請求書の記入には時間が必要
特別支給の老齢厚生年金の「年金請求書」を記入する時、冊子の右ページに記入方法について記載がありますから説明を読みながらでも記入できます。
しかし、この手の書類に不慣れな場合は「年金請求書」自体が難しく、
また、「年金請求書」の年金履歴のモレや誤りがないかのチェックに非常に時間がかかります。
じっくり腰をすえて取り組まないと終わらない書類なので、早めに取り掛かることをおススメします。
2.「年金請求書」が届いても提出は61歳(誕生日の1日前)以降
「年金請求書」は誕生日の3か月前に送付されますが、提出は61歳の誕生にの1日前以降と提出日が決められています。
また、戸籍・住民票を添付する場合、61歳(誕生日の前日)以降に交付されたもので、年金請求書提出日の6か月以内に交付されたものになります。
ただし、マイナンバー登録済みの場合は省略できる書類があります。
私個人の場合は以下の通りです。
【マイナンバー登録済みで省略できる書類】
1.住民票
2.所得証明書
【マイナンバー登録済みでも省略できない書類】
1.戸籍謄本
人によって添付する書類が違っていますから必要書類は何なのかチェックしましょう。
わからない場合は「老齢年金請求者専用フリーダイヤル」に聞いてみるとよいです。
3.年金事務所で助言を受けながら記入できる
「年金請求書」の記入が難しくてわからない、専門家の助言を受けながら記入したい人もいると思います。
年金事務所や街角相談センターでは「年金請求書」記入のアドバイスをしてくれます。
アドバイスを受けながらの記入するパターンは2つ。
1.年金請求書記入のあと提出する場合
窓口に出向いて担当者のアドバイスを受けながら記入し、OKがでればそのまま提出することができます。「年金請求書」の手続きが1回ですみます。
ただし、この場合「年金請求書」を受理できるのが61歳の誕生日の1日前以降になるので、窓口に出向く時は61歳の誕生日の1日前以降であること、窓口に出向く前に必ず専用電話で予約をし、持参すべき書類などを聞いておくことが必要です。
2.年金請求書記入のあと郵送で提出
郵送で提出する前に、アドバイスを受けながら記入することもできます。
この場合の「年金請求書」は担当者のチェック済みとなるので、あとは添付書類とともに61歳の誕生日の1日前以降に郵送することになります。
窓口に出向く前に必ず専用電話で予約をし、持参すべき書類などを聞いておくことが必要です。
せっかく窓口に出向くのですから「こんなこと聞いても教えてくれないかも」と思わずわからないことはメモしておきます。
4.年金請求書のわからないことは専用フリーダイヤルで聞く
日本年金機構では、老齢年金請求の手続きについて相談できる専用フリーダイヤルを設けています。
通話料が無料なので電話代を気にせず相談できます。
電話する前に「年金手帳」「ねんきん定期便」など基礎年金番号がわかるものを手元に用意してましょう。
老齢年金請求者専用フリーダイヤル
0120-08-6001(通話料無料)
5.年金事務所・街角相談センターへの予約は3か月前から可能
年金請求書の提出、年金請求書の相談を窓口でしたい場合は事前に予約が必要です。
年金請求手続きについては3か月前から予約が可能なので早めに電話して予約することをおススメします。
2.まとめ
年金の請求を無事に完了することは老後の安心感につながります。
ミスなく申請を通すためには、わからないことはフリーダイヤルに電話して聞くなり、窓口に出向くなど手間と時間がかかりますが最初が肝心。
老後の生活費の一部となり、死ぬまでもらえるありがたい年金を安心して受給できるようにしたいものです。