先進医療と臓器移植に特化した「リンククロス」は加入すべきか?

スポンサーリンク
お金
SPONSORED LINK
スポンサーリンク
SPONSORED LINK

1.損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「リンククロス coins」とは?

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「リンククロス coins」は

先進医療と臓器移植に特化したい医療保険です。

 

そして、特約ではなく、単独で加入することができ

月額の保険料がワンコイン(500円)という画期的な医療保険なんです。

【給付内容】

先進医療の給付金が2,000万円

先進医療の一時金が5万円

臓器移植医療給付金が1,000万円

 

日本の公的医療保険、国民健康保険や会社の健康保険組合はとっても充実した

内容であっても、先進医療など健康保険の適用にならない自己負担の場合は

医療費がとっても高額になります。

 

毎月の保険料が500円(1人分)でこの給付内容だととっても

魅力的だと思いますよね。

 

老後の年金生活に入ってから、ガンで先進医療を利用する時に、

これだけの高額な出費は痛いです。

 

先進医療の中で身近な病気なのが白内障の治療法である

「多焦点ガン内レンズを用いた水晶体再建術」です。

 

これは、遠近両用のレンズのためメガネに頼らなくてもよいのが特徴です。

老化が進むと白内障になる人が多く、厚生労働省が

「多焦点ガン内レンズを用いた水晶体再建術」の許可を得た病院の数も多いのです。

 

将来的には「多焦点ガン内レンズを用いた水晶体再建術」が保険適用になる可能性が

あるかもしれませんね。

 

2.先進医療はどんな医療なのでしょう。

この保険で特化されている先進医療とはどんな医療なのでしょう。

 

厚生労働省では

将来的な保険導入のための評価を行うものとして、未だ保険診療の対象に至らない

先進的な医療技術等と保険診療との併用を認めたものであり、

実施している保険医療機関から定期的に報告を求めることとしています。

 

先進医療とは、今は保険診療にならないけれど、将来的には保険を使えるように

先進的な医療技術(自己負担)を保険診療と併用していいですよ。

 

ただし、実施している病院には定期的に報告してもらいますということ。

先進医療は将来保険適用になる可能性があるということです。

 

【例】

医療費の総額100万円のうち先進医療が20万円かかった場合

先進医療部分の20万円は全額自己負担になります。

健康保険の給付対象となる(検査代、投薬など)金額は80万円

100万円 - 20万円=80万円

 

80万円のうち70%は健康保険側の負担

80万円 ÷ 70% = 56万円

 

80万円のうち30%は自己負担

80万円 ÷ 30% = 24万円

 

24万円のうち健康保険の高額療養費制度を利用

 

高額療養費が適用になって自己負担額が2万円とすると

先進医療 + 健康保険 =自己負担金の合計

20万円 + 2万円  =22万円

 

この場合の自己負担額は22万円となります。

 

高額療養費は、国民健康保険や会社の健康保険組合によって

違ってきます。

 

家族がガンになって、医師から「保険適用の治療では難しい。先進医療の技術を使えば

生存率がアップしますけれどどうしますか?」と聞かれたらどうしますか?

 

大切な家族の命を救ってもらうために、先進医療を選ぶのではないでしょうか。

 

では、先進医療ってどんな種類があるのでしょうか?

 

厚生労働省のHPにアップしています。

先進医療A&B

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan03.html

 

【医療技術の一例】

 

次に、先進医療を実施している機関の数が気になりますよね。

実施する病院が近くにあるといいけれど、せめて都道府県に1医療機関は

あってほしいですよね。

 

厚生労働省 先進医療実医療機関

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan02.html.

 

白内障の医療技術で「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」(一部医療機関)

ガンの医療技術では「重粒子線治療」、「陽子線治療」がおこなわれている医療機関です。

「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」をする病院は多いです。

白内障を対象とした「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」は

患者側が手の出せる負担額だからでしょうか。

 

「重粒子線治療」、「陽子線治療」をする病院は限定されていますね。

もし、この治療を受ける場合は、病院までの交通費や入院した時の

家族の滞在費など、場合によっては治療費以外にもお金が必要になってきます。

 

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「リンククロス coins」の

先進医療給付金の2000万円は心強いのではないでしょうか。

 

3.臓器移植を受けるには給付額が少ない

臓器移植しか生きることができない場合、国内でおこなわれている

移植手術の数が気になります。

 

臓器移植ネットワーク(JOT)から

https://www.jotnw.or.jp/datafile/offer/2016.html

 

【臓器移植に関する提供件数と移植件数】(2016年)

 

【移植希望の登録者数】(2017年4月30日現在)

昨年の臓器移植が実施された件数と移植登録者数を比較すると

心臓では、移植を待っている人が昨年の実施件数の10倍にもなっています。

 

国内での移植を待てなくて、海外で移植をする人がいるのもうなずけます。

 

臓器移植にかかる費用はどれくらいの額が必要なのでしょうか?

器移植ネットワークのHPによると、臓器移植の費用は保険適用になっています。

 

臓器移植ネットワーク 移植費用の保険適用

http://www.jotnw.or.jp/studying/5-3.html

提供した人(ドナー)がわには費用の負担も報酬もありません。

移植を受けた人(レシピエント)も(小腸を除く)臓器移植のすべてに

保険が適用されることになっています。

 

国内での移植は、小腸以外は保険適用になりますから、お金がかかりません。

かかる費用として、移植できる病院が限られるので、家族の交通費や滞在費と

なってくるでしょう。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「リンククロス coins」の給付金1000万円なら

十分にまかなえます。

 

しかし、海外で移植するとなると数千万のお金を用意しなければなりません。

もし海外での移植が必要になったとき、

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「リンククロス coins」の

臓器移植給付金の1000万円ではとても足りないです。

 

4.まとめ

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「リンククロス coins」の

先進医療と臓器移植に特化した保険がワンコイン(月額保険料500円)とのチラシを

見た時「えぇ!500円!」と目を疑いましたね。

 

それなら、夫婦で加入しても月額1000円。

1年で12000円なんて、普通の医療保険の月額保険料並みです。

 

しかし、最近の医療保険には、先進医療が特約でついている商品がほとんどですから

もし、先進医療の特約が付いている保険に加入済みなら

改めて加入する必要はないでしょう。

 

人によっては、昔入った医療保険で、先進医療の特約が付いていないから

医療保険を見直したいと考えていいる人にはとっても魅力的な商品なので

おススメです。

 

また、先進医療には白内障に対応した「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」があるので

白内障に備えて加入するのもいいでしょう。

 

一方臓器移植給付ですが

臓器移植の現実は、国内での移植待ちの人が多くいるのに、実施例の数が

あまりにも少ないです。

 

臓器移植を待つ人の症状は重く、時間との闘いとなると

やはり、海外での移植を希望するでしょう。

そうすると、1000万円の給付では、当然足りないことになります。

 

給付金額の1000万円から考えると

国内での臓器移植を前提とした給付金という位置づけでしょうか。

 

加入済みの医療保険に先進医療の特約が付いていなければ

月額500円の保険料は魅力的なので加入を検討してみるのも

いいかもしれません。