1.しおれたバラを水揚げで復活させる方法
「しおれたバラ」を1日の水揚げで復活させる方法をご紹介します。
bloomee lifeから届いたお花の中には、意外にも早くしおれてくるお花があります。
そんな時「もう枯れてしまったわ!」と処分していませんか?
bloomee life「プレミアムプラン」の2回目に届いたお花で、早くも2日目でバラがしおれてきました。いつもなら処分していましたが、今回はバラの水揚げに挑戦してみることにしました。
こちらはbloomee lifeから届いたばかりのお花。
花瓶にいけてすぐのバラは元気いっぱい咲いてくれていました。
ところが、2日目には茎が曲がり花びらに元気がありません。
バラがしおれる原因は、水分の不足といわれています。ということはバラに水分を与えられる環境を作ってあげれば復活することになります。
バラに水分を与える環境を作るにはどうしたらいいのでしょうか?
バラの水揚げの方法をネットで調べたところ3つの工程をするだけで復活するようなので実践してみました。
1.バラを新聞紙にくるむ
茎の根元から10cmほどを残して新聞紙でクルクル巻いていきます。
曲がった茎をまっすぐにさせるために花びらに気を付けながら、花の周りはすき間なく新聞紙できっちり巻いていきます。
新聞紙にくるまれたバラがこちら。本来なら花びらは外側へくるんとカールするのですが、内側へ向いていて弱々しくハリもありません。
2.水をはったバケツの中で茎をカット
バラの根元を水のはったバケツの中で斜めにカットします。
水のはったバケツに新聞紙に水がかかるくらに漬け込みます。こうすることで時間の経過とともに新聞紙が水を吸い上げ、バラ全体が湿った環境になり、バラ自身が水分を吸収していきます。
3.1日放置
これでバラがしおれる原因である水分不足を解消する環境ができました。
このままの状態で1日放置します。
バラ1輪にバケツを使うには場所がない時は、広口で深さのある花瓶でもよいでしょう。
あれば延命剤を一緒に入れるとより効果的です。
2.水揚げ後のバラが復活
1日放置すると新聞紙全体が水分を含んだ状態になります。上から覗いて花びらにハリが出ていたら優しく新聞紙をはずしていきます。
こちらが新聞紙をはずしたバラです。
バラの状態を比べてみましょう。
左が「しおれたバラ」で、右が「復活したバラ」です。
茎がピーンとまっすぐに伸び、花はまっすぐ上へ向き、花びらにはハリが出ています。
黒ずんでいた茎も新鮮な黄緑色へ。
花の中心を上から見てみましょう。
花びらがギュっと力強く巻いていて、バラ特有の外側へのカールも復活していました。よく見ると花びらの内側にまで水滴がついています。なんだか嬉しくて笑っているようにも見えますね。
次に、花びらを比べてみます。左は「しおれたバラ花びら」右が「復活したバラの花びら」です。
1日で見違えるほどイキイキと咲かせてくれました!水分を与えてあげるだけでこれだけの変化をもたらしてくれる水揚げ。お花自身に生きる力があることをいい意味で思い知らされる結果となりました。
公式サイトお花の定期便【Bloomee LIFE】
3.まとめ
しおれたバラを水揚げで復活させる方法をご紹介しました。
私のようにお花初心者の方には、お花に元気がないと「枯れてしまった」と思いこみ処分した経験があるのではないでしょうか?
「枯れてしまった」と処分する前に、ちょっとした手間をかけてあげるだけで、今回のように元通りのお花に復活できることがあります。
もし今処分しようと思っているバラがあったら、ぜひ水揚げで様子をみてあげてください。きっと復活して、バラの美しさを楽しませてくれることでしょう。
公式サイトお花の定期便【Bloomee LIFE】