老後の医療費が負担にならないように健康には気をつけていたつもりなんだけど
前から、胃に不安を持っていた私。
http://50dai-dousuru.sakura.ne.jp/rou/archives/137
人間ドックの結果でわかったことは、胃の不快感はピロリ菌が原因だった。
胃カメラの診断結果は
検査結果の「萎縮性胃炎」
ピロリ菌が原因で引き起こす胃炎とのこと。
さっそく、本当に私の胃の中にピロリ菌がいるのか、検査することに。
私「えぇ!また胃カメラの検査ですか?イヤです」なんて子供みたいなことを言ったら
ドクター「息を吐くだけなので、痛くもなんともありませんよ。
安心してください」と諭すように優しくいってくださいました。
先生ありがとうございます。
「尿素呼気試験法」
これは、検査薬(13C-尿素)を服用して、あとは息をふきかけるだけ。
ピロリ菌とは
胃の中に住み着く菌。
胃の強い酸のなかでもしぶとく生き続けることができる。
ピロリ菌には多くの場合、5歳以下で感染すると言われています。
ピロリ菌に感染すると、胃に炎症を起こすことが確認されていますが、
ほとんどの人は自覚症状がありません。
ヘリコバクター・ピロリ感染が胃潰瘍、十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎を引き起こし
その一部が胃がんに進行していきます
ピロリ菌感染者全員が必ずしもなるわけではありませんが
ピロリ菌感染による慢性胃炎が長く続くと、萎縮性胃炎や、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの
消化器疾患が発症する可能性が高まります。
さらに、一部の患者さんでは、萎縮性胃炎が続いた後胃がんになることも報告されています。引用させていただきました。
感染する原因は
上下水道が十分完備されていなかった戦後の時代に生まれ育った団塊の世代以前の人の
ピロリ感染率は約80%前後と高いのですが、
衛生状態のよい環境で育った若い世代の感染率は年々低くなり
10代、20代では欧米とほどんどかわらなくなってきました。
また、ピロリ菌感染を予防する方法は、よくわかっていません。
親から子へのたべものの口移しには注意が必要でしょう。
上下水道が完備され衛生環境が整った現代ではピロリ菌の感染率は著しく低下しており
予防についてあまり神経質にならなくてもよいでしょう。
引用させていただきました。
ピロリ菌の保菌者かわからない親は、自分が口にした箸やスプーンを子どもに
使わないほうがいいと思います。
私は、自分が口にした箸やスプーンで子どもの食べさせたことはないと思うけど
断定はできない。
機会があったら、娘たちにもピロリ菌の検査をススメよう。
ピロリ菌の検査結果
ヤツはいました。
先生「この数値だと。うじゃうじゃいるってかんじですね」
私の胃のなかにピロリ菌がうじゃうじゃって!
もう気持ち悪いってなんの。ハァ。息苦しくなりましたよ。
先生「除菌しますか?」
私「えぇ。除菌しないと胃の中に居続けるんですよね。そして胃がんになるんでしょ」
先生「そうですね。ピロリ菌がいる人全員が胃がんになるわけじゃないんですよ。
その可能性があるから、除菌しておきましょうということです。」
私「します。します。除菌します。」
いくらピロリ菌の保菌者全員が胃がんにならないといっても
まだ、死にたくないし、もし、胃がんにでもなったら医療費も考えなきゃならないし。
少しでもリスクを減らすためにも、ここは除菌するべきでしょ。
先生「お薬で除菌できますから」
私のイメージでは、胃カメラから除菌剤をピロリ菌めがけて
噴射でもするのかと思ったけど
薬でできるのはありがたい。
1週間服用して、薬を飲み終わって8週間たったら病院で除菌成功したかを検査するらしい。
先生「薬を飲む間は、脂っこい食事と飲酒は避けてほしいので、年明けから開始してくださいね」
ということで
年明け早々、人生初の除菌開始となります。
お薬をのみ忘れたりすると、除菌がうまくいかず
治療薬に耐性をもったピロリ菌があらわれて、薬が効かなくなることがあるらしいので
くれぐれも飲み忘れないようにしよう!
※一部画像も武田薬品工業株式会社様のホームページより引用させていただきました。