60代が夫婦が車の買い替えをする前にチェックしたいこととは?

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我が家の自家用車はそろそろ買い替え時なので、ディーラーをまわってみることにしました。そこで60代での車の購入は、今までの考え方とは違った見方で検討する必要があることがわかりまた。

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1.60代はサポートシステムのある車を選びたい

60代で新車を購入する場合、将来を見据えてサポートシステムのある車を選びたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

先日私たち夫婦は「車の買い替え時がきているから、ディーラーでも回ってみようか」と気楽な気持ちでディーラーを訪ねてみました。

すると「わが社だけ特別○○な車なんです」「わが社独自の○○機能を搭載してこのお値段!」と耳ざわりのよい言葉が出るわ出るわ!「今買ったほうがいいかも!!」と思ってしまうくらい。

でも耳ざわりのよい言葉で購入へと持ち込むのがディーラーのお仕事。とはいえ高価な買い物だけに中には「十分ご検討ください。わからない時はご連絡を」と良心的なディーラーもあります。

ここで学んだとこは、事前準備が大切なこと、特にサポートカーについての知識をある程度頭に入れてからディーラーを訪問すると、機能の違いやメーカー独自の機能などの違いをより深く知ることがわかりました。

そこで、60代が今後5年以上乗り続けることを前提に新車を購入する前にしておきたいことを経験を踏まえてご紹介します。

【60代が新車を購入する前にチェックすること】

1.「サポカー」はどのような車かを知る

2.未来のカーライフを想像する

3.数社を試乗し見積もりをもらう

2.サポカーとサポカーSの違いを知る

近年高齢者の交通事故が多くなっていることで官民をあげて自動車のサポートシステム導入をしてきています。このサポートシステムとはどのようなものなのでしょうか。

サポートカーには「サポートカー」と「サポートカーS」の2種類があります。

1.「サポートカー」とは

サポートカーは略して「サポカー」と言われ「衝突被害軽減ブレーキを搭載」した車を指します。

簡単にいうと「自動ブレーキを搭載」している自家用車は「サポカー」と思っていいのです。

自動ブレーキ搭載 = サポカー

ディーラーでは「わが社の車はすべてがサポカー対応になっております」と、あたかもわが社だけが全車サポカー対応のように聞こえますが当たり前なんです。

それは、官民あげてサポートカーシステムをすすめているなか、ここ5年ほどで販売されているどの自家用車(どのメーカーも)には「自動ブレーキ搭載」がされているからです。

あえて「自動ブレーキが搭載されていない」自家用車を選びたくても無いのではと思います。

2.高齢者に特化した「サポートカーS」とは

では、「サポートカーS」とはどのような車なのでしょうか。

「セーフティ・サポートカーS」の略で「サポカーS」と呼ばれています。

「サポカー」の衝突被害軽減ブレーキに加えて「サポカーS」では「ペダル踏み間違い」+「急発進抑制装置」など搭載した、特に高齢運転者に推奨する自動車です。

「衝突被害軽減ブレーキ」+「ペダル踏み間違い」+「急発進抑制装置」など = サポカーS

「サポカーS」は、「サポカー」の内容をワンランクアップした高齢者へ推奨したものとなっています。

この「サポカーS」には、さらに3つに分類されています。

1.「サポカーSベーシック」

 ■低速衝突被害軽減ブレーキ(対車両):時速30km以下

 ■ペダル踏み間違い急発進抑制装置:マニュアル車は除く

2.「サポカーSベーシック+」

 ■衝突被害軽減ブレーキ(対車両)

 ■ペダル踏み間違い急発進抑制装置:マニュアル車は除く

3.「サポカーSワイド」

 ■衝突被害軽減ブレーキ(対歩行者)

 ■ペダル踏み間違い急発進抑制装置:マニュアル車は除く

 ■車線逸脱警報※2

 ■先進ライト※3

  1. ※1 マニュアル車は除く。
  2. ※2 車線維持支援装置でも可。
  3. ※3 自動切替型前照灯、自動防眩型前照灯又は配光可変型前照灯をいう。
  4. ※4 作動速度域が時速30km 以下のもの

※経済産業省「サポートカー」より引用

この3つの分類で自分たちにとって本当に必要な機能がどれなのかを知ることが重要になってきます。なぜなら、3つの分類の差は車両本体価格の差に反映してくる場合があるからです。

予算額とサポカーの機能を天秤にかけ、どちらを重視するかとても悩ましい問題ですが、これを解決するために事前の準備と時間が必要になってきます。

そして「サポカー」で大切なことは

あくまでも「サポカー」は運転する人の補助機能であって、過信せず交通ルールを守り安全運転を心がけることです。

メーカーでは3つの分類の1つ「サポカーSワイド」対応車種の一覧をホームページに掲載していますので参考にしてみてください。

■トヨタ

トヨタ トヨタの安全技術 | トヨタのサポカー | トヨタ自動車WEBサイト (toyota.jp)

■日産

日産:サポカーなら、技術の日産。 (nissan.co.jp)

■ホンダ

サポカー ラインアップ|セーフティ・サポートカー|Honda公式サイト

■スズキ

スズキの「セーフティ・サポートカー」ラインアップ | スズキ (suzuki.co.jp)

■マツダ

マツダ|マツダの「セーフティ・サポートカーS(サポカーS )ラインナップ/安全運転サポート車」|セーフティ (mazda.co.jp)

3.未来のカーライフを想像する

我が家は今7人乗りのステーションワゴンに乗っています。

当時は娘2人が同居していて、長期休暇には高速を使って家族旅行を楽しみましたが、今では娘2人とも独立し夫婦2人きり。この先も夫婦だけで乗ることが予想されるので、購入はコンパクトカーを検討しています。

60代は家族の人数や住み替えによる環境の変化を考え、未来のカーライフがどうなるのかを想像することが大切だと思います。

1.街乗りか夜間・長距離

我が家は今後、遠出や夜間の運転は少なくなり、昼間の街乗りが主な使い方になってくるでしょう。

高速道路や夜間の運転がなければ「サポカーSワイド」でなく「サポカーSベーシック」でもよさそうです。

■買い物や病院などの街乗りが多い

■高速を使って田舎暮らしや都会に出る用事がある

■仕事などで夜間の運転がある

車の使い方によって「サポカーS」で3つの分類の内どのタイプが合うのかも検討する必要があります。

2.近い未来は何人乗りになるのか?

我が家の7人乗りステーションワゴンには、時に娘夫婦と孫たちを乗せることはあっても、孫たちが成長するにつれて乗せる機会が少なくなっていくでしょう。

60代の車選びは近い未来車に乗る人数によって大きさを検討する必要が出てきます。

近くに子ども夫婦や孫がいて頻繁に乗せる機会が今後あるのか?

それとも夫婦2人だけで乗るのか?

それによって、車の大きさや排気量などを車種の決め手になります。

3.軽自動車・コンパクトカー

現在、全長4.5m以上の車を運転していると、場所によっては駐車するのに時間がかかることがあります。

これから先は視野が狭くなったり、瞬時の判断が遅くなってくるこを予想すれば軽自動車・コンパクトカーのように小回りが利く小型車を選択のひとつになりそうです。

 

4.予約する

サポカーS対応の車種が決まったら試乗の予約をします。

サポカーSの機能や車種の性能がわかっても、アクセル・ブレーキの踏み具合、視界の広さ、ハンドリング、メーターの見やすさは実際に試乗してみなければわかりません。

予約は、ディーラーのサイトもしくは電話でできます。

そして、試乗は必ず夫婦で行くことをおすすめします。たとえ妻が夫が運転しなくても「運転者を補助する人」との位置づけとして視界の広さ、システムの操作を知っておくと万が一の時に対応しやすくなります。

ドリンクホルダー位置やエアコンの風向きは、助手席に座る人にとっては重要なことですから、2人の目でチェックしてみましょう。

5.ディーラーへ行ったらチェックしたいこと

1.試乗するときのチェック

私たちが試乗するときに主にチェックしたのが以下の項目です。

■サポートカーSのどのランクの車種か
■車高は乗りやすいか
■足回りのアクセルとブレーキの踏みやすさ
■視界の角度
■メーターが見やすい配置か
■駐車サポートがあるか
■トランクの広さ

試乗してみると意外にも「○○は良かった」「○○はどうかな」と体感することでイメージしやすくなります。

また、燃費も年金生活では重要な問題になります。燃費の良し悪しについてはディーラーに聞いていみるのもいいでしょう。

 2.見積もりをもらう

見積もりについては、こちらがお願いしなくても「見積もりお作りします」と言ってきます。

特に理由がなければ見積もりはもらっておきましょう。おそらく購入の「即決」を求められますが「高い買い物ですからよく考えさせてください」でよいです。

私は、過去にディーラーを回っていた時に「見積もり」をもらわなかったばかりに他社との比較に手間取った経験がありました。

車を購入する時の最終決断は、車の購入価格で決まります。今後他のディーラーと比較するためにも「見積もり」をもらっておきましょう。

ディーラーを回り = 見積もりをもらう

6.2~3社のメーカーをまわって違いを知る

「サポカーS」対応の車は、各メーカー各種取り揃えておりそれぞれ特色がありますから、実際に2~3社のディーラーをまわり、担当者の話を聞き試乗してみましょう。

ディーラー側もそこはわかっていて「他社ではどこへ行きましたか?」と聞いてくることがあります。私は「○○社の○○車を試乗してきました。そして~」と正直に感想を述べると「わが社とのちがいは~」とより詳しく教えてくれました。

2~3社のメーカーのディーラーを回り比較することで我が家にとって本当に必要な車とはどのような車なのかがわかってきます。

時間に余裕があれば、ぜひメーカー比較をすることをおすすめします。

7.まとめ

60代が近い将来を見据えて車を購入する前にチェックしておきたいことを述べてきました。

【60代が新車を購入する前にチェックすること】

1.「サポカー」はどのような車かを知る

2.未来のカーライフを想像する

3.数社を試乗し見積もりをもらう

一歩間違えば他人様の人生をも狂わせてしまう車。安全運転を心がけることが最も重要なことですが、老化を迎える私たちが運転中何が起こるかわかりません。そんな時、サポートシステムがあれば心強いものです。

また、家族構成や環境がかわりやすいのも60代です。未来のライフスタイルに合った車を選びたいものです。

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