老後子どもの世話にならないために老後資金の準備と健康寿命を延ばす

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1.老後子どもをあてにしないで生きていくには、老後資金の準備と健康寿命を延ばすこと

老後のことを考えると「あぁ老後はどうやって暮らしていったらいいのやら!」と

ため息つくことありませんか?

 

年金収入だけじゃ暮らしていけないし。介護保険料などの社会保険料はアップしてくるし。

50代になると、体のあちこちにガタが出てくるし。

気持ちが落ち込んでしまいますよね。

 

それでも、老後を生きていかなければなりません。

潤沢な資金があって、健康に恵まれてるなら心配ないかもしれませんが

そうでない場合は、準備が必要です。

 

まして、子どもの世話になることなど今の若い人たちだって、生きていくのに

大変なのだからそんなことできませんよね。

 

では、老後の生活や介護などを子どもをあてにしないで、生きていくには

どうしたらいいのでしょう?

私は、まずは老後資金の準備と健康寿命を延ばすことの2点だと思っています。

 

1.老後資金の準備

2.健康寿命を延ばす

 

2.老後資金の準備

老後の生活は、基本的には年金収が主な収入となって、不足分を貯蓄や退職金を

取り崩して暮らしていくことになるでしょう。

 

まずは、夫婦二人の年金はいつからいくらもらえるのか?年金定期便や

年金ネットで確認しておく。

 

年金生活に入るまで、いくらぐらい貯蓄できるのか。退職金はいくらもらえるのか?

有価証券はいくらの価値があるのか。

 

住宅ローンやマイカーローンはいつ完済するのか?なども夫婦でシミュレーションして

おくことをオススメします。

 

我が家は、老後の資金を考えるのも、夫婦でシミュレーションするのも遅すぎて

後悔しました。

もっと早くから節約に励んでいれば、もっと貯蓄できたのにと思うばかり。

 

夫婦で話し合う時間ももっと多く取るべきでした。

夫婦なら言わなくてもわかるだろうという思い込みは間違いの始まりで

30年以上も一緒に暮らしてきても、案外夫の考えていることが

わからなかったりします(笑)

 

こと、お金に関することでは、夫婦意見があわないと

「なんで私ばっかり我慢してるのよ!老後の生活はどうするの!」と

ケンカになりかねませんから(私たち夫婦は何度も・・・)

 

住宅ローンを返済中であっても、将来老後の資金が底をついたら、

売却して資金に充てることになるかもしれません。

 

大変な思いをして手に入れたマイホームを手放したくないから。

子どもたちに財産として残したいから。とマイホームはそのままに、

子どもにお金を出してもらわないと生きていけなくなることは避けたいですよね。

 

私の両親がもしこの先お金に困るようなことがあったら、実家など売れるものは売って

介護費用や葬儀やお墓に使ってほしいと思っています。

 

一生懸命育ててくれた両親だから、できることはしたいけれど

私たちにも老後が待っています。

 

自分たちの生活を犠牲にしてまでは、両親も望んでいないでしょう。

 

3.健康寿命を延ばす

2015年の日本人の平均寿命は女性87.05歳、男性80.79歳で

いずれも過去最高を更新しています。

 

一方で健康寿命は女性約73歳、男性は約70歳(平成22年厚労省)です。

※健康寿命とは、日常の生活に制限のない期間。

 

すると

平均寿命 - 健康寿命 = 介護期間(日常の生活に制限がある期間)

 

女性

87歳 - 73歳 = 14年間

 

男性

 

80歳 - 70歳 = 10年間

 

介護の経験がない私は、健康寿命が意外と短く、介護期間が長いなぁという印象です。

よく、75歳を過ぎると急に身体の衰えを感じると聞きます。

 

介護期間が長いと、それだけ介護費用の自己負担が増えてきますよね。

近くに子どもたちが住んでいれば、同居して介護するようになるかもしれません。

私のように遠方なら、遠距離介護となり、交通費や時間がかかります。

 

子どもにも家族があり、生活が大変なのに

これらの費用のすべてを子どもにおんぶにだっこはできませんよね。

 

子どもへの負担を減らすためにも、いかに健康寿命を延ばすかにかかってきます。

食生活や運動や健康診断などの健診を受けるなど、毎日の暮らしの中から少しづつ

健康寿命を延ばす生活をしていくことになるでしょう。

 

4.まとめ

老後のことって、お金や健康、さらに介護のことや葬儀やお墓をどうするか?など

考えなくちゃいけないことがいっぱいありすぎて、何から手をつけていいのやら

頭が混乱してイヤになってしまいます。

 

私も、国民健康保険料や介護保険料、年金の支給額の減額などお金のことを考えるだけで

精一杯で、その他のことを考えることなんてできない!と叫んでしまったこともありました。

 

今でも、お金のことは不安だらけだけれど、病気になるとお金もかかる上に家族にも

心配や迷惑をかけてしまいます。

 

お金と健康は、車の両輪のようなもの。

まずは、両方が回っていれば、何とか暮らしていけるのではないでしょうか。

あれも、これもと考えているうちに、どれも中途半端で解決しないままでいることは

避けたいです。

 

この両輪を少しでも長く回れるよう、老後を暮らしたいものです。

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