目次
1.なぜ50代は健康保険組合のサービスをチェックしなくちゃいけないのか?
50代に入るといっきに体のあちこちにガタがきてしまいせんか?
病院にかかる回数も多くなってきて「自分はもう若くはない」ことを
実感させられます。
このままだと老後の健康と医療費がどれくらいかかるのか?
とっても不安ですよね。
その不安を少しでも解消するためには、50代のうちに健康保険組合のサービスを
使って健康になることです。
夫が定年退職した後も引き続き会社の健康保険組合の被保険者となるには
任意継続被保険者の手続きをしなければなりません。
厚生労働省保険局から引用
任意継続の手続きをすると、会社員時代と同じく健康保険組合の給付が受けられる一方で
会社に所属する社員でなくなるため、事業主の負担がなくなり保険料が高くなるようです。
だから、50代は会社員であれば保険料は事業主が半分払ってくれる間に
健康保険のサービスを使うのがお得なんです。
健康保険を病院の支払い時にだけ使うだけなんてもったいない。
健康保険組合のホームページや自宅に送付されてくる冊子に目を通して
通してどんなサービスがあるのか確認することをおススメします。
2.健康保険組合のサービスを使い倒せ
会社の健康保険組合のサイトや冊子を利用したことがありますか?
以前の私は恥ずかしながら、夫の健康保険組合のサイトの利用どころか
存在すら知りませんでした。
冊子が送られてきても「役員の自慢話だらけのインタビューとか
組合が経営にどれくらい努力したか?なんて記事を読んでもムダ」と思って
中身をロクにチェックせず直ちにゴミ箱へ。
内心は「こんな冊子にお金をかけるくらいなら
付加給付を充実させてもらいたいぐらいだわ!」と不満に思っていました。
それが、たまたま健康保険組合からの冊子に目を通したら
とっても充実した内容だったのです。
⇒健康保険組合のウェブサイトはおトクな情報がいっぱい!楽しく読んで健康になろう!
そこで、健康保険組合のサイトも見てみることにしました。
専用アプリを使って健康チェックをすると、ポイントが付いて保養所や商品がもらえる
といったサービスがあって、もっと早くに知っていればと後悔したぐらいです。
私のようにならないためにも、ご主人の健康保険組合のサイトに
「健康づくり」または「健康○○」といった項目があるか調べてみましょう。
あなた知らない健康情報やポイントが付くお得な情報があるかもしれません。
私がチェックしたいくつかの健康保険組合のサイトからお得なサービスを
ピックアップしてみました。
1.人間ドック
夫や妻の人間ドックのを受けるにあたって補助を出している場合があります。
夫である被保険者は1年に1回
妻である被扶養者は、3年ごとに1回の組合が多いようです。
全額自己負担で人間ドックにかかるとなると5万円~10万もしますよね。
それが組合によっては、5,000円負担するだけで人間ドックを受診できる
ところもあるようです。これはもう利用しない手はありません。
2.レディース健診
専業主婦の健康診断は、市町村の無料または低額の健康診断を
受けるぐらいですよね。
でも健康保険組合によっては、働く女性や妻たちなど女性に特化した
健診をサポートしています。
乳がん、子宮がんは年齢に関係なく襲ってくる女性特有の病気です。
レディース健診などのサポート体制がないかまずはチェックしてみましょう。
3.禁煙サポート
禁煙外来を受診したり、禁煙補助剤の費用の補助が受けられたりします。
長年吸ってきたたばこを自分の精神力に頼って禁煙する時代じゃないんですよね。
本当に禁煙したいなら、ちゃんと禁煙外来がある病院でしっかりサポートを受けながら
禁煙した方が成功しやすいでしょう。
禁煙サポートを利用してお得に禁煙できれば最高ですよね。
4.スポーツクラブ会費補助
スポーツクラブに入りたいけど、入会金や月々の会費が高くて入れない!と
思っているのならチェックしてみましょう。
組合がスポーツクラブと法人契約をしている場合などは、入会金やレンタル料が
無料だったりします。
5.ウォーキングポイント
健康のために歩くことは良いことだって誰でも知っていますよね。
ただ良いと知っていても、よほどの強い意志がないと続けられません。
そこで、歩くたびにポイントがたまるアプリを導入している組合もあるんです。
人間って何かお得なことがあると「よし!頑張って歩いて○○をゲットしよう」と
励みになるものです。
ポイントは、組合の保養所や好きな商品を選べたりとお得感がいっぱいです。
以上5つのサービスをご紹介しましたが健康保険組合よっては
違ったサービスがあるかもしれませんのでチェックしてみましょう。
3.50代は健康チェックをして、老後に備えよう
50代は、老後の資金を貯める最後の年代とも言われていますよね。
住宅ローンの繰り上げ返済をしたり、子どもの教育費が一段落したり。
さぁこれから老後資金を貯めるぞ!と生活費の見直しをしている人も
いるでしょう。
でも、お金を貯めるのも大事だけれども、健康に気を使うことも大切です。
50代のうちに健康な体の土台作りが、老後の医療費の負担を軽くすることになります。
使っても使わなくても毎月天引きされる健康保険料。
定年退職した後に、在職中に健康保険組合のサービスを使っておけばよかったと
後悔しないためにも健康保険組合のサービスを使えるうちに積極的に
使っていきましょう。