帰省時に親の思い出話に付き合っている暇はない!すぐさま布団の断捨離を

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1.実家の親が布団の断捨離ができない理由は3つ!

夏の帰省に向けて、飛行機や新幹線のチケットを予約するなど準備をしていませんか?

特に夏の帰省は、お墓参りや親戚や級友たちとの再会にワクワクしていることでしょう。

 

帰省の日程の中に、1日~2日断捨離の日を入れておくことをおススメします。

その1日~2日で何をするかというと、それは布団の断捨離です。

 

断捨離に抵抗のある親に布団の断捨離をすすめるのに1日。

実行するのに1日と計2日は必要でしょう。(私の個人的経験から)

 

私たち50代の親は、すでに80代と高齢で重い布団を断捨離する体力がないため

1人ではできないんですよね。またなぜか布団に関しては鍋や茶碗と違って断捨離への

抵抗がはんぱないんです。

 

先月実家に帰省した時に、布団の断捨離してきた経験から

私が学んだことを書きたいと思います。

 

実家の親の布団を断捨離する理由は3つ。

 

1.布団を断捨離することができない

2.布団の管理ができない

3.高齢の親には断捨離する体力がない

 

2.高齢の親は布団を断捨離することができない。

なぜ、高齢の親は布団を断捨離することができなのでしょうか。

 

80代の母の世代は、もったいない精神でモノを捨てられないこと。

そして、お客様用の寝具一式をちゃんと用意していないのは主婦として

恥ずかしいことみたいな考えがあるからです。

 

冠婚葬祭のお返しにいただいた毛布やシーツ、タオルケットに肌掛布団。

箱に入ったまま1度も使わないまま積み上げられていませんか?

 

実家の6畳の納戸もそうです。せっかく頂いたモノを粗末にできないという

意識が強いのです。

 

私は、せっかく頂いたモノであっても、「使わないければ無いと同じ」という考えです。

使ってこそ!その価値があると思っています。

 

私は前に「使わないんだったら捨てちゃうよ!いつまで持ってるの!」と

上から畳みかけるような言い方をして、母と険悪なムードになって

結果断捨離を中断した経験があります。

 

母は「寝たきりになって介護が必要になった時使うから

今は捨てられない」と言い出しました。

 

それは理解できるとしても、たとえ両親に介護が必要になっても使いきれないほどの

シーツやタオルケットに枕が必要と思えません。

 

母には、介護が必要になった時は、介護用の寝具をレンタルすることもできることなど

母が布団を断捨離することへの不安材料をひとつひとつ話しました。

 

新品同様の寝具類をとっておいても、いずれ処分することになること。

使い込んだタオルケット毛布を処分して、普段使いすることなどもアドバイスをして

納得してくれました。

 

3.布団の管理ができない。

実家の客布団は2階の納戸にあります。

母は、2階への上り下りが不自由なため、めったに2階へはいかないと言っています。

 

そのため、布団の管理ができません。母はそのことがずっと気がかりだったようです。

どんなに高価な布団でも、日光に当てたり、布団乾燥機などで湿気をとらなければ

ダニが繁殖したりで健康にもよくありません。

 

50代の私たちだって、晴れた日に布団を干すのって大変ですよね。

まして高齢の母親が、布団を干す時に転倒して骨折することだってあるかもしれません。

 

布団のカビやダニが気にはなるけれど、高齢の自分ではどうすることもできないでいるのは

実家の母だけじゃないと思います。

 

そこで、私は母に

「布団のダニやカビが気になるんでしょ。布団が干せないなら、私と夫の分だけを残して

残りの布団は断捨離した方がストレスが減るよ」

とアドバイスしました。

 

布団の断捨離は、そのもの自体が重く、購入時の値段が高く、存在感が大きいため

踏ん切りがつけられないんですよ。

 

そこは、本当は全部処分したほうがいいと思っていても、時間がかかっても

親の意見も入れながらすすめるのがコツです。

実家の断捨離は親自身の思い入れを理解することから始まる。

布団を処分するには、粗大ごみに出す、リサイクルに出す、ボランティア団体に

寄付するなどの方法があります。

 

帰省する前に、布団の処分する方法をネットで調べておくといいでしょう。

 

4.高齢の親には布団を断捨離する体力がない

布団を断捨離するには、体力がいります。

 

実家の布団は2階にあるので、処分するとなると1階までおろしてこなければなりません。

布団をかかえて階段を下りると足元が見えないのでとっても危険です。

 

また、階段の傾斜が急なのでバランスを崩して、ころげ落ちて骨折でもしたら

寝たきり生活になる恐れがあります。

 

私たちの親世代が建てた一戸建ては、布団の収納場所が2階にある間取りが

ほとんどではないでしょうか。

 

私の母は膝に人口関節を埋め込んでから、階段の上り下りに時間がかかりめったに

2階へいかなくなりました。

 

体力のない親の代わりに布団の断捨離ができるのは帰省中の私にしかできないのです。

 

5.まとめ

実家への帰省すると親は子どもの顔を見ることができた嬉しさから

昔話に花を咲かせることでしょう。

 

特に帰省中の会話は、親の健康状態をみる上でもとっても大事です。

でも、お互いの健康を確認するだけの帰省はもったいない。

 

時間とお金をかけて帰省しているのだから、せめて親が気にかけているけれど

体力的にできないで困っていることを、スケジュールに入れておくといいでしょう。

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