東京杉並区にある「大宮八幡宮」をご存知でしょうか?
機会があって6月のある日に訪ねてみたのでご紹介しますね。
「大宮八幡宮」は、源頼義公によって康平6年(1063)に建てられ955年もの
長い歴史を持ちます。
境内の広さは15000坪で、明治神宮、靖国神社に次ぐ都内では3番目の広さをもち
東京都の中心部分に位置することから「東京のへそ」とも呼ばれています。
「大宮八幡宮」は応神天皇が主祭神で、その応神天皇は母の胎内にいるときから
神の力を発揮したという言い伝えから安産・子育ての信仰があるため戌の日詣り
お宮参り、七五三と安産や子育て祈願をする家族が多いそうです。
この日は、神門の手前に人がひとり通れる茅の輪がありました。
これは、6月30日午後4時から行われる「夏越の大払」という疫病厄災除けを祈念して、
茅の輪(ちのわ)をくぐる行事に使われるそうです。
「大宮八幡宮」のHPより引用======
ここまで「大宮八幡宮」のHPより引用===
「大宮八幡宮」の神門に入る手前にある「手水舎」で
ここは、参拝者が手や口をすすぎ清めるところです。
「手水舎」で手と口を清めたら「大宮八幡宮」の神門をくぐります。
神門を通って振り返ったところ。茅の輪の中に赤い「弐の鳥居」がおさまる
構図になっていました。
神門を入って一礼をすると都会の中とは思えないほど、緑に包まれた静寂なたたずまいを見せてくれる
総檜造りのご社殿が目に飛び込んできます。
神門をくぐると両脇には「女銀杏」と「男銀杏」の大木が向き合って
御神木として祀られていることから縁結びや復縁のシンボルとされています。
「女銀杏」は、幹がスラリとのびていて女性らしいやさしい雰囲気が漂う銀杏です。
一方「男銀杏」は幹が太く、枝ぶりが天に向かって広がっているところは男らしさを感させます。
神門を入って左側に「祈祷受付」があり、その横ではお守りなどが売られています。
破魔矢、絵馬、お守りがあり、安産・子育て祈願の神社だけあって可愛いデザインが印象的。
今年の干支である犬の土鈴がめちゃくちゃかわいい!
「祈祷控所」は祈祷を待つ待合室のようなところ。この日も何組かのお宮参りのご家族が
「祈祷控所」にいらっしゃいました。
境内でひと休みできる椅子も用意されていました。
「祈祷受付」の隣には喫茶室やお休みどころがある「清涼殿」の入口があります。
神主さんと巫女さん
清涼殿の中は喫茶室や個室でお食事できる場所あります。また、結婚式を社殿で行ったあと
300名を収容できる披露宴会場も備えています。
緑の庭を眺めながらお茶を楽しむことができるので、参拝のあとこのような場所が
あるとうれしいですね。
都会の喧騒を忘れさせてくれ、手入れの行き届いた庭を眺められます。
清涼殿の正面玄関。
「大宮八幡宮」は、明治神宮や靖国神社のようにスポットライト浴びることはないけれど
静かに淡々と時を重ねてきた歴史の重みを感じさせる神社でした。
まだまだ見どころがたくさんあり、パワースポットでも有名らしいので
時間のある時にまた訪ねたい神社でした。
【大宮八幡宮の境内マップ】HPより
【大宮八幡宮へ問い合わせ先・アクセス】
「大宮八幡宮」HP
http://www.ohmiya-hachimangu.or.jp/
住所:〒168-8570 東京都杉並区大宮2-3-1
電話:03-3311-0105(電話受付時間:10:00~17:00)
FAX:03-3318-6100
メールアドレス:info@ohmiya-hachimangu.or.jp
交通機関
【電車】
京王・井の頭線「西永福駅」下車 徒歩7分
【車】
方南通り「永福図書館前(大宮八幡宮南参道入口)」より