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不動産比較査定サイト「スマイスター」が不動産相続について調査
現在親が持ち家に住んでいて、いずれ相続するかもしれない50代は多いのではないでしょうか?
不動産関連の比較査定サイト「スマイスター(https://www.sumaistar.com)」を運営する株式会社シースタイルでは
「スマイスター」を利用した20代以上の男女全国781人を対象に「不動産相続」についての調査を行いました。
引用元スマイスター調べ
調査期間、調査対象は以下のとおり。
<調査概要>
■調査期間:2017年8月31日~9月11日
■調査手法:インターネット調査(任意でアンケートに回答)
■集計数:「スマイスター」を利用した20代以上の男女、全国781人
質問内容は以下の6項目
1.不動産相続の経験や可能性はありますか?
2.相続した不動産は何ですか?
3.相続した不動産はどうしましたか?
4.その不動産を相続する意思はありますか?
5.相続する可能性の不動産は何ですか?
6.相続する可能性の不動産はどうする予定ですか?
調査結果を見ていきましょう。
不動産相続の経験や可能性はありますか?
【結果】
相続の経験がある・・・21.9%
相続する可能性がある・30.5%
どちらもない・・・・・47.6%
相続の経験がある、もしくはその可能性がある人は52.4%と約半数以上のひとが
相続にかかわることになります。
相続した不動産は何ですか?
【結果】
戸建て・・・・79.5%
農地・・・・・18.7%
土地・・・・・8.2%
マンション・・7.0%
相続する可能性の不動産は、ダントツで「戸建て」でした。
これは、親の住んでいたマイホームを相続したということでしょう。
相続した不動産はどうしましたか?
【結果】
自分で住んだ・・・・36.8%
売却・・・・・・・・22.8%
空き家として管理・・17.0%
空き家として放置・・11.7%
賃貸に出した・・・・8.8%
まだ、不動産を相続していない人にとっては、この結果は、興味があるのではないでしょうか。
「賃貸に出した」「駐車場経営」など相続した不動産から収益が上がった人もいます。
一方で「空き家として管理」「空き家として放置」をあわせると28.7%もいます。
売りたくても、売れないくて仕方なく「空き家」にしているのでしょう。
その不動産を相続する意思はありますか
【結果】
はい・・・・79.4%
いいえ・・・20.6%
2割もの人が相続したくないと答えています。
あなたは不動産を相続する意思はありますか?
お金になる不動産なら相続したいけれど
家の解体費用などの経費がかかってマイナスなるなら相続したくないというのが本音ではないでしょうか。
相続する可能性の不動産は何ですか?
【結果】
戸建て・・・・81.5%
土地・・・・・33.6%
農地・・・・・11.8%
不動産を相続した人同様、「戸建て」がダントツでした。
相続する可能性の不動産はどうする予定ですか?
【結果】
わからない・・・・39.2%
売却・・・・・・・33.9%
自分が住む・・・・33.9%
賃貸に出す・・・・14.8%
空き家として管理・・6.9%
空き家として放置・・2.1%
相続した人とほぼ変わらない結果となりました。
ただ、「空き家として管理」「空き家として放置」が合わせて9.0%と低く
わからないの39.2%を含めると、空き家にしたくはないけれど、どうしていいのか
悩んでいるひとが多いのかもしれません。
高齢者の持ち家率
5年前のデータになりますが、高齢者の持ち家率は82.7%と高い確率です。
これから、団塊の世代も持ち家も相続の対象となってくるので、高齢者の持ち家率は高くなってくるでしょう。
子ども世帯もマイホームを持っていたり、遠方に住んでいると親の相続した不動産をどうするか?
頭を悩ませることになるかもしれません。
親の不動産を相続する可能性があるなら、売却にともなう税金や自治体からの解体費用の補助など
調べておいた方がよさそうです。