目次
1.テレビの買い替え時だったが4K対応テレビを買わなかった
今年に入ってテレビの画像が突然暗くなったり、消えたりしてきたので
そろそろ買い替えの時期をむかえていました。
家電量販店で並ぶテレビは4Kテレビもしくは4K対応テレビ。
展示されているテレビ画像は目が奪われるほどの美しさでした。
しかし、検討した結果、4Kテレビは観ることができない薄型液晶テレビを購入することにしました。
CMでこれでもか!ってくらい宣伝している4K対応のテレビをなぜ購入しなかったのか?
以下はその理由です。
2.シャープの3D対応テレビを購入して失敗した経験
2010年頃に発売された3Dテレビ。付属の眼鏡をかければ奥行きのある立体的な画像を楽しめるとの触れ込みから
購入しました。それなりの価格だったので期待しましたが、これなら3Dじゃなくても価格の安いテレビでもよかったと後悔しました。
理由は、眼鏡をかけるわずらわしさと3Dに対応した地デジの番組がなかったことから3Dテレビを購入した恩恵を受けることができなかったからです。
この経験から、生活に欠かせない情報を提供している地デジの番組が対応していないと
我が家では、宝の持ち腐れとなることがわかりました。
3.4K対応の番組はBS・CS・ケーブルテレビ
総務省のHP「4K8Kの政策 -4K放送・8K放送の推進-」によると
4K対応の番組はBS・CS・ケーブルテレビなど料金が発生するもののみ。
私たちが普段観ている地デジ放送が4Kに対応する計画はしばらくなさそうです。
引用総務省
4.もし地デジ番組が4Kになり8Kへの買い時がわからない
2018年12月からNHKでは4K8Kの番組の放送を予定しています。
もし、4Kテレビ対応を購入しても、8Kの番組を見たい場合はどうしたらいいの?
新しく買い替えなければならないのか?チューナーなどの付属品だけを買い替えるのか?
満足のいく情報が得られないのでは購入意欲がわかないのが現実なのです。
5.我が家では4K画像にこだわる番組を観ない
4K画像の技術が発揮できる番組は、自然や動物や絵画など美しさを享受できるものに限定されるのではと
思っています。
我が家は、スポーツとドラマを観るためにNHKBSとWOWOWを契約していていますが、自然や動物などの画像の美しさに価値を求める番組はほとんど観ません。
今のところ、地デジの番組で十分満足していることから、この先地デジで4K対応の番組が出てきてからでも購入は遅くはないと思っています。
6.どれだけの人が4Kテレビを知っているの?
一般社団法人放送サービス高度化推進協会の「4K・8K市場調査結果のまとめ」によると
4Kテレビを知っているか?との調査結果では86.3%の人が「知っている・知っているような気がする」と答えています。
つぎに「4Kテレビを視聴したいか?」について39.9%が「ぜひ視聴したい・まあ視聴したい」と答えています。
では「4Kテレビを持っているか?」について「4Kテレビを持っている」と答えた人は6%した。
4Kテレビを持っている人は2016年から年々増加傾向にあります。
2018年12月からNHKで4K8Kの放送開始を予定していますが、4Kテレビを持っている人が2018年9月現在では6.0%であることから
買い時を探しているのではないでしょうか。
7.まとめ
以前、地上アナログテレビから地上デジタルテレビへの移行時には地デジテレビの購入が
盛んでした。これは地デジテレビを購入しなければテレビが観られなかったからでした。
今回の4K対応番組放送が始まっても、今まで通りテレビを楽しめるので我が家にとって問題ありません。
今後は、4Kテレビ対応の地デジ番組が始まるのかを見極めてから購入を考えても遅くはないと思っています。