1.災害時の停電に備えるため親の携帯電話の充電器の確認を
2018年(平成30年)9月6日3時7分59.3秒(日本時間)に、北海道胆振地方中東部を震源とした
「北海道胆振東部地震」が発生しました。
苫東厚真火力発電所ではボイラー管が破損などで道内全域約295万戸で停電。
いわゆる「ブラックアウト」です。
私の両親の住む地域も当時停電したので連絡方法は携帯電話のみの状況でした。
この時たまたま両親の携帯は充電していたので生存の確認をとることができましが
もし、切れていたらと思うと心配で夜も眠られなかったことでしょう。
ただ、充電していたとはいえ停電がいつまで続くのかわからない不安のなか
携帯電話の充電をもたせるために、通話時間を短くするなど気を使わなければなりませんでした。
両親は、水や食料や懐中電灯などの災害時グッズは揃えていましがが、携帯電話の充電器は
用意していませんでした。
そこで、離れて暮らす高齢の親は携帯電話をもっているけれど、充電器を持っていない人も
多いのではないでしょうか。
日本に住む私たちにとっていつ、どこで災害にあってもおかしくありません。
年末年始に帰省した時こそ携帯電話の充電器を持っているか?をチェックしてみましょう
2.正月三が日にNTT災害用伝言ダイヤル(171)体験利用ができる
年末年始に実家に帰省する人は、親の携帯電話の充電器があるかチェックすることの他に
もう一つ、NTTの災害用伝言ダイヤル(171)の体験をしてみませんか?
NTTの災害伝言ダイヤル(171)の体験する日時を設定しています。
- 毎月1日,15日 00:00~24:00
- 正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
- 防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
- 防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
これをみると正月三が日1月1日00:00~1月3日24:00まで利用できます。
年末年始に実家に帰省する人は、この3日間を利用して親と一緒に災害用伝言ダイヤルの体験をしてみてはどうでしょう。
高齢の親は、災害用伝言ダイヤル(171)利用したことがないと、いざという時に使えないなど
利用手段を逃してしまうことになります。これは災害時において、お互いにデメリットでしかありませんよね。
年末年始の帰省で旧交を温めるちょっとした時間にNTT災害用伝言ダイヤル(171)を親と
一緒に体験してみることで災害への意識もアップするのではないでしょうか。