50代になるとダイエットをしてもなかなか体重が落ちなかったり、
つい甘いものを食べすぎると糖尿病になるんじゃないかって不安になりますよね。
厚生労働省では「平成28年国民健康・栄養調査報告」を発表しました。
その中で気になったのが、肥満と糖尿病が強く疑われる人の割合です。
下の図は、年代別に肥満指数(BMI)の割合を棒グラフにしたものです。
50代女性の場合21.3%が肥満者となっていて、約5人に1人が肥満であること。
さらに60代になると、24.2%、約4人に1人が肥満で50代よりも増えています。
つぎに、「糖尿病が強く疑われる者」の割合です。
50代女性の「糖尿病が強く疑われる者」の割合は、6.1%ですが、60代になると2倍の
12%もの人が「糖尿病が強く疑われる者」となりました。
肥満も糖尿病も60代で増えていることから、50代のうちに体重をコントロールしたり
食生活を見直したりすること大切だということでしょう。
これから長寿社会で生きていくためには、誰でも健康長寿でありたいもの。
できるだけ長く健康な老後を過ごすためには50代から食生活やダイエットをして
すこやかな老後を過ごしたいものです。