引越しをする前に断捨離をするコツと5つの効果

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1.引越しをする前に断捨離をするコツ

私は、過去に6回の引越しを経験していて、後半の3回はそのつど断捨離をしてきました。

引越しは断捨離をする絶好の機会です。このチャンスを生かして断捨離をするコツとその効果についてご紹介します。

1.断捨離をする前にチェックすること

1.引越し業者を決める前に断捨離をする

引越し先が決まると業者選びを始めると思いますが、時間に余裕があれば業者を決める前に断捨離をしてしまうことが得策です。

引越しを業者に頼むと一定数の段ボールが与えられますが、その数を超えると追加料金が発生する場合があります。断捨離をしてものを減らすことで節約ににもつながります。

断捨離をした後の方が、引越し先での家具の配置が明確になり、業者とのコミュニケーションがとりやすくなります。

2.引越し先の部屋のサイズを確認する

断捨離する前に引越し先の部屋のサイズを確認します。できれば現地に出向いてメジャーで測るのが一番ですが、それができなければ部屋の間取り図または設計図を取り寄せます。

なぜ部屋のサイズを確認しなければならなかというと、引越し先の間取りのサイズが今住んでいる間取りより狭い場合、タンス、ベッド、食器棚、ソファといった大型の家具を断捨離すべきかどうかを判断しなければならないからです。

引越し先の部屋のサイズが今より広ければ、断捨離の自由度は広がりますが、狭い場合は思い切った断捨離が必要になってくることを頭に入れておきましょう。

3.粗大ゴミの収集を確認する

断捨離すると大なり小なり粗大ごみが発生します。粗大ごみの扱いは各自治体によってまちまちなので、断捨離をする前に確認しておきます。

粗大ごみの中には扱っていないものがあって、テレビ、冷蔵庫、エアコン、パソコンといったリサイクル法で決められたもの、耐火金庫、消化器、物干し竿などです。

これらの処分に困った場合は、引越し業者に事前に相談してみましょう。不用品引き取りの業者に頼むと料金が発生しますし、運び出しやすいように事前に家の中を整理する手間がかかります。

その点、引越し業者にお願いできれば、引越しと同時に処分してもらえるの手間がかからないのがメリットです。引越し料金に入れてもらえるか、上乗せになるかは交渉しだいですがやってみる価値はあります。

私は、婚礼家具、食器棚、スキー、物干し竿、耐火金庫など自治体が粗大ごみとして扱ってくれないものの処分を引越し業者にお願いしました。

4.家族の協力を仰ぐ

断捨離で一番重要なのが家族の協力を仰ぐことです。

自分だけ断捨離をしてものを減らしているのに、他の家族が協力してくれなければ、断捨離をした実感を得られないのでストレスになります。

家族が協力しれくれるのであれば、断捨離のコツなどを伝授し、断捨離してくれたことを褒めたたえましょう。

一方でやっかいなのが夫です。子どもは説き伏せることはできますが、夫は趣味で集めたコレクターの数々、思い出の品、会社で成果を上げた記念品など、妻から見たらどうでもいい、断捨離の最優先に上がってくる品々を手放そうとしません。

夫とはいえ一個の人格を持った大人ですから、協力してもらえそうになければ夫婦間のトラブルを避ける意味でもあきらめたほうがいいでしょう。

もし、家族が断捨離をしているのを見て、断捨離する気なったらしめたもの!子どもと同じように褒めたたえます。

2.断捨離をする基準ともの

1.断捨離を始める前に捨てる基準を決める。

断捨離を始める前に捨てる基準を決めます。この基準があいまいだと、結局捨てられなくなり引越し先でまた断捨離をするといった二度手間になりかねません。

捨てる基準は5つ。

1.1年以内に使わなかったもの。

1年以内もしくは2年以内使わなかったものはこの先使用頻度が増すといったことはないと思いましょう。

2.好きでないもの。

人は好きなものはそばに置いておきたい習性があります。ただあれもこれもと欲張ると断捨離ができなくなりますから、これだけは手元に置いておきたい個数を決めます。またプレゼントとしてもらったもので好みに合わなければ処分します。

相手の気持ちだけもらっておくという考え方に変えると罪悪感から逃れられます。

3.いつ買ったかわかないもの。

いつ買ったかわからないもの、いつもらったかわからないものは無いと同じと判断し処分します。

4.生涯使わないと予想されるもの。

1年以内もしくは2年以内に使わなかったものを含め、それ以前から使わなかったものはこの先生涯使うことはない判断します。

5.無くても困らないもの。

無くても困らないものとは、同じものが2個以上ある、他のもので代用できるものです。最初は慣れないので紙に書いて手元に置いてチェックしながら断捨離すると迷わずに進めることができます。

2.食器類

食器類の数は、ご飯茶碗、味噌汁用お椀、取り皿などは家族の人数+1と必要な数と決めます。

結婚式の引き出物で箱に入ったままの皿、デパートのワゴンセールの品、100均一で買った品、欠けた食器は処分の対象に。

キッチン用品は、まな板、お玉、ザル・ボール、さえ箸、密封容器といった消耗品は数をへらし、寿司桶、大皿といった1年に数回しか使わないものは代用できないかを考えてから処分していきます。

3.洋服

昔流行した服、サイズが小さくて着られない服は将来にわたって着用することはありません。

片方なくした靴下、太って穴が合わないベルト、香典返しでもらったハンカチ、今使わないアクセサリーなど、どんどんできてきますから迷わず処分の対象としましょう。間違っても昔の思い出にひたる時間は作らないで今は目先のことに集中します。

洋服を断捨離することは、ひいては収納ケースやタンスの断捨離へとつながっていくのでここは思い切った断捨離が必要になります。

4.家具

 

家具・家電の断捨離ができるのは引越しならではのメリットです。

ただ、タンス、食器棚、ソファー、ベッド、食卓テーブルとどれも生活スペースを脅かす存在感の大きな家具類は処分するのに家族の同意と決断が必要になってきます。

主婦の管理下にあるタンスや食器棚は処分できますが、家族が使うソファー、ベッド、食卓テーブルは家族の反感を買わないようどうするかをしっかり話し合う必要があります。

引越し先が今より狭い場合は強く主張できますが、広いと家族の許しが得難くなります。

5.寝具

布団は多くのスペースを取るので断捨離効果がバツグンです。布団の数を決める基準は家族分+1でそのほかは処分します。カビがはえたマットレス、汗ジミや中綿がへたった布団などもこの時に。

客用布団は1組あればよいですが、無くても困りません。来客がある時だけ布団一式のレンタルを利用すればよいし、近くのビジネスホテルを利用してもらうことも視野に入れましょう。

実際、我が家の長女の結婚式には両親にはレンタルの布団とベッドを、親族にはビジネスホテルを用意しました。いつ使うかもわからない来客用の布団にスペースを取ることは避けた方が無難です。

6.収納ケース

どこの家にもある収納ケース。車輪の動きが悪く出し入れがストレスになる、引き出しやフタが変形している、引越し先のサイズに合わないといった場合は処分の対象にします。

押し入れ収納ケースの断捨離は、引越しの時こそがチャンスです。押し入れ収納ケースは、幅や高さがあり引越しでもない限りなかなか断捨離に手がだせないもの。

洋服の断捨離で収納ケースの数自体が不要になることもあるので、いつか使うだろうと思わず処分します。

7.本

本の断捨離は、読み終えた、すでに興味がなくなった本から順に断捨離していきます。いつか読むかもしれないといった感情で持ち越さないこと。

処分した後読みたくなったら図書館で借りられます。そしてこれからは、手元に置いて何度も読み返したい本以外はネットで読む方法を取り入れるのも一つの方法です。

Amazon kindleを導入すれば、パソコンとスマホで同期できるのいつでもどこでも本が読めます。

2.引越し前に断捨離をした5つの効果

1.引越し料金を節約できる

荷物の量の大小で引越代金が大幅に安くなることは見込めませんが、業者が用意してくれる段ボールには数に制限があって超えると追加料金が発生する場合があります。

断捨離をして荷物を減らすことで段ボール代を節約することができるのです。

2.粗大ごみの処理や手間が省ける

毎日の生活でタンス、食器棚、ソファー、ベッドなど大きな家具を処分するには、運び出す手間や業者に支払うお金がかかってきます。

しかし、引越しの場合は運び出す手間がかかりませんし、引越し代金に入れてもらえば余分なお金をかける必要もありません。

引越しの荷造りは昼夜寝ずに作業することになりますから、粗大ごみの処理や手間が省けた分の時間を有効に使うこともできるのです。

3.生活のスペースが広くなり快適な空間を得られる

生活スペースが広くなると、今まで狭くてあきらめていたストレッチをする、断捨離で厳選した好きなものを飾る、といった空間があればこその夢やあこがれが実現できます。

4.ストレスを減らすことができる

人は散らかった空間で生活するとストレスが大きくなることがわかっています。

東京大学大学院新領域創成科学研究科の発表によると

居住者が散らかりに気づき片付け を行う行為を、ストレスコーピングのための行動 であると捉え、散らかりが大きいほど生理的スト レス反応が大きくなることを明らかにした。

※ストレスコーピング:ストレスと上手に向き合うための技術や能力のこと。

散らかった部屋から整った部屋へは誰でもやろうと思えばできることですが、手をつけられずにいるとストレスで健康を害してしまうことも。

断捨離でストレスのない生活をめざしましょう。

5.断捨離の効果を実感できる

1.探し物がすぐに見つかる。

探し物が見つからない時は、往々にして家族の誰かのせいにしてトラブルに発展しがちです。

必要なものだけが整理されていれば、家族のだれもがどこに何があるか判断でき、無用なトラブルも回避できます。

2.掃除の手間がかからなくなる。

掃除機をかける、拭き掃除をする場合、ものが多いとわざわざ場所を移動したり、持ち上げたりの動作が多くなりストレスに。断捨離をすると掃除をする手間と時間が少なくてすむようになります。

掃除の手間が省けた時間を有効に利用することで気持ちにゆとりができ家族にやさしくなれます。

3.ムダ遣いをしなくなる。

断捨離した過程でいかにいらないもの、使わないものを貯めこみ、ムダなお金を使ったきたか思い知らされるでしょう。

よって、買い物をする時に真に必要なものか?将来捨てる可能性があるモノか?自問自答してあえて手を出そうとは自然と考えなくなるのです。

4.家族の人間関係がよくなる。

先にもあるように片付かない部屋はストレスをためるため、家族のトラブルが起こってしまいがちですが、断捨離をしてすっきりと片付いた部屋では家族の人間関係も穏やかになってきます。

3.まとめ

引越しをする前に断捨離をするコツと5つの効果についてご紹介してきました。

引越しは主婦にとってうんざりするくらいやることがいっぱいですが、見方を変えれば断捨離の絶好の機会に恵まれたといっていいでしょう。

引越しが決まったら是非断捨離をして、ストレスのない生活を実感してください。

私が実際に引越しをする前に断捨離をしてきた個人的な体験をもとに記事してみました。

ひとつでもヒントになれば幸いです。

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