目次
1.私たち夫婦が孫を積極的に預かっている理由
私たちには孫が2人。長女に長男(3歳)と二男(1歳)車で1時間半ほど離れたところに住んでおり、長女家族の病気、冠婚葬祭、子連れで出かけるのが難しい時に積極的に預かることにしています。
夫が定年後契約社員として仕事をしているとはいえ、土日が休みで比較的有給を取りやすい職場であること、私が専業主婦で自由のきく環境も孫を預かれる理由のひとつです。
1.孫を預かることができる時期は限られている。
3歳と1歳の孫はいずれ成長してお友達もでき自分たちの世界が広がっていくでしょう。祖父母のところに来る回数が減ってくることは確かで「ジイジとバアバのお家に行きたい!」などとうれしいことを言ってくれるのはあと数年と思っています。
私には高齢の両親が健在ではあるものの、いつ介護が必要になるかもしれないし、私たちだっていつ病気やケガで動けなくなるのか未来はわかりません。
孫はどんどん成長し、私たち祖父母は老化がすすんでいきます。
私たち夫婦が孫を預かれる時間を大切にしていきたいのです。
2.私も祖父母の手を借りて子育てしてきた。
私が娘二人の子育て中は何かと両親や舅姑の手を借りてきました。
それはそれはどれだけ助かったことか。
両親や舅姑は孫を預かることで大変なこともあったでしょう。でも、何ひとつイヤな顔をみせず娘たちの世話をしてくれたことに今は感謝しかありません。
突然の病気や入院、葬儀への出席など小さな子どもや赤ちゃんを連れていけない場所は思いのほかあるものです。
私が両親、舅姑にしてもらったことを今度は娘へバトンタッチをする気持ちで孫を預かっています。
3.夫婦共通の話題がいずれ思い出に変わる。
私たち夫婦はそれぞれ趣味はあっても共通したものはありませんが、唯一共通の話題として登場してくるのが孫のこと。
孫を公園で遊ばせた時にあんなこと、こんなことがあったねと思い出話のひとつになると思っていて預かっている間は写真や動画を取るようにしています。
4.今の子育てを理解するきっかけになる。
私は孫ができるまで今の子育てについて知識を持っていませんでした。
孫が誕生した時、私が子育てしていた30年前の方法すべてが使えるものと張り切っていましが、娘の話を聞いているうちに「自分の子育ては修正したほうがいいかもしれない」と思うようになったのです。
そこから、本やネットで調べていくうちに子育てから離れていた間に専門家の研究がすすんだこと、厚生労働省が子育てに関する指針が変化してていることを知りました。
もちろん、子育てしたきた経験値がゼロになるわけではありません。子どもの成長には個人差があること。他人の子どもとの比較は何の意味もないこと。子どもはお友達とのかかわりで大きく成長すること。失敗を繰り返しながら学ぶことなど祖父母ならではの経験は子育てに悩んだママたちの心強い味方になる時がきっとくるはずと思っています。
2.孫を預かるコツは情報収集。
1.普段の生活など教えてもらっておく。
孫と一緒に暮らしていないと預かってもわからないことだらけで右往左往することに。
孫の1日はどのような暮らし方をしているのか?大まかに聞いておきます。
朝起きる時間、食事とおやつの時間、お風呂の入る時間、寝る時間などのスケジュールを聞いておけばこちらが準備することや時間を前倒しで予定がたてられます。
食事に関する情報はとっても大切で、好きな食べ物やアレルギーがあって食べられない食品の確認しておくと食材がムダにならずにすみます。
また、どのような子育ての方法しているのか?を知っておくと戸惑わずに孫とかかわれます。
娘の長男は3歳。すでにスマホで写真を撮ったり、youtubeで動画を見たりとスマホが身近な存在です。一方でスマホさえ持たせていれば子守りの役割を果たしてくれるのでつい孫の言いなりなってしまうことも。しかし、娘からは「スマホは、1日1回15分までと約束しているので守ってほしい」と。
私たちが子育てしていた時代に子どもが夢中になったテレビゲームが、時代がかわりyoutubeの動画になっているのでしょう。
いつの時代も親は自分の子どもに対して考えを持って育てています。なので私たち夫婦も娘の子育ての方法にあわせて孫と接するようにしています。
2.遊び場を調べておく。
1.公園、児童館、図書館をさがす。
孫を預かる時に悩むのが遊び場。近年子どもの数が減少しているせいか、近くに子どもが遊べる公園が少なくなってきたり、公園でのボール蹴りを禁止している公園も。遊べる公園がを前もって探しておくと悩まずにすみます。
図書館では読み聞かせをしているところや地域住民でなくても児童館で遊ぶのをOKとしてるところもあるので聞いてみます。
2.ショッピングモールで遊び場を探す。
ショッピングモールでは有料や無料で子どもが遊べる広場が併設されています。
まずは、無料で遊べるスペースがあるか?探してみます。
3.孫が好きな室内遊びを用意する。
雨の日対策として室内遊びができるおもちゃを持参してもらいます。孫が夢中で遊べるプラレール、車など。
我が家では100均で購入できるお絵描き帳、おりがみを用意したり、昔ながらの「げんこつやまのたぬきさん」などの手遊びを教えたりと雨の日対策をしています。
4.天気の良い日は一緒に散歩をしてみる。
天気の良い日は、できるだけ一緒に散歩に出かけるようにし、横断歩道の渡り方など社会ルールを教える絶好の機会になります。
3.まとめ
孫を預かる理由と預かる時のコツを私の経験をご紹介してきました。
私の友人は「子育てが終わってからは自分の時間を大切にしたいから、よほどのことがない限り孫は預からないことにしている」というように孫とのかかわり方はひとそれぞれ。
それでも、これから孫の誕生が控えている人、孫とのかかわりを楽しみにしている人にとって私の経験がお役に立てたらと思い記事にしてみました。
孫を預かる方法は100人いれば100通りの方法があるはず。私のやり方にもまだまだ改善すべき点があるかもしれないし、今後変わるかもしれません。
子ども夫婦と孫とはかかわる密度の変化はあっても、長い付き合いになります。
お互いにストレスのない円滑な関係を築くためにどうしたらよいのか日々考えていきたいと思っています。