老後は賃貸!に決めて良かった。住宅ローンがあったら老後破産だった我が家

1.退職金と預貯金でマイホームを買ったら老後破産だった。

老人貧困

 

現金主義の夫でもさすがにマイホームを現金で購入するとは言わなかった。

でも、あてにしていた土地はもらうことができなかったので

賃貸で暮らしていくことになった私たち。

 

預貯金と退職金で小さなマンションを現金で購入することも

考えたこともあった。

 

首都圏郊外のマンションを購入すると

3,000万円~4,000万円

一戸建てを購入すると

4,000万円~5,000万円

もし無理をして購入できたとしても、その後は、資産がなくなって

年金だけで暮らしていくことになってしまう。

 

夫婦二人の年金だけじゃ、食べるだけで精一杯。

病気になって、長期に入院でもしたら老後破産は間違いなし!でしょう。

イヤ路頭に迷って、ホームレスになっていたかもしれません。

そうなったら、一家離散ですよ。

 

だから、私たち夫婦は、

マイホーム>現金  

マイホーム<現金  を選択したんです。

 

現在は、3LDKに住んでいるんだけど

夫の定年退職後の賃貸は2LDKを考えています。

 

夫は65歳まで働けるので、職場に近いところに住んで

65歳からは、より安い家賃を探して住む予定にしているんです。

 

2.マイホームがないと恥ずかしいのか

 

女性トラブル

 

マイホームがないと恥ずかしいってず~と思っていましたね。

社宅の人たち、同級生、ママ友のほとんどがマイホームをもっていたから。

 

中には、「瑠璃子さんちは、社宅でしょ。いつマイホーム持つの?」とか

法事で親戚が集まると「家買った?まだ社宅暮らしなの?」なんて言われて

正直、複雑な気持ちだった。

 

私は「あぁ。やっぱりマイホームを持っていないとなんかミジメなのかなぁ」

と落ち込んだり、自分の人生を恨んだりしたこともあったんです。

 

ある時、夫が「マイホームを持てなくてごめん。

でも、子供たちを育て上げることが親の責任。

老後はつましく生きてくことになるけど、我慢してくれ」と。

 

この夫のひと言で「夫は私の気持ちをわかってくれていたんだ。

そして、親の責任は、子どもを育てあげ、社会に送り出すことだったんだ」と

気づかされたんです。

 

ありがたいことに、娘たちは正社員として働けた。

今となっては、本人の努力もあったけれど

周りの人達に恵まれたことに感謝しています。

 

娘たちは高校大学ともに私立だったけど、

奨学金を使わず、車の免許、歯列矯正、ぜんぶ払ってきました。

 

中学生になると

「社会人になるまでは、お金をだすけれど、給料をもらうようになったら

1銭もだせないから自分たちでなんとかしてね」と

我が家の経済状態を隠さず話しました。

 

長女は結婚するまで、同じ会社に勤め続け、

預貯金と退職金で、結婚披露宴から新婚旅行、新居までを自分のために使い

二女も学生時代のバイト代から会社員の今まで、コツコツと貯めています。

お金の大切さを事あるごとに、話して聞かせてきて

改めてよかったと思っています。

 

最近は、こう思うようになってきたんです。

 

「日々の暮らしは、他人に見せるわけじゃないんだから

見栄をはらずに、老後はつつましく暮らしていこう。

小さな喜びや楽しみを見つけて生きていく。

それが、私たちの暮らし方でいいじゃないか。」

 

3.子どもに負動産を残さない

 

廃屋

 

仮定だけど

もし、私たちが無理をしてマイホームを買ったとしても

駅から遠くかったり、日当たりが悪い物件しか選択肢はなかったでしょうね。

 

老後を生活するには少々不便でも、家賃がいらないことは安心して暮らせるでしょう。

でも、私たちが死んだあと、だれが住むでしょう。

 

娘たちは恐らく、イヤ絶対に住まない。

なら処分することになるけれど、だれが処分するの?娘たちしかいません。

 

今、空家問題で、売るに売れない家が日本中にあふれているんです。

私の両親が住んでいる家だって、両親亡き後、私たち夫婦が住むことはないでしょう。

 

なぜなら、実家周辺で空家が目立ってきていること。

実家が老朽化して、リフォームしなければ住めないからです。

 

近い将来、実家は、私が処分の手続きをしなければなりません。

たぶん、買い手がつくまで、相当の時間が必要になるでしょう。

だから、娘たちに同じことをさせたくないんです。

 

日本の社会が先行き不透明な中

娘たちだって、自分たちの生活で精一杯でしょう。

だからと言って、私たちは経済的に援助することはできません。

それなら、せめて迷惑だけはかけないで、生きていきたいんです。