シニア(64歳以降)退職したあと任意継続を選んだ理由と保険証が届くまで

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健康保険
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夫が退職したあとの健康保険は任意継続を選択しました。ここでは、我が家が任意継続を選択した理由と保険証が届くまでの流れについて簡単にご紹介します。

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1.退職後の健康保険は任意継続を選んだ理由

退職を前に決めなければならないことのひとつに健康保険があります。

会社を退職すると健康保険は、組合健保の任意継続、国民健康保険、家族の健保組合の扶養の3つの選択肢から選ぶことになります。

夫の場合、任意継続と国民健康保険の保険料を事前に調べた結果、任意継続を選んだ方が保険料が安いことがわかりました。

任意継続は、在職中に加入していた健保組合の付加給付が引き続き受けられます。夫の健保組合人間ドックのほかに健保独自の健康支援サービスがあり、国民健康保険と比べるとメリットが大きいことも選択したもう一つの理由です。

なお、任意継続は在職中保険料が会社と折半でしたが、退職後は会社と本人の両方を負担することになります。

なので、任意継続の保険料の額は2倍となるのでおおよその検討がつきます。

一方、国民健康保険は、前年度の所得が基準となるためよくわからない時は市役所などでおおよその保険料を教えてもらえる場合があります。

また、自治体によっては国民健康保険料の自動計算できるシステムをホームページに載せているところもあるのでチェックしてみるとよいでしょう。

横浜市の場合

横浜市の国民健康保険料を自動計算できる|横浜市 国民健康保険計算機 (kokuho-keisan.com)

なお任意継続を申請し保険証が届くまでの流れは以下のとおりです。

1.任意継続の申請書を提出

2.「保険料振込依頼書」が届く

3.期限までに保険料を振り込む

4.保険証が書留で届く

2.任意継続の申請書を提出

任意継続の申請を出す前にチェックしておきたいことは以下の4つです。

任意継続を選ぶときのチェック項目

1.退職日の翌日より20日以内に申請書を提出

2.期日までに提出しないと資格を失う

3.保険料の3つの支払い方法

毎月払い、前納年一括払い、前納上期・下期2回払い

4.全額自己負担

5.利用期間は最長2年間まで

※夫の健康保険組合の場合

任意継続の申請は、退職日の翌日から20日以内と時間があまりありません。また20日を過ぎてしまうと申請を受け付けない場合もあるようなので、退職後すぐに申請できるようにしておきます。

任意継続の申請に関しては、健康保険組合によって違いがあるのでホームページもしくは担当者に聞いてみるとよいでしょう。

4.任意継続の振込依頼書が届く

任意継続の申請書を提出してから、保険料(前納年一括払いを選択)の振込書が自宅に届きました。

この振込依頼書に記載されている保険料の額で任意継続の保険料の方が安いことがわかりました。

振込依頼書には、納入期限が令和3年4月30日と記載されていたので、その日のうちに払い込みを済ませ、あとは保険証が届くのを待つことに。

3.任意継続の保険証が届くまで空白期間

健康保険組合へ任意継続の申請をし、保険料を納付してから2~3日で保険証が届くとHPに記載があったものの、4月は退職者が多いため日数がかかる場合があると事前に聞いていました。

ここで問題なのが健康保険証が手元にない空白期間です。

この空白期間に病院にかかることになったらどうしたらいいのでしょうか?

夫の健康保険組合では、任意継続の保険証が届くまでの間に病院などにかかった場合、自費で負担(10割)し、のちに清算する方法をとっています。

ただ病院によっては窓口で「任意継続へ切り替え中です」と伝えたうえで診察券で受診できるところもあるとのことでした。

私たちは、毎月かかりつけ医から1か月分のお薬をもらっていますが、保険証がいつ届くかわからなかったことと、自費(10割負担)で負担したあとの清算は避けたかったので、お薬が無くならない程度に受診日をずらしました。

思わぬ病気で受診する場合は仕方ありませんが、定期的に受診するようであれば医師と相談してずらしてもらうとよいかもしれません。

また、病院の窓口に「任意継続への切り替え中の場合は診察券でも診てもらえますか?」と聞いてみるとよいでしょう。

5.任意継続の保険証が届く

※サンプルを使用

保険料を納付してから数日で保険証が書留で届きました。

在職中の健康保険証との違いは「本人」の下に「任意継続被保険者」の記載が加わっています。

被扶養者の妻の保険証には「任意継続被扶養者」となっていますが、見た目はほとんど同じなので間違えないよう各自チェックしてから持つようにします。

6.まとめ

退職後の健康保険を任意継続に選択したものの、慣れない書類の提出や保険証が届くまではドキドキの毎日でした。

保険証が届くまでの空白期間は、病気にならないことを祈りながらの毎日で(10割負担すれば受診可能)健康保険制度がどれほど私たちの暮らしに大切なものかを知ることができました。

昨今、健康保険制度がきびしい状況にあるなか、制度の改正で保険料のアップなど注目していきたいと思っています。

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