土井善晴著「一汁一菜でよいという提案」の一汁一菜はスタイルであるとは?

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1.土井善晴著「一汁一菜でよいという提案」

著者はNHKの「きょうの料理」などメディアにも多数出演している土井善晴さん。

家庭料理の第一人者であった土井勝さんの次男で、上品な語り口とやさしい関西弁で人気料理研究家のひとりです。

その土井善晴さんの著書「一汁一菜でよいという提案」は、一般的なレシピ本ではなく、毎日の食事作りに苦慮している主婦へ日本食の原点「一汁一菜」を土井氏独自の理論を展開している本です。

この本を読んで私が特に学びを得たところについてご紹介します。

2.「一汁一菜はスタイルである」とは?

 

「一汁一菜」とは粗食ではなく、ストイックな健康法でもなく、「一汁一菜」はスタイルであると提唱しています。

スタイルとは「一汁一菜」という考え方を持つこということ。

すなわち「一汁一菜」というスタイルを守りながら、その時々に家族の好きなメニューを加えたり、慣れ親しんだ、くり返し食卓に並ぶおかずを作ること意味します。

仕事や家事で忙しい主婦が、無理してあれこれおかずを作る必要はない。「一汁一菜」のスタイルさえ守れば難しいことはないのですと。

ごはんと味噌汁と香の物の「一汁一菜」は、味噌汁の具を考えるだけでよいので主婦にとって頭を悩ませることはありません。

だからといって、ご馳走を食べてはいけないのではなく「一汁一菜」のスタイルを基本にしながらも、時には頂きものの上等なおかずやご馳走を食べるといった臨機応変さを持ち合わせましょうということです。

3.家庭料理はおいしくなくてもいい?

著書に「家庭料理はおいしくなくてもいい」という章があります。

「おいしくなくてもいい」ってちょっと驚くような言葉ですが「おいしくなくてもいい」の意味は

家庭料理ではそもそも工夫しすぎないことのほうが大切だと思っています。

変化の少ない、あまり変わらないところに家族の安心があるからです。

そもそも人は何をもっておいしいと判断するのでしょうか。ほとんどの人がレストランや料理屋さんで出されるプロが作った料理をおいしいと思いますよね。

でももし、プロ並みのおいしい料理が毎日続いたらどうでしょう。きっと「お母さんのいつものアレが食べたい!」と家族から声があがるのではないでしょうか。

「おいしくなくてもいい」とは、調味料をあれこれ使わなくてもいい、目新しいメニューでもなく、お母さんが作る家族が慣れ親しんだ味でいいんだよということです。

我が家の二女が小学校3年生の時の文集に「お母さんの料理で一番好きな料理」という題でクラス全員の作文が載っていました。

クラスメートは、ハンバーグやカレーと書いているなか二女は「お母さんの甘い卵焼きが大好きです」と。

当時の私は「卵焼きしか食べさせていないみたいじゃない」とちょっと恥ずかしい思いをしたことを覚えています。

きっと二女にとっての甘い卵焼きは、慣れ親しんだいつもの味であり、愛情と安心がつまった美味しい料理だったのかもしれません。

4.まとめ

我が家はリタイヤした夫との二人暮らしなので普段は簡単な料理ですませています。

とはいえ、一汁三菜を作って当たり前と思っていた私は、主菜と副菜二品でも頭を悩ませることもありました。

まして忙しい共働きの夫婦、子育て中のママたちが毎日レシピとにらめっこしながら料理を作っている人は多いはず。ぜひ土井善晴著「一汁一菜でよいという提案」の一読をおすすめしたいです。

「一汁一菜」というシステム(考え方)があることを知っていれば、今日の献立に悩んだ時きっと役に立つでしょう。

私にとって、土井善晴氏の「一汁一菜でよいという提案」は、肩の荷が下りた目から鱗が落ちるほど久々にインパクトのある本でした。

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