YAHOO!ニュース 2020年4月17日(金)6時10分配信から
「70歳就業確保法案」が2020年3月31日の国会で可決され、成立したため2021年施行されることになったと(ビジネス+IT誌)伝えた。
これで定年が70歳まで段階的に引き上げられることになったとのこと。
新型コロナウイルスに国民がおびえている間に「定年70歳」が成立していたことに驚きを隠せないのは私だけだろうか。
70歳まで就業の機会を確保するのは、企業の努力義務で必ず守らなければならいわけではないとはいえ、65歳定年がまだ根付いていない中での「定年70歳」は誰でも急ぎ過ぎると思うはずだ。
ここのところ、利益を出しているにもかかわらず40代、50代をリストラ対象にする企業があり、2020年新型コロナウイルスで失業する中高年が路頭に迷うことも想定される。
しかし、記事ではこれまで60歳以上のシニアを採用しなった企業が徐々に増え始めていることから
これまで以上にシニアの転職市場は活発になっていく可能性が高い。
ということらしい。
今の40代、50代は住宅ローンと教育費のダブルの出費を支えている。そしてそこには守るべき家族が存在していることを忘れてはいないだろうか。
「定年70歳」よりも個人の能力に左右されない労働環境と社会保障の基盤が先ではないかと個人的には思う。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200417-00037901-biz_plus-bus_all&p=1