コロナウイルスで自粛中の50代夫婦へ今こそ老後のこと真剣に話し合おう。

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1.コロナウイルスで自粛中で夫婦の時間がある時こそ資産の見える化を

昨年金融庁の「老後2000万円問題」で日本中が大騒ぎとなり、多くの人が「そんな大金ないよ!」「老後どうやって暮らしていけばいいの!」と不安になりました。

老後のお金が2000万円必要なのかどうかはあくまでも平均値であって人それぞれ。

不安を抱く前にコロナウイルスで自粛中の時間がある今夫婦で資産の見える化をしてみましょう。

1.現在の資産の見える化

まず先に取り掛かりたいのが今現在資産がどれくらいあるか?を数字に出してみます。

Excelに表を作って四則計算をするだけでOK。流動資産、固定資産、負債を計算していきます。退職金の額がわからなければ会社の就業規則でおおよその額がわかります。夫婦の関係性にもよりますが、お互いに「へそくり」があればこの際公開して共有するのもありかと。

それじゃ「へそくり」にならないなら言わなくてよいでしょう。

2.年金で生活できるか

次に65歳以降年金生活になった時の収入を計算します。

夫と妻、それぞれの年金の支給開始年齢と額は「ねんきん定期便」か「年金ネット」で確認できますからお互いの年金額を見て、老後の生活ができるのか?足りない分は資産から取り崩すのか?それとも働くのか?といったことが見えてきます。

3.老後のイベント費用

次に老後のイベントについても予算を立てておきます。

子どもの結婚、マイホームの援助、孫イベント(初節句、初誕生、入学祝い)と子どもが独立してもお金を包む機会が意外と多いものです。それに自分たちの介護費用、お墓をどうするか?まだ先だからと後回しにしがちですが、近年の自然災害や今回の得体のしれないコロナウイルスといつ自分の身に降りかかるかわからない状況から話し合っておいてムダなことはないでしょう。

2.老後はどこで暮らすか

老後をどう暮らすかは資産に大きく影響してきます。

夫は地方で畑を耕しながら晴耕雨読を考えているかもしれないし、妻は友人たちとの交流を楽しみにしているかもしれませんよね。

夫婦それぞれが老後の暮らし方を心密かに持っていて、いざ老後の生活を目の前にしたとたん考えが違ていて落胆することも考えられます。

実は我が家も夫と私老後の暮らし方の方向性が全く違っていました。

夫は地元に帰って兄弟、親戚の仲が良く付き合いの密度が濃いので老後は慣れ親しんだ土地で暮らすのが幸せだと思っていたようです。

一方私は、地元に帰ったとしても親戚づきあいはあるものそれほど密接でもなく、当時のママ友とは疎遠のなか高齢の両親が亡きあと私は夫以外につき合う人がいないのです。

むしろ、娘たちがいる首都圏での暮らしたいと思っていました。もし私たちが入院や死亡した時に娘たちにかける時間やお金のコストが少なくて済むこと。体の自由が無くなってくる老後こそ車の運転をしなくても買い物や病院の選択肢が多い方が暮らしやすいと思ったからです。

そこで私たち夫婦が地元に帰った場合と首都圏に住み続けた場合を想定し費用を計算した結果地元に帰るのやめ首都圏での暮らしを視野に入れることで決着しました。

30年以上一緒に暮らしてきた夫婦でも、お互いの胸の内がわかっているとは限りません。コロナ自粛で夫婦の時間がたっぷりある今こそ老後の暮らし方について話し合っておくことはとても重要だと思います。

3.夫婦それぞれが幸せに感じることは何か

夫婦それぞれが何をもって幸せと感じられるのかを話し合おうことが大切です。

例にあげれば幸せに感じることに趣味やお付き合いに幸せを感じる人が多いはず。しかし、老後の資金は限られている場合が多く、現役世代の時と同じようにお互いの趣味や嗜好をボーナスを流用しいるとあっという間に底をついてしまうことも。

また、夫婦のどちらかが多趣味で行動派、一方は家で過ごすことに満足感を得られる場合はお金や時間のコストの差に不満が出ることも考えられます。そこで、夫婦それぞれが何をすることが最も幸福感を得られるのか?それにかかる費用の額を書き出して見える化します。

夫婦が一緒に何かをすることで幸福感を得られるものでもいいし、あえて別々の方が良好な関係を保てる場合はそれでもよしと理解します。例えば先におこづかいの額をそれぞれ1万円と決めて、その範囲で楽しむ分には口を出さないと決めるのもいいでしょう。まずは話あうことです。

4.夫は知らない妻の胸の内

妻は夫に「老後はどのような暮らしをしたいのか?」「老後こそ何かしたいこと」を腹を割って話したことがあるでしょうか?

夫は長時間労働、理不尽な転勤、毎日の満員電車で疲れ切っています。妻は子育て忙しい毎日に一段落したら家計を助けるために働きにでて、仕事と家事と子どもで忙しい毎日を過ごしてきました。

だから、老後のことを夫婦が面と向かって話す時間がなかったはずです。コロナウイルスで自粛中のこの時間は夫婦が老後について話し合う絶好のチャンスだと思います。

私たち夫婦が老後について話をしている時、夫はこう言ったんです「料理や掃除などの家事が大好きなんじゃないの?ずっとそう思ってた!」と。

私はこの言葉に驚きました!料理も掃除もぜんぜん得意じゃないし、好きでもありません。ただ家族のため、健康のため、家計のために私なりに必死にこなしてきただけです。

この時ほど30年以上暮らしてきても夫は私の何もわかっていないのだと思いましたね。

私たち夫婦に限って以心伝心なんて通じないと肝に銘じ、言うべきことはちゃんと伝えることにしました。

年金生活に入ったら私は3食の食事のうち朝と晩だけしか作らない。掃除機掛け、ゴミ捨て、お風呂の掃除は夫の分担にしてもらうことに話はついています(笑)

これから長い老後を一緒に暮らしていく唯一のパートナーとの関係をよりよいものにするためにもぜひ腹を割って話し合ってみてはいかがでしょうか。

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