孫を預かる時の心得とは?育児方法は娘に聞け!

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人間関係
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1.初めて孫だけを預かることになった!

赤ちゃんと母の手

娘夫婦が、遠方の結婚式に出席するため、孫を2泊3日で預かることになったんです。

娘は里帰り出産だったので、孫は生後1ヶ月まで我が家でお世話していました。

その後の孫の成長は、毎日Skypeで見ていたけれど、実際にこの手に抱いて

母親抜きでお世話するとなると、話は別なんですね。

 

娘は、自宅に戻ってからの2ヶ月間で、娘なりの育児方法で孫を育ててきいます。

その方法に合わせなければ、孫もジジやババもどうしていいか戸惑ってしまうでしょう。

 

私たち夫婦は、娘二人を育てて経験はあるけれど

それは30年近くも昔のこと。

30年前と今の子育て。どう違うの?

 

昔から受け継がれた子育ての方法で良い面もあるけれど

医学や子どもの発達の学問は進歩していて、昔はよかったことも

今では避けたほうがいいこともある。

 

そこで、預かるまで時間があったので、娘に詳しく聞いておくことにしました。

 

2.まずは、娘に聞いた!普段の生活に近い環境にするには

ベビーグッズ

生後3ヶ月の赤ちゃんは、目が見えているので、常に自分の世話をしている人のことは

わかっているんですね。

 

娘やお婿さんに抱かれると、声を出して笑ったり、ア~ウ~と喃語を話したりと

とっても楽しそうな表情。

 

なのに、久しぶりに孫をだいた私を見た孫は、体を固くして私の目をじ~~と見つめて

目を離さなかったんです。

 

きっと「このおばあさん誰?見たことないんだけど。大丈夫?」と思ったことでしょう。

孫は自分のちかくで世話をしてくれる人とそうでない人の違いがわかるのなら

環境の違いをわかって戸惑ってしまうかもしれない。

 

そこで、娘に育児方法を聞いて、それに近い環境で預かることにしたんです。

 

【1.普段使っているもの】

母親が子育てに使っているグッズを車に積めるものなら、極力持っていくとにしました。

 

娘が普段使っていて孫もなれているもの

今回は、バウンサーとベッドメリーを持っていくことにしました。

 

日中のお昼寝は、バウンサーでしている。

ベッドメリーは、孫が特にお気に入りでゴキゲンな時は

40分位遊んでいるとのこと。

 

【2.生活スタイルをかえない】

孫の生活スタイルを全部そのまま継承するのはムリなので

ジジとババができる範囲内で。

 

 ◆朝日を浴びせる

  夜と昼の違いを体感できるように、朝6時ぐらいになったら、カーテンを開けて

  部屋を明るくする。

 

  まだ、夜中のミルクがあるので、ババは眠かったけれど頑張ってカーテンを開けました。

  孫は、まだ熟睡していて夜が明けたことなんてわかんないじゃないのと思ったけれど

  やはり、自宅に戻ってから孫や娘が困らないためにも必要なことなんです。

 

 ◆静かに暮らす

  私と夫は、昔からよく「声が大きいわねぇ」と言われています。

  耳に問題があるわけじゃないので、生まれつきなんでしょう。

  大声家族なんですよ。

 

  それと、テレビの音量も大きいみたい。二女が帰ってくると「テレビの音大きくない?」と。

  娘たちが赤ちゃんの頃は、たぶん静かな生活を送っていたかもしれません。

 

 でも、家族みんなが大人になるにつれ、大きな音でも平気な生活になって行ったんでしょう。

 娘は、声は大きくないし、たまにテレビを観るくらい。

 お婿さんは基本テレビはニュースを確認するくらいでほとんど観ない。

 

 静かな生活環境で孫が生活しているんです。

 そこで、私たちは、なるべく大きな声で話さない。

 

 テレビの音量も決めてそれ以上は、大きくしないか。

 観たいテレビ番組は録画しておくなどの、対処を私たち夫婦で考えておきました。

 

3.娘の育児方法にそって世話をする

指しゃぶり

これが1番大事なことなのです。

娘がどんな育児方法で子育てしているのか?をちゃんと聞くこと。

 

30年前の私たちの子育てを押し付けたとしたら

「もう預けないわ!」と悲しいことを言われるかもしれません。

 

もっと大事な孫を混乱させてしまっては、かわいそうなことにしてしまう。

そこで、基本的なスタンスを教えてもらうことにしました。

 

【泣いたら、できるだけ抱っこしてあげる】

 私が子育てしていた30年前は、育児情報は本や雑誌そして実母や姑などの

 先輩からのアドバイスが基本でした。

 

 その時は「抱きぐせがつくとわがままな子どもになるので

 ちょっとぐらい泣いたって抱かないこと」と言われていたんです。

 

 ところが最近は「泣いたらできるだけ抱っこしてあげましょう」が主流だそうで

 娘も「ムリのない範囲でいいので、泣いたら抱っこしてね」と。

 

 ジジとババは「わかった。でも私たちもあちこち体にガタが来てるので

 出来る範囲でするね」と答えることにしました。

 

【指しゃぶりはさせてあげる】

 娘から「眠くなったら、親指や手をグーのまま口に入れるけれど、離したりしないでね」

 確か娘たちの時は、あごが変形するとか、歯並びに影響するから指を吸わないように

 していた記憶があったんです。

 

 「生後3ヶ月ぐらいの時期の指しゃぶりは、口で指で吸い付く感触を学んでいるので

 ムリにやめさせないでね。

 時期をみてやめさせるけど、今はまだそういう時期じゃないから」

 

 

【褒め言葉と頭をなでる】

 どんな赤ちゃんでもそこにいるだけで「まぁ可愛い!ねんねしているの?お利口さんね!」

 と声をかけてしまいそうになる。

 

 赤ちゃんの無垢な表情は、大人を癒してくれるので自然と褒め言葉が出てしまいますよね。

 娘からは「目が合ったら、褒め言葉と頭をなでてね」と。

 

 このことは、遊ぶことに飽きたら声をかけてコミュニケーションをしてねということです。

 

 ただ黙って抱くのではなくて、ア~ウ~と喃語で話しかけてきたら

 声に出して「いい子ねぇ」と頭や体をなでて、笑顔で接することは、母親の経験があるならできるけれど

 夫はただ無言で抱いているだけ。

 

 夫は子育てに協力的ではあったけれど、子どもたちを褒めるのは苦手だったんです。

 せめて、孫には笑顔で褒めるよう(笑)伝えました。

 

4.孫を3日間預かった感想

沐浴

50代を過ぎた夫婦が孫の世話を頼まれた時「えぇ!いいの!嬉しい!」と思った瞬間

「大丈夫だろうか?里帰り出産から帰って2ヶ月。孫も成長しているだろうし

娘の育て方はわかんないし」

だんだんと不安になってきたんです。

 

ここはジジとババの出番!じゃなくて

素直に娘の子育てに添うことにしたんです。

 

預かった3日間は、娘の育児方法にできるだけそってお世話をしました。

 

泣けば抱っこ。沐浴にミルク。体重も増えていて、長く抱っこしていると

二の腕が震えてきました。

 

50代夫婦にとっては、体力的には本当に大変でしたけれど

メールやラインで孫の様子を写メで撮って娘に知らせることで

娘たちも安心したようです。

 

翌日「特に変わった様子もなく体調もいいよ。

預かってくれてありがとう」とお礼のメールがありました。

 

今度は、いつ預かってコールがくるかわからないけれど

体力だけはつけておかないとねと話し合った老夫婦でした。