老後は北海道へ移住したい?雪との壮絶な戦いを知っているだろうか?

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1.老後は北海道に移住したいと考えていますか?

北海道 花畑

ゴミゴミとした都会を離れて、老後は空気のきれいなところで余生を過ごしたい!

自然とともに農業をしながら自給自足もいいかも。

 

そうだ!以前旅行で行った北海道に移住しみるのってどう?

自然がいっぱいで空気も美味しかった。

美味しものが食べられる!

と思った人も多いんじゃないでしょうか?

 

【移住を希望している人】

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老後は別の地域へ移住したい人は、全体で、19.1%

60~69歳(400人)では、10.1%

 

【老後に移住したい街ランキング~国内編~】

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都道府県別で北海道は、3位

市町村別では、札幌市は、2位

北海道、札幌市が上位にきていますね。

 

北海道への移住希望が上位にあるなんて、出身者の私にとって

とっても嬉しことです。

 

北海道の魅力として、自然が豊か、美味しものがたくさんある

ウィンタースポーツができるなどでしょうか。

 

私の実家が北海道なので、千歳空港に降り立つと空気が澄んでいて

のどかな風景に心癒されます。

 

「あぁ。故郷に帰ってきたんだ」と。実家への道すがら、幼いころの楽しかった頃に

思いを巡らせながら歩くのも楽しい時間です。

 

夫の転勤で関東に引っ越してくるまで、私たち家族は、北海道の社宅に住んでいました。

秋になると社宅の人から、じゃがいも、とうきび(とうもろこしのこと)、かぼちゃなどの

おすそ分けを山のようにもらっていました。

 

都会では、お魚のホッケは開きが普通ですよね。

スーパーでは、生のホッケが一尾100円くらいで購入できたので、よく煮付けにして

食べていました。新鮮で、油がのっているのでとっても美味しくって、私は大好きでした。

 

鮭はシーズンになると、生の鮭が半身で980円で売っていて、石狩鍋や鮭の粕汁は

体が暖まってよく食卓にのぼったものです。

 

ママ友たちと食材を持ち寄って、野外でビール片手にジンギスカンをほおばったことなど

楽しい思い出がいっぱい詰まった場所なのです。

北海道民のソウルフードジンギスカン。久しぶりに食べたらやっぱり美味しかった!

 

2.住んでみないとわからないこと。

吹雪

観光で訪れた場所って、魅力ですよね。

かつて家族旅行で行った能登半島や南紀白浜では、夕日が沈む景色にうっとり。

 

海の近くに住むと、毎日こんなきれいな景色が見れるなら住んでみたいなぁ

なんて思ったものです。

 

北海道は夏本番を迎えると、観光シーズン到来です。

ヤレ猛暑だ!熱帯夜だ!とうんざりするぐらいの暑さに辟易している人も

北海道の涼しい夏を過ごすと、ここで老後を過ごすのも悪くはないかも?と

思うのも無理はないでしょう。

 

北海道出身だというと「食べ物は美味しいし、梅雨がなくて夏は涼しいんでしょ?いいなぁ」と

よく言われます。観光で訪れたり、イメージだとこういう感想を持つのでしょう。

 

しかし、北海道に根を張って生活していると違うんです。

私が主人の転勤で北海道を離れるとき

ママ友が「いいねぇ。羨ましいよ!これから瑠璃子さんは、雪かきしなくていいんだね」と。

 

旅先での印象と、実際にそこで生活したものとの感じ方がこれだけ違うんですよ。

 

3.雪との壮絶な戦いを知っていますか?

吹雪 車

北海道で生活するとなると、雪を避けることはできません。

毎年、雪が降る前にやっておくことがあります。

 

車のタイヤを交換すること。

北海道も車がないと生活できません。雪道では、自転車だって乗れないんですから。

11月に入ったら、夏タイヤからスタットレスタイヤに交換をすること。

 

 

北海道では、雪が本格的に降り出すのが1月からでしょう。

もちろん、地域によって降雪量は違います。

 

「今晩からあすにかけての降雪量は、10cm~20cm」なんて

テレビの天気予報が流れたら、次の日の朝は、朝食の準備の前に

家の前や車庫の前の雪かきをしなければなりません。

 

来る日も、来る日も雪かき。

最近では、ロードヒーティング(土の下に電気を通して、雪を溶かす)にしたり

業者に雪かきをお願いする人もいます。どちらにしても、コストがかかります。

 

若くて体力があるうちなら「雪かきなんてどってことないよ。いい運動になるからね」と

言えるでしょう。

でも、年々体力が衰えてくる老後の生活を雪との戦いに、果たして耐えられるでしょうか?

 

冬の買い物や病院通いに車は必須です。

雪道でのスリップ、吹雪で視界が悪くなることなど

車の運転も慎重にしなければ、事故につながるんです。

 

4.老後はどうしても北海道へ移住したいのならお試し移住を!

模型の家2個

老後は、自然に囲まれた生活をしたい。

都会のゴミゴミした生活はもうイヤ!

 

どうしても、老後は北海道で過ごしたい!のならお試し移住という方法があります。

 

【移住の窓口】

移住の窓口

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移住体験のできる住宅に住んでみて、北海道の暮らしが自分にあうかどうか

判断してから決めるのはどうでしょう。

 

【北海道庁のホームページ】

北海道ふるさと移住定住推進センター

北海道ふるさと移住定住推進センターパンフレット pdf版

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【北海道東京事務所】

北海道東京事務所分室内「移住情報コーナー」

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東京から北海道への移住を考えているなら、東京事務所を利用してみるのも

いいかもしれません。

 

5.まとめ

北海道冬

毎日ギューギュー詰めの満員電車にゆられて会社を往復。

毎年やってくるジメジメとした梅雨、ギラギラと焼け付く暑さの真夏日。

 

せめて老後は、地方でのんびりくら暮らせたらと私も夢見ることはあります。

でも、移住してから「思っていたのと違っていたわ!もうイヤ!帰りたい!」

なんてことにならないためにも、情報を集めたり、お試し移住を経験してからでも

遅くはないと思うんですね。

 

人生でもっとも自由な時間を手に入れる老後の生活。

「あぁ。ここに住んで良かった」と思える場所で過ごしたいものです。