「学生納付特例制度」ってなに?
そんなこと誰だって知ってるよ。払ったてどうせ将来自分たちはもらえないでしょ。
そんなムダなお金払うくらいなら、貯金したほうがマシ。
って思いますよね。
国民年金っていうと
100人いたら100人それぞれ不満があるでしょう。
消えた年金問題から始まって言いたいことは山ほどあるますよ。
そうは言っても
納付しないと年金はもらえません。
でも、学生でアルバイトぐらいの収入しかないのに、年金まで払う余裕なんてないでしょ。
というのがほとんどでしょう。
そこで、国は収入のない学生には、年金の納付を待ってあげましょうと
「学生納付特例制度」を作ったのです。
「学生納付特例制度」の申請をすすめる理由
1.納付を待ってくれる
国民年金をもらうには、25年の支払い期間が必要ですが
この制度に申請すると、支払った期間に組み入れられます。
2.障害年金を受け取れる
この制度に申請すると、保険料の支払っていなくても
障害年金がもらえるのです。
障害年金を受け取れるのが最大のメリットです。
例えば
20歳だと大学2年生とすると
バイトをしていたり、大学に通うのに自転車やバイクで通学していたり、していませんか?
バイトでも、男の子だったらお金になるのが重労働になるでしょう。
工事現場の警備だったり、バイク便の配達でバイクに乗っていたり。
親は心配になりませんか?怪我でもするんじゃないかって
交通事故にあったらどうしようって。
子どものために民間の生命保険や傷害保険に
入ってあげようってことになりますよね。
さらに、この申請をしておけば
万一病気やけがで障害が残った時には
手続きさえすれば障害年金を受け取れるんです。
申請しなければもらえません。
親なら子どもが不幸になることなんて、考えたくもないですが
万が一のために入る保険と同じなんです。
障害年金はいくらもらえるか
平成27年度金額
1級 975,100円
障害の程度
他人の介助を受けなければほとんど自分のことができない
2級 780,100円
障害の程度
必ずしも他人の介助は必要無いが、日常生活が極めて困難
これほどの障害を持ったら、子どもだって仕事に就くことが難しいでしょう。
老後を迎えた親が経済的に支えていくのは大変だと思いませんか?
少しでも障害年金をもらえたら、親子とも助かると思いませんか。
注意すべきこと
追納できる
納付していないから、将来の年金額が減ってしまいます。
そこで追納といって、あとから未納分を払うこともできるんです。
子どもが就職してから、 追納するか考えても遅くはないでしょう。
書類が手元にない
親の手元に書類が来てないよってことあるかもしれません。
子どもが一人暮らしをしていて、子どものところに配達されているかもしれないので
聞いてみるとよいでしょう。
子どもにある程度収入がある
学生であっても、収入の額によって申請できない場合もあります。
詳しくは下記のサイトで確認してみてください。
日本年金機構
「申請さえすれば済むこと」です。
子供のために申請しませんか。