老後が不安でも何もしていない?今すぐ「ねんきん定期便」のチェックを!

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1.老後の生活資金に不安があっても行動できないのはそれなりのワケがある!

あなたは、老後の生活資金に不安を持っていますか?

老後が不安だからと何かしていますか?

 

FP協会では、全国の 20 歳以上男女 1200 人に聞いた「老後とお金に関する調査」

第 2 弾 のデータを発表しました。

 

老後の生活資金に不安を持っている人は、どこから情報を集めているか?の質問では

テレビ、インターネット、新聞雑誌が、それぞれ30%を超えています。

 

家にいながら手軽に情報を得ることができることも理由ではないでしょうか。

しかし、一方では老後の生活資金に不安に思っているのにも関わらず

「何もしていない」と答えた人が29.1%もいるのです。

 

この調査での回答は、20 代、30 代、40 代、50 代、60 代、70 代以上の

男女:各 100 名なので20代から40代までの世代は、老後の生活資金について

何かをする年代ではないことから、この29.1%もの高い数値になって

いるのかもしれません。

 

しかし、50代で老後の資金が不安でも何もしていない人って

多いんじゃないでしょうか。

 

私も、50歳の誕生日には「もう!こんなに年を取ってしまったのね」なんて

のんきにしてましたから。

 

それに、老後のことを考えなきゃいけないことを頭ではわかっていたけれど

避けていたんです。

 

友人たちと老後の話をしても「何にもしていないよ。ホント老後のことは不安だわ」と。

私は、この言葉を鵜呑みにしていました。

 

みんな何にもしていないん、だから、何とかなるんじゃないか。

友人たちは、実はちゃんと老後の資金計画をしているのかもしれない。

本当のことはわかりません。

 

お金のことは、長く付き合った友人だろうが、兄弟でも正直なことは

話さない人は多いですから。

 

私が何にもしなかった理由のもう一つには、老後の資金を計算したとで現実を

目の当たりにすることがイヤだったのです。

 

「我が家の資金では老後は暮らせなかったらどうしよう」と心の隅では

不安をもっていました。

 

でも、現実を受け入れる勇気がなかったのです。

だから、老後が不安でも何も行動を起こさない気持ちがすごくよくわかるんです。

 

でも、なんにもしなくても日々の生活に追われているうちに、アッという間に

老後の生活はやってきます。

 

私も、老後の生活に不安がいっぱいです。

でも、何かしら行動を起こすことで、少しづつ不安が和らいでいくことは

確かなんですよね。

 

年金が夫婦合わせていくらもらえるのか?

預貯金や退職金やへそくり(笑)もあわせて我が家の資産の額はいくらあるのか?

毎月の生活費はいくらなのか?

 

数字が見えることで、何をすべきかがわかってくるので少しづつ始めることが

大切だと今はそう思います。

 

2.「年金定期便」で夫婦合わせていくらもらえるのか確認する

毎年、誕生日月に年金機構から「年金定期便」が届いていませんか?

日本年金機構

年金の受給額を調べるには、夫と妻両方の「年金定期便」を用意して

計算をします。

 

「年金定期便」は、はがきサイズの大きさで、のり付けの部分を開くと

3枚つづりになっています。

50歳以上の女性が「年金定期便」の見方についてチェックしておくこと

ここで、チェックするのは④「2.老齢年金の種類と見込額(1年間の受取見込額)」です。

50代の会社員の夫の場合、厚生年金は65歳前にもらえる

青枠①「特別支給の老齢厚生年金」と65歳以降にもらえる青枠②「老齢厚生年金」に

分かれてます。

ただし、「特別支給の老齢厚生年金」は生年月日によって支給年齢が違ってきます。

 

それぞれの一番下の額が、1年間にもらえる額となります。

50代専業主婦場合は、65歳からの「老齢基礎年金(国民年金)」の額を

チェックします。

 

独身時代などに会社員であった場合は、「特別支給の老齢厚生年金」にも

見込額が載っています。

 

私の場合も、独身の時と派遣で働いていた時は厚生年金を納めていたので

ビビたる金額ですが「特別支給の老齢厚生年金」がもらえる見込みです。

 

たとえ少しでも、もらえることが分かった時はうれしかったですよ。

こうして、夫と妻の分を照らし合わせて計算すると、二人合わせての年金の額が

わかってきます。

 

私たち夫婦は、この「年金定期便」で額を知った時、ホント目の前が真っ暗!!

2人で、肩を落とし慰めあいましたよ。

 

でも泣いてばかりいてもどうになりません。

現実を受け入れて、老後の生活資金の基礎となる額を夫婦で認識することから

老後の生活設計が始まるのです。

 

もし、「年金定期便」が見当たらない場合は、年金機構では「年金ネット」

というサイトがあって、登録をすると1週間くらいでIDが送られてきます。

そのIDを使ってログインして自分の年金を調べることができます。

日本年金機構 年金ネット

「年金ネット」のユーザIDを取得する際に私が失敗したこととは?

3.老後の年金額を知ることで、今の生活費を見直すきっかけになる

私たち夫婦は、落胆した年金額を受け止めてから始めたことは生活費の見直しです。

老後は、もらえる年金で生活できるのかどうか?を検討しなくてはなりません。

 

年金の額で十分という人もいるでしょう。15万もあれば生活できる家庭と

最低30万ないと生活できない家庭では、おのずと対策は違ってきますよね。

 

年金では生活できない場合は、今の生活費をより年金の額に近づけるよう

見直します。

 

新聞の購読は必要なのか?ネットで読めるんじゃないか?

通信費は、格安スマホにかえられないか?

 

生命保険、医療保険、自動車保険の見直す余地はないだろうか?

他にも、ヘアケア商品(シャンプーやコンディショナー)、化粧品のブランドに

こだわっていないだろうか。

 

美容系の商品は、ある意味自己満足が占めていますよね。

私もヘアケア商品は長く使っていたブランドありました。

「これでなくちゃ私の髪の毛はツヤがでないのよ」と思い込んでいたのですが

間違いでしたね(笑)

 

ランクを落としても、最初の頃は違和感があっても、じきに慣れてくるものです(笑)

年金の受給額を知るとこで、今の生活費を積極的に見直しをする気持ちにしだいに

なってくるんですよ。

 

もし、あなたが老後のことで何にも行動を起こしていないのなら

「年金定期便」で年金の受給額を計算することから始めてみませんか。

夫婦の最新の「年金定期便」と電卓さえあればすぐにわかります。

 

4.まとめ

老後の不安を少しでも解消する方法として、「年金定期便」で

夫婦の年金受給額を確認して、現実を知ることができること。

そして、今の生活費の見直しをしようという意欲がでてくることを

書いてみました。

 

私が老後の生活費を考え始めた時「なんでもっと早くから準備しておかなかったのか!」

としきりに後悔しましたよ。

 

でも、過去はもどりません。今からでも遅くはないと言い聞かせて

日々生活費の見直しをしています。