目次
1.老後資金が底をつくことがあるかもしれない
今家族になんの問題がなくても、いつ悩ませることが起こるかは
誰も予想できません。
子どもが病気になって会社を辞めて実家に戻ってくるかもしれない。
結婚したがワケあって子どもを連れて実家で同居するかもしれない。
両親の介護費用を自分たちが用意したのでお金がない。
さまざまなことが降りかかってきて、老後資金がドンドン減っていく
そんなことがこの先あるかもしれません。
我が家なんて、なけなしの退職金と貯蓄でギリギリの老後資金で
食いつないでいく生活なので、何か大金が必要になったり、
家族が増えて、生活費が余分に必要になったら
たちまち老後破産になってしまいます。
それだけじゃない。
年金の受給開始年齢の引き上げや受給額の減額、消費税や介護保険料の値上げや
国民健康保険料、高額療養費だっていつ変更になるかわかりません。
税金や社会保険料の値上げで、老後資金が底をつくことだって
考えられます。
私自身の備忘録としてもこの記事を書き残しておきたいと思い
記事にしてみました。
2.老後資金が底をついた時の対処方法
老後資金がなくなったときにどう対処したらよいのか
私が考えられる方法を。
1.外に出て働くか、自宅でも収入を得られる方法を考える
身体が動くうちは、仕事があれば外に出て仕事をして収入を得た方がいいでしょう。
そうは言っても、高齢者に向く仕事に必ずしもありつけるわけじゃない。
自宅にいて収入を得る方法はあるのか?
内職だったり、昔取った資格を生かして自宅で教室を開くとか?
まずは、自分の頭と体を動かして収入を得る方法を考えることですね。
2.生活福祉資金貸付制度でお金を借りる
厚生労働省の「生活福祉資金貸付制度」を利用する
生活支援や緊急に一時的にお金が必要になった時などに
連帯保証人がなくても無利子で借りられる制度です。
高齢者世帯で65歳以上の高齢者の属する世帯も
対象になっています。
貸付ですので、当然ですが返さなくてはならないこと。
問い合わせは
都道府県社会福祉協議会へ
3.子どもに頼る
◆子どもの所得税法上の扶養家族となる
所得控除額が増え、税金が安くなる
◆扶養家族として子どもの健康保険に加入する
親は、保険料の負担無しで、健康保険に加入できる。
国民健康保険の場合、保険料は扶養顔zくが多くなる分
保険料も高くなるため、保険料の軽減にはなりません。
ただし、75歳以上になると後期高齢者保健制度に加入することになる。
4.リバースモゲージを利用する
リバースもゲージとは、自宅を担保にして銀行から生活資金を借り入れ
後に亡くなった時、自宅を処分して返済金に充てる仕組みをいう。
◆メリットとして
家を手放さずにお金を借りることができる。
◆デメリットとして
契約の時に想定した年齢よりも長生きして、存命中に借入金残高が
不動産評価額に達してしまう。
契約期間中に、不動産価値が下落。 担保割れになってしまう。
自宅を担保にしてお金を借りているけれど、長生きしたことで、生きているうちに
不動産を手放す可能性もある。
5.生活保護を受ける
いろいろな方法で収入を得ようとしても、それができない場合の
最終手段をして生活保護を受けることを考える。
まずは、役所の福祉課に出向いて自分が生活保護の対象になるかどうか
聞いてみる。
3.まとめ
老後の資金がなくなった時どう対処したらいいかを
考えてみました。
そうならないことを祈りたいですが
この先のことは、誰もわかりません。
老後資金を減らさないために今からできることとして
日々のお金の使い方をチェックする。
自分の力で収入を得られる方法準備する。
できれば、誰にも頼ることなく自分の力で生きていきたいものです。