目次
1.老後の生活に車を手放せないワケ
私たち家族は、転勤で引っ越してくる前は北海道に住んでいました。
土地柄買い物や病院といった生活に必要なところへは
車がないととても不便だったのです。
家族にとって、車があることが当たり前の生活になってしまったこと。
それと、夫が車を運転することが唯一の楽しみでもあること。
また、娘たちが一緒に暮らしていた頃は、夏季休暇には車で家族旅行を
楽しんだこと。
そんな家族の歴史の中に車は必需品となっていたのです。
老後も引き続き車が必要な我が家にとって、できるだけ車関係にお金をかけないようにすること。
節約することが重要になってきます。
そこで、我が家がやっている節約5つのことをご紹介します。
1.ユーザー車検をする
2.自動車保険の見直しをする
3.ガソリンを節約するためにしている5つのこと
4.新車はいい値で買わない
5.新車を購入して乗りつぶす
2.ユーザー車検で節約する
新車を購入して3年目に車検を受けなければなりません。
それまでは、ディーラーに車検をお願いしていました。
しかし、ある時書店で立ち読みした本に「日本車は性能が良いので
新車3年目の車検はユーザー車検をすすめます」というような
ことが書かれていて、それじゃと初めてユーザー車検を体験したのです。
ユーザー車検の方法がわからなかったので、最寄りの陸運局に電話したら
とっても親切に教えてくれました。
当日も、初めてであることを伝えて指示通りに進むと
すんなり車検は完了したのでした。
その後もユーザー車検でのみで車検を通過しています。
車検中に不備が見つかっても、陸運局の近くには整備工場があり、実費で修理しその日のうちに
再度チャレンジすることで車検を通過することができました。
ユーザー車検をすることで、車検代をかなり節約できたことは間違いないと思っています。
この経験から、親戚もユーザー車検をするようになりました。
ただ、このユーザー車検は、平日しかできないので、有給休暇を取らなければならないこと。
普段から、車のメンテナンスをすることが大事なことだと思います。
⇒老後の生活費節約のためユーザー車検に夫と行ってみた感想は?
3.自動車保険の保険料の見直しをする
以前は、ディーラーから勧められた自動車保険に加入していましたが
今は、いくつかの保険会社から見積もりを取って、保険料や契約内容を吟味して
納得のいく保険会社に加入しています。
これからも、安い保険料で内容が充実した商品が発売していないか
チェックすることを怠らないようにしています。
4.ガソリンを節約するためにする5つのこと
1.ガソリンを満タンにしない
我が家の車は満タンで50ℓですが、ガソリンは満タンにせず
20ℓ~30ℓにしています。
ガソリンを満タンにするとそれだけ車体が重くなり、燃費が悪くなるからです。
また、余分な荷物は置かないように気を付けています。
これも車体が重くなるのを避けるためには大事なことなのです。
2.オイルをチェックする
私たちは健康でいるために、血液がサラサラであるように食べ物に気をつけたりしますよね。
車も同じでオイルが汚れていると燃費が低下します。
一般には5000キロとか、半年ごとにオイルを交換するといいと言われています。
買い物程度でしか車を使わなくても、1年もしくは半年に1回ぐらいは
チェックしてみるといいでしょう。
3.タイヤの空気圧をチェックする
タイヤの空気圧が減った状態で走ると燃費が悪くなります。
例えば、自転車の空気が抜け気味で走ると、力を入れてペダルを踏まないと
前へ進まないですよね。
車のタイヤも空気圧が減った状態だとエンジンに無理がかかり燃費が悪くなります。
ガソリンスタンドなどで空気圧を測ってくれる(無料)ので
ガソリンを入れるタイミングの時にお願いしています。
4.夏場のエアコンの使い方を工夫する
夏場は、長時間車を離れると車内の室温が高くなっていて
すぐにエアコンをつけたくなります。
しかし、車内が適温になるまでエアコンをガンガンきかせることは
それだけガソリンを使うことになってしまいます。
我が家は、乗る前にドアを開けて車内の空気を外に逃がすようにしています。
ちょっとしたことでも、ガソリンの節約につながっていると思っています。
5.エンジンブレーキを使う
北海道の冬道では、急ブレーキは禁物です。
道が凍った状態で急ブレーキをかけるとタイヤがロックされた状態になって
ブレーキがきかなくなるからです。
なので、冬道では、停車予定位置の前からエンジンブレーキを使って停車します。
このエンジンブレーキを使った経験から、エンジンブレーキを使うことで
エンジンにもいいこと、そしてガソリンの節約になることを実感しました。
こちらに引っ越してきてからも、エンジンブレーキを使うことに体が慣れているせいか
急ブレーキは、よほどのことがない限り使うことはありません。
エンジンブレーキを使うということは、それだけ車間距離を持つようになり
安全運転にもつながります。
5.新車を購入する時ディーラーの言い値で買わない
新車を購入する時、まず予算や燃費を考え車種を決めます。
車種が決まったら、同じ車種を扱っているディーラー3社を訪問。
1社ごとに最低2回は出向きます。1回目は車の燃費や新規に搭載されている機能などの
説明を聞き試乗してみます。
2回目には見積もりを提出してもらって帰ります。
3社分の見積もりを比較して検討し、ディーラーと値引き交渉をして購入という流れです。
購入時期は、年度末の3月の決算期です。
どこのディーラーも1台でも売り上げを伸ばしたいと
力をいれているので買い手にとっては都合がよいと思っています。
なので、ディーラーまわりは余裕をもって1月から始めます。
ただ、最近は決算期であっても、思いのほか値引きをしないディーラーもあるので
購入時期を検討することも必要かなと思っています。
購入においては値段だけではなく、ディーラーが顧客に対してどのような姿勢なのかも
しっかり見きわめることも大事ですね。
車を購入した後の不具合やメンテナンスなどでディーラーとは長いお付き合いが
始まる可能性があるので。これが一番難しいことですが。
6.新車で購入して乗りつぶす
我が家の場合結婚してから新車を購入したのは3回しかありません。
買うお金がなかったからということもありますが(笑)
過去2台はどれも10年目で廃車にして新車に買い替えをしています。
今の車は9年目を迎えます。
新車を買ったら乗りつぶすことが一番の節約と考えているからです。
よく新車で買っても最初の車検がくるまでの3年で乗り換える人もいると聞きます。
それは車検代を節約することを意味しているかもしれません。
人気車の場合、高く買い取ってもらうことができるのでメリットもあるでしょう。
しかし、我が家の場合、車検はユーザー車検で節約していますし
新車購入時は、人気車よりも予算と燃費を考えて購入するので下取り価格よりも
乗りつぶすことで節約になっていると思っています。
6.老後も節約しながらドライブを楽しむ
住環境が良くて、スーパーや病院や銀行が徒歩でいけるのであれば
老後は車は必要ないかもしれません。
しかし、日常生活をするのに車という足がなければ不便であれば
老後も車が必要になってくるでしょう。
年金生活の厳しい生活費の中から、車に関するお金をいかに節約するか?が
重要になってきます。
今後も自動車の保険料やガソリンの節約など情報を得ながら節約に励み
車を使っていきたいと思っています。