意外と知らない老後のお金 子どもに見栄を張ると老後破産になるかも?!

スポンサーリンク
お金
SPONSORED LINK
スポンサーリンク
SPONSORED LINK

1.子どもに見栄を張れば老後資金は底をつく

 

子どもが学校を卒業して就職すると、親はやれやれこれで教育資金は終わった!

やっと肩の荷がおりたわ!と思いますよね。

 

しかし、教育資金が終わっても、子どもに見栄を張れば老後の資金なんて

アッという間に底をつきます。

 

私は見栄っ張りじゃない!お金のことはちゃんと考えてるわ!

そう思っているでしょう。

 

私も見栄っ張りじゃない!と勝手にそう思っていましたが

子どもには財布のヒモがゆるむものなのです。

 

マネー雑誌やネットでは、老後資金は、1500万円必要だ!2500万円必要だ!と

書かれていますが内容を見てみると、意外と子どもにかかる費用が

それほどの金額になっていないことが多いんですよね。

 

住宅ローンを完済せよとか、生命保険はいらない、どれも大切なことですが

年金生活に入ってから、子どもにかかるお金の情報は少ないように思います。

 

私たちの老後は、年金だけじゃ生活できない上にボーナスもない。

そんな状況下で子どもの結婚、出産、マイホーム取得のたびにお祝いを包んだり

資金の援助をする機会が増えてくるのです。

 

子どもの結婚が決まるとお相手のお家とのお付き合いが始まります。

お相手のお家がいくら包んだか?いくら援助した?がとっても気に

なってくるんですよね。

 

親としては、子どもに肩身の狭い思いをさせたくない。

お相手のお家が○○万円包んだのなら、我が家だって親として当たり前のことを

しているだけ!と言って出してしまう。

 

50代で老後の資金がない人がいるなか、退職金などのまとまったお金が入ってきたら

気持ちが大きくなりがちです。

 

子どものためにと見栄を張り、湯水のようにお金を使っていたら

老後の資金なんてすぐに底をつくことになるでしょう。

 

2.子どもの結婚、マイホーム取得に援助できるのか?よく考えてみよう

最近の披露宴の平均額は370万円と言われています。

その全額を子ども夫婦が用意できないと聞けば、親として援助したくなりませんか?

 

370万円の約半分として200万円近くのお金を援助できますか?

 

また、子どもがマイホームを買うんだと聞いたら

「住宅ローンの負担を減らしてあげたい」とまとまったお金を贈与したくなりませんか?

 

子どもの住宅資金への平均贈与は564万円とも言われています。

 

国は、親や祖父母の財布をあてにして、景気回復を狙っているのでしょうか。

親や祖父母からの住宅資金の贈与は一定額まで非課税になっています。

 

【国税庁】

https://www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4508.htm

 

イ 下記ロ以外の場合

住宅用家屋の取得等に係る契約の締結日 省エネ等住宅 左記以外の住宅
~平成27年12月31日 1,500万円 1,000万円
平成28年1月1日~平成32年3月31日1,200万円700万円
平成32年4月1日~平成33年3月31日 1,000万円 500万円
平成33年4月1日~平成33年12月31日 800万円 300万円

 

ロ 住宅用の家屋の新築等に係る対価等の額に含まれる消費税等の税率が10%である場合

住宅用家屋の取得等に係る契約の締結日 省エネ等住宅 左記以外の住宅
平成31年4月1日~平成32年3月31日 3,000万円 2,500万円
平成32年4月1日~平成33年3月31日 1,500万円 1,000万円
平成33年4月1日~平成33年12月31日 1,200万円 700万円

 

子どもに住宅資金を贈与することで、子どもはローン返済の負担が減り

贈与する親は非課税と双方が得をすることになります。

 

非課税なら親子でお得じゃないか!と先走る前に、老後の資金について

考えてみることが大切でしょう。

 

3.50代のシミュレーションで老後資金は温存できる

50代で老後の資金計画や年金の受給額を知らない人は、約6割いると言われています。

我が家は教育資金を稼ぐことが精いっぱいで50代に入るまで老後のお金ことを

考えてきませんでした。

 

老後は年に1回は海外旅行に行って、新車に買い替えてなど夢を描いていましたが

今ある貯蓄と退職金で計算しシミュレーションをした結果、夢ははかなく消えて

しまったのです。

 

ただ、このシミュレーションをしたことで、子どもに出せるお金がいくらまでなら

だせるのか?がわかったことはラッキーでした。

 

それは、親としての見栄を張ることを抑制できたからです。

 

4..老後は子どもの世話にならない覚悟が必要

最近聞く言葉に「長生きリスク」がありますよね。

 

デジタル大辞泉

俗に、長生きすることにより生じるリスク。想定よりも長生きしたことで

貯蓄を使い果たしてしまい経済的困窮状態に陥るなどのリスクをいう。

長寿リスク。

 

長生きすればするほど、医療費や介護費用の負担が増えていき

毎月の生活費の不足分やお付き合いなどの出費も続きます。

 

子ども世代は、給料のアップは緩やかなのに教育費の高騰や社会保障の値上げと

厳しい生活をしています。

 

親が長生きしたせいで、老後の資金が底をついたからと言って、子どもに

頼れるでしょうか?

 

我が家の長女は1児の母ですが、この先離婚や死別で実家に戻ってくることが

あるかもしれません。

 

二女は、正社員として働いていますが、倒産や病気で働けなくるかもしれません。

 

そんな時、黙ってみていられますか?少しでも助けてあげたいのが親心です。

お祝いごとにジャンジャンお金を包んでも、困った時に助けてあげられないのは

親として悲しいですよね。

 

見栄を張らずに、子どもに出せるお金の額を決めておくこと。

それには、早いうちにシミュレーションをして、見栄っ張りとサヨナラすることが

老後資金を温存することにつながると思っています。

SPONSORED LINK
お金 生活費
スポンサーリンク
シェアする
瑠璃子をフォローする
老後すたいる