老後破産が心配なら家計に無関心ではいられない。家族を巻き込んで節約を!

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1.老後を考えるなんてまだ早い?私が家計の無関心だったことへの後悔

私が老後の生活費や資金について、まともに考えるようになったのは50代に

はいってからでした。

 

40代までは、派遣の仕事と家事でいっぱいいっぱいの毎日を送っていて

家計の改善なんて考えていませんでした。

 

このままじゃいけない!とうすうす感じてはいたけれど、考えたくなかったのです。

派遣の仕事ととはいえ、頭も悪く要領もよくない私でも9時~5時まで必死で

働きましたよ。

 

忙しい時は、夜の9時まで残業なんてザラでした。働いていれば、人間関係やなど

悩みは尽きません。

1日の仕事が終わって、クタクタに疲れていても帰宅すれば山のような家事が待っています。

 

そんな時夫から「無駄遣いが過ぎていないか?」と言われたのです。

 

私の頭はカッチ~ン!思わず「ふざけんじゃないわよ!家計の足しに仕事と家事を

こなしているのは誰?誰が夕飯の支度をするの?誰が洗濯や掃除をするの?派遣の仕事は

大したことないとバカにしてるんでしょ。これ以上私に何をすれって言うのよ!」と。

 

あまりの私の爆発した言葉に豆鉄砲くらったハトのようにあぜんとした夫は

その後は何も言わなくなったのです。

 

今思えば、夫は家計を見直して改善できないか一緒に考えようと言いたかったのでしょう。

ただ、当時の私には心の余裕がなかった。私のお金の使い方を責められたと思っていたのです。

 

素直に夫と家計の見直しをしていれば・・・と後悔ばかりの私です。

 

2.家計を改善するには家族全員の協力が必要だ!

「日経電子版」の「もうかる家計の作り方」は、家計再生コンサルタントの横山光昭さんが

赤字家計の見直しをした内容を記事にしています。

 

その中で「家計改善に無関心な妻 孤軍奮闘の夫の憂鬱  」の記事は、当時の私を見るようでした。

http://style.nikkei.com/article/DGXMZO13711610W7A300C1000000?channel=DF130120166352&page=2

相談内容は、会社員のHさん(43)が家計を主に管理しながらパートをしている奥さん(41)が

家計管理に無関心であることです。

 

奥さんの方はつけるだけで数字には関心がなく

「毎月の収入の範囲内でやりくりできていればよし」としてしまうので、いつまでも家計が

改善されないと訴えています。

夫の言い分は、マイホーム購入で貯蓄が下手こと、子どもの教育費がこれからかかること

同居の母親の医療費や介護費用の負担を考えると不安なので貯蓄したい。

 

妻の言い分は、「仕事と家事で疲れている」「義母の世話と家計簿をつけるだけで精一杯」

「今以上にやりくりを考える余裕はない」

 

夫は、妻がお金の流れに無関心でいることへの不安から相談したようです。

 

そこで、1週間の予算を決めること。夫も買い物に付き合い奥さんと相談しながら

買い物をすることにしました。

 

夫は買い物の大変さを実感しながらも夫婦の会話も増えて、スムーズに支出を

おさえることができたようです。

 

それだけじゃなく、LEDの電球に取り換えたり、節水タイプのシャワーヘッドに

買い替えたことで子どもたちも節約に関心を持つようになったそうです。

 

今回の家計改善の額は1ヶ月66,000円

このままでいくと、夫の定年までいくら貯蓄できるかというと

 

1年で792,000円

66,000円×12か月=792,000円

 

夫が60歳定年として13,464,000円

792,000円×17年=13,464,000円

 

今の貯蓄額をあわせると

13,464,000円+3,100,000円=16,564,000円

 

単純に計算すると定年までに、約1660万円も貯まることになります。

 

この間に、教育費や介護費用で出費があるかもしれないけれど、はっきりした数字が見えると

やる気が出てくることは間違いないです。

 

マイホームは人生の中で一番高い買い物。

手に入れたらそれで終わりではなく、住宅ローンを払いながら、子どもの教育費や

自分たちの老後の資金を同時に貯めていかなければなりません。

 

家計の見直しには、夫婦の一方ががんばっても、もう一方がジャンジャンお金を

使っていれば貯まりませんよね。

 

子どもを巻き込んで一緒に家計の見直しをすれば効果が上がることのよい相談例でしょう。

 

3.お金はすぐには貯まらない。

貯蓄の王道は「コツコツ貯める」です。

そのコツコツを長~~く続けることで、まとまった金額が貯まっていくことは

わかっているけどなかなかどうして。

貯まった時に限ってお金が羽のように飛んで行ってしまうんですよ。

 

「あぁ。やっと貯まったお金が無くなってしまう」努力の結晶があっという間に

なくなってしう悲しさ。

 

私は「節約したって、お金がでていくばっかり。もうや~~めた!」と何度思ったことでしょう。

それでも、自分を奮い立たせて!家族を巻き込んでまた節約してお金を貯めていかなければ

ほんとお金って貯まりません。

 

我が家は夫が定年後継続雇用で働いてくれています。

生活費を切り詰め、節約に励んでいますが年金生活が始まるともっと

引き締めなければならないでしょう。

 

老後破産にならないために、子どもたちに迷惑をかけないために夫の給料から

少額でもコツコツと貯めることを続けています。