目次
1.家の中が片づかないのは私のせいなの?
50代の主婦の悩みのひとつに家の中が片付かないことじゃないでしょうか?
片づけ方が悪い私のせいかも?と自分を責めていませんか?
私も片付かないのは、片づけない私が悪いのだ!そう思っていました。
だから、収納家具を買ってせっせと衣類の整理をしていました。
でも、収納家具を買ってもすぐに入りきらなくなるんですよね。
家じゅうのすき間をメジャーで測って、また収納家具を買う。
これを繰り返した結果、家族がくつろぐスペースが狭くなって、体を小さくして
暮らすようになったのです。
ここにきてやっと、我が家は人間の暮らす家じゃない。物置に暮らしているだけだ!と。
どうして、こんなんにモノが増えていくのでしょう。
いつか着るかもしれないから買ったワンピースや靴。ダイレクトメールやチラシ
景品でもらったものを捨てずにためこんでいたのです。
子どものころから親に「モノは大切に使いなさい。いらないからといって捨てるなんて
もったいない。バチが当たるよ」と私の頭の中に刷り込まれていたのです。
だから、片づけられないのは、私のせいだと自分を責めていました。
でも、そうじゃないことをやっと気づいたのです。
2.処分することで知った!片づけられないのはモノが多すぎたってこと。
収納家具も婚礼家具も食器棚も引っ越しのたびに処分してきました。
引っ越し先の収納場所は、押し入れとクローゼット、それと小さな整理ダンスだけ。
これらに入りきらない衣類などをどんどん処分していったのです。
最初は、こんなに処分していいのか?とうしろめたさはありました。
でも、家の中が片付くようになるとイライラしなくなった自分がいたんです。
片づけられない私が悪いと責めていたけれど、いらないモノを処分していなかっただけ。
もったいないとモノを引き留めておくよりも、手放すことで心が落ち着くのだから
罪悪感を持つ必要はないのです。
3.捨てる意識を持ち続けなければ、今でもモノは増え続ける
昨年3LDKから2LDKに引っ越しをする時も食卓テーブルや古くなったソファを
処分してきました。
それでも、何にも考えないで買い物をすると、つい買ってしまうんです。
長年染みついた買い物のクセは、そう簡単には治りません。
なので、買い物をするときは必ず「今必要だろうか?何かで代用できないだろうか?
使い切った後、処分は簡単か?」と意識しています。
4.老後こそ片付いたゆとりある空間で暮らすべき
年を取って足腰が弱くなってきているのに、家の中がモノであふれて足の踏み場もない
家ってありますよね。
叔母の家がそうなんです。子どもたちが巣立って叔父と二人暮らしです。
なのにリビングには大きなソファに、食卓テーブルが占領していて、その隙間を縫うように
歩かなければなりません。
万が一足を滑らせたらと思うと、とっても心配だけれど、叔母の口癖は何かにつけ
「もったいない」と言うので私は何もできません。
病気にならないようにと、人間ドックを受けたり、食事に気を付けていていても
家庭内の事故で骨折でもしたら寝たきりになるかもしれないのです。
片づかないのは、収納家具がないから?それとも片づけられない自分が悪いから?
そうじゃない。いらないモノを処分しないからということを忘れないで暮らしていこうと
思っています。